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Entry 2023/12/24
Update

【新海誠監督特集2024】下北沢トリウッドで上映開催。アニメ映画8作品あらすじを『ほしのこえ』から『すずめの戸締まり』まで情報掲載!

  • Writer :
  • 星野しげみ

「新海誠監督特集2024」が2年ぶりに下北沢トリウッドで開催!

『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』と大ヒットアニメーション映画を手がけ続ける新海誠監督。

そんな新海監督のの商業デビュー作であり、2002年に下北沢トリウッドで初公開されたのが『ほしのこえ』です。

このたび、同作が2024年に初公開から22周年を迎えるのを記念し、下北沢トリウッドで2年ぶりとなる「新海誠監督特集2024」の開催が決定

『ほしのこえ』や第81回ゴールデン・グローブ賞・アニメ作品賞にもノミネートされたこ『すずめの戸締まり』など、新海誠監督の劇場公開作品全8作品が週替わりにて、2024年2月2日(金)~3月3日(日)下北沢トリウッドで連日上映されます。

特集上映「新海誠監督特集2024」の開催情報

【開催日時】
2024年2月2日(金)~3月3日(日)
※平日火曜定休

【上映作品】
『彼女と彼女の猫』(2000/5分)
『ほしのこえ』(2002/25分)
『雲のむこう、約束の場所』(2004/91分)
『秒速5センチメートル』(2007/63分)
『星を追う子ども』(2011/116分)
『言の葉の庭』(2013/46分)
『君の名は。』(2016/107分)
『天気の子』(2019/114分)
『すずめの戸締まり』(2022/121分)
※『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』は続けての上映です。

【入場料金】
・『ほしのこえ』+『彼女と彼女の猫』
→一律600円

・『雲のむこう、約束の場所』/『秒速5センチメートル』/『星を追う子ども』/『言の葉の庭』
→一般・シニア:1,300円、学生:800円

・『君の名は。』/『天気の子』/『すずめの戸締り』
→一般:1,500円、大学・専門:1,200円、シニア:1,000円、高校生以下:800円

※詳しいスケジュールや料金は下北沢トリウッド公式サイトをご覧ください。

特集上映「新海誠監督特集2024」上映作品

『彼女と彼女の猫』


(C)Makoto Shinkai

【公開】
2000年(日本映画)

【キャスト】
新海誠、篠原美香

【あらすじ・作品概要】
とある雨の日、1匹の猫が一人暮らしの女性に拾われました。猫は母親のように優しく恋人のように美しい彼女のことを、すぐに好きになります。

ところがある日、長い電話の後に彼女が突然泣き出して……。

新海誠が1999年に自主制作した全編モノクロ映像の短編作品。緻密な描写や繊細な表現で注目を集め、第12回CGアニメコンテストでグランプリを獲得するなど高く評価されました。

『ほしのこえ』


(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films

【公開】
2002年(日本映画)

【キャスト】
新海誠、篠原美香、ドナ・バーグ

【作品概要・あらすじ】
中学3年の夏、長峰美加子は国連宇宙軍の選抜に選ばれました。彼女は、思いを寄せていた同級生の寺尾昇に別れを告げ、地球を後にします。

一方、昇は普通の高校へ進学。地球と宇宙に引き裂かれた2人はメールで連絡を取り続けます。しかし美加子が地球から離れるに従って、メールの往復にかかる時間は何年も開いていき……。

新海誠が個人制作したフルデジタルのSF短編アニメ。そのクオリティから高い評価を受けました。

『雲のむこう、約束の場所』

(C)Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

【公開】
2004年(日本映画)

【キャスト】
吉岡秀隆、萩原聖人、南里侑香、石塚運昇、井上和彦

【作品概要・あらすじ】
米軍統治下の日本。青森に暮らす中学生の藤沢浩紀と白川拓也は、海峡を挟んだ北海道に立つ巨大な塔に憧れていました。いつかその塔を目指そうと廃駅跡でひそかに飛行機の組み立てにいそしんでいた二人。

ある夏休み、二人はもうひとつの憧れの存在・同級生の沢渡佐由理に飛行機の秘密を打ち明けます。3人は一緒に塔を目指す夢を共有し、ひと時の幸せな時間を過ごしていました。しかし中学3年の夏、佐由理は理由を告げることなく転校してしまいます。飛行機で塔を目指す夢もそのまま立ち消えとなり、3年の時が過ぎていきました。

それぞれの道を歩んでいた浩紀と拓也でしたが、世界情勢に暗雲が漂い、塔の秘密が次第に明らかになったことをきっかけに、2人は再会し……。

新海誠が、初めて挑戦した長編監督作。津軽海峡を挟んで南北に分断された戦後の日本を舞台に、世界の謎を背負った1人の少女を救うため葛藤する少年たちの姿を描いています。声の出演は俳優の吉岡秀隆、萩原聖人。

『秒速5センチメートル』

(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films

【公開】
2007年(日本映画)

【キャスト】
水橋研二、近藤好美

【作品概要・あらすじ】
互いに思いあっていた貴樹と明里。二人は小学校卒業と同時に明里の引越しで離ればなれになってしまいます。

中学生になり、明里からの手紙が届いたことをきっかけに、貴樹は明里に会いにいくことを決意し……。

ひかれあっていた男女の時間と距離による変化を描いた短編連作アニメーション。桜花抄、コスモナウト、秒速5センチメートルの3編で構成されています。主題歌には山崎まさよし『One more time, One more chance』を起用し、作品に彩りを添えています。

『星を追う子ども』

(C)Makoto Shinkai/CMMMY

【公開】
2011年(日本映画)

【キャスト】
金元寿子、入野自由、井上和彦、竹内順子、折笠富美子、島本須美

【あらすじ】
幼い頃に父を亡くした明日菜は、母と二人で暮らしています。仕事で家を空けがちな母に代わって家事をする明日菜。近くの山に自分で秘密基地を作り、父の形見である石を使った鉱石ラジオを聞いたり、猫のような動物のミミと遊んで毎日を過ごしていました。

ある日、秘密基地へ向かう途中、見たこともない怪獣に襲われたところを「アガルタ」から来たという少年シュンに助けられます。翌日、秘密基地で再会し仲良くなった二人はまた会う約束をしましたが……。

『秒速5センチメートル』以来5年ぶりのオリジナル長編アニメーション。少女が父の形見の鉱石ラジオで聞いた不思議な音楽をきっかけに、大冒険へと旅立つ姿を描くジュブナイルアニメです。美術監督の丹治匠、音楽の天門など新海作品を支えるおなじみのスタッフが顔を揃えています。

『言の葉の庭』

(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films

【公開】
2013年(日本映画)

【キャスト】
入野自由、花澤香菜、平野文、前田剛、寺崎裕香、星野貴紀ほか

【作品概要・あらすじ】
靴職人を目指す高校生タカオ。彼は雨が降ると学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていました。そんなある日、タカオは謎めいた年上の女性ユキノと出会います。

雨の日だけの逢瀬を重ねて心を通わせていく2人。居場所を見失ってしまったというユキノのために、タカオはもっと歩きたくなるような靴を作ろうとしますが……。

新海誠監督が初めて現代の東京を舞台に描く恋の物語。キャラクターデザイン、美術、音楽など、メインスタッフには、これまでの新海作品とは異なる新たな顔ぶれがそろいました。

『君の名は。』

(C)2016「君の名は。」製作委員会

【公開】
2016年(日本映画)

【キャスト】
神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、成田凌、悠木碧、島崎信長ほか

【あらすじ】
1000年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日。山深い田舎町に暮らす女子高生の宮水三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見ました。

日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫します。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていました。心と身体が入れ替わる現象が続き、互いの存在を知った瀧と三葉でしたが……。

前作『言の葉の庭』から3年ぶりに送り出したオリジナル長編アニメ。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などスタジオジブリ作品に数多く携わってきた安藤雅司が作画監督しました。第40回日本アカデミー賞ではアニメーション作品として初の最優秀脚本賞を受賞。

『天気の子』


(C)2019「天気の子」製作委員会

【公開】
2019年(日本映画)

【キャスト】
醍醐虎汰朗、森七菜、吉柳咲良、平泉成、倍賞千恵子、小栗旬

【作品概要・あらすじ】
高校1年の帆高は、離島から家出し、東京にやってきました。生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業でした。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。

そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会います。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、祈るだけで、空を晴れにできる力があり……。

『君の名は。』(2016)が歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督が、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。

『すずめの戸締まり』


(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

【公開】
2022年(日本映画)

【キャスト】
原菜乃華、松村北斗(SixTONES)、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、花澤香菜、神木隆之介、松本白鸚

【作品概要・あらすじ】
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会います。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉でした。

なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばしますが……。

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだと言います。不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”が始まります。

短編映画『ほしのこえ』(2002)で高い評価を受け、2016年に公開された『君の名は。』で記録的な大ヒットを記録した新海誠が手掛けた長編アニメ映画。1700人を越えるオーディションによって『罪の声』(2020)や『ヘルドッグス』(2022)に出演した俳優の原菜乃華が、主人公の鈴芽の声に選出されました。

まとめ

2年ぶりの開催となる「新海誠監督特集2024」。

商業デビュー作『ほしのこえ』から直近の『すずめの戸締まり』まで、2024年2月2日(金)~3月3日(日)下北沢トリウッドで連日、新海誠監督の劇場公開作品全8作品が週替わりで上映されます。

トリウッドでしか実現できない、新海誠監督オリジナル作品の一挙上映。監督の‟原点”ともいえる劇場で作品をお楽しみください

上映スケジュールなどの詳細は、下北沢トリウッド公式HPをご覧ください。


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