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『お祭りの日』あらすじ感想評価。TAMA NEW WAVE2023審査員特別賞を受賞した“5つの小さな物語”

  • Writer :
  • 谷川裕美子

映画『お祭りの日』が2024年11月2日(土)より渋谷・ユーロスペースほか順次公開

映画『お祭りの日』では、お祭りの日に、お祭りに行かない人たちの5つの物語が、ゆるやかに繋がりながら展開します。

監督は前作『明ける夜に』(2023)で東京学生映画祭ほか多数の賞を受賞した堀内友貴。第24回TAMA NEW WAVEコンペティションにて審査員特別賞を受賞しました。

米良まさひろ、斎藤友香莉、須藤叶希、五十嵐諒、花純あやの、堀内友貴、塚田愛実ら注目の若手俳優らが共演します。

映画『お祭りの日』は2024年11月2日(土)より渋谷・ユーロスペースほか順次公開されます。

初めて出会った者同士や、恋人、友人など、様々な人達が登場します。彼らの交わす会話に思わず引き込まれる、本作の魅力をご紹介します。

映画『お祭りの日』の作品情報

【公開】
2024年(日本映画)

【監督・脚本】
堀内友貴

【キャスト】
米良まさひろ、斎藤友香莉、須藤叶希、五十嵐諒、湯本充、塚田愛実、花純あやの、堀内友貴、中村悠人、岡田直樹、北林佑基

【作品概要】
明ける夜に』(2023)で東京学生映画祭ほか名だたる映画祭で多数の賞を受賞した、“新時代の会話劇の作り手”堀内友貴監督作品。第24回TAMA NEW WAVEコンペティションにて審査員特別賞を受賞しました。

お祭りの日に、お祭りに行かない人たちを描いた5つの物語です。堀内監督ならではの独特な魅力に満ちた会話劇が展開します。

主演は松尾スズキ作・演出の「ふくすけ」で脚光を浴びた米良まさひろ。五十嵐諒、花純あやの、堀内友貴に加え、『あの群青の向こうへ』(2020)の斎藤友香莉、声優としても活躍中の須藤叶希、主演作『これらが全てFantasyだったあの頃。』が第46回ぴあフィルムフェスティバルに入選した塚田愛実ら注目の若手俳優らが共演します。

映画『お祭りの日』のあらすじ

自主映画のヒロインをやってもらうため、喫茶店で学校のマドンナを説得している男。

夏祭りに行くためにバス停でバスを待っているが、一向にバスが来ない人たち。

祭りでの花火大会が中止になったことに怒り、勝手に打ち上げ花火を盗んであげようとする人。

二日酔いで目が覚めると部屋のエアコンのリモコンがなく、昨日の記憶を思い出しながらリモコン探しの旅に出る女子二人。

夏祭りなのに喫茶店でバイトしている女子。

何気ない夏の一日が繋がっていきます。

映画『お祭りの日』の感想と評価

いつの間にかはまってしまう、独特の魅力に満ちた堀内ワールド全開の一作です。登場するのは、「これはちょっとヤバい人では……」と思わずにはいられない変わり者ばかり。なのに、見るほどに次第に魅力的に見えてきて、いつの間にか彼らの味方になってしまっていることに気づかされます。

お祭りの日に、お祭りに行かない人たち。彼らには彼らの事情がありましたが、最もな理由もあれば、予想外で驚かされるばかりの理由もあります。

困った人だなと思った次の瞬間には、とても共感できるセリフがポンと飛び込んできたりと、堀内監督が“新時代の会話劇の作り手”と呼ばれる所以が伝わってきます。ユーモアたっぷりのやりとりに、何度も思わず吹き出してしまうことでしょう。

5つの物語はゆるやかに優しくつながり合っており、最後の物語は第1話を裏側から見たような物語になっています。見終えた後に、ほんわか胸が温かくなる作品です。

まとめ

とある人々の1日をユーモラスに描いた『お祭りの日』。登場人物らが交わす会話が秀逸な一作です。セリフはもちろん、間の取り方、声の調子などが絶妙で、思わず引き込まれます。

人間の持つおかしみや悲しさ、愛おしさがじんわりと伝わってきます。色々な人がいるからこそ世界は面白いのかもしれないと思わせてくれる作品です。

映画『お祭りの日』は2024年11月2日(土)より渋谷・ユーロスペースほか順次公開です。




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