Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2023/10/20
Update

物体 妻が哲学ゾンビになった|キャスト/あらすじ/公開上映館。伊刀嘉紘が初長編監督作品で描く“不条理とロマンス”

  • Writer :
  • 大塚まき

10年にわたる構想を経て、伊刀嘉紘の長編映画第1作が公開!

“哲学的ゾンビ”とは、心的内面は持たないものの、通常の人間とは外から区別がつかない状態・存在を指す脳科学用語。

そんな言葉から世界観の着想を得た映画『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』は、《哲学ゾンビ》となり殺処分を宣告された妻を取り返すべく、奮闘する主人公の姿を描いた奇想天外アブサード(不条理)ロマンスです。


(C)2023 金青黒 -sabikuro-

このたび伊刀嘉紘監督の初長編作『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』が、2023年12月9日(土)より池袋シネマ・ロサでの劇場公開が決定しました。

また劇場公開を記念し、ポスタービジュアルと劇中の印象的なシーンを捉えた場面写真が解禁となりました。

映画『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』とは?


(C)2023 金青黒 -sabikuro-

主演は映画『ファミリア』(2023)日曜洋画劇場『VIVANT』に出演し、出演作『笑いのカイブツ』の公開も控える注目の俳優・管勇毅

また《哲学ゾンビ》となり無機質な反射行動を繰り返す妻・亜居を門田麻衣子が演じるほか、ミュージカル『東京リベンジャーズ』で主人公・花垣武道を演じる竹中凌平、舞台『ハーヴェイ』や映画『AIM』(2022)で知られる藤崎卓也、『隣人X -疑惑の彼女-』(2023)『激怒』(2022)など数々の作品に出演する川瀬陽太など実力派俳優が脇を固めます。

脚本・監督を務めたのは、米国ミネアポリスにて研究員職に従事しながら個人映画を作り続け、『100匹目のサル』(2001)『笑う胃袋』(2016)『梅心中』(2004)『渦中のひと』(2005)など数多くの短編作品を発表し、また近年は多数の医療啓発ドラマを手がけてきた伊刀嘉紘

本作が伊刀監督の初長編監督作となりました。

映画ポスタービジュアル×場面写真が解禁!


(C)2023 金青黒 -sabikuro-

このたびの劇場公開の決定を記念し、《哲学ゾンビ》が蔓延る奇想天外な世界観をイメージした映画ポスタービジュアルが解禁。

さらに劇中の印象的なシーンを捉えた場面写真も到着しました。


(C)2023 金青黒 -sabikuro-

夫婦で不法投棄の不燃物を集め、慎ましく生活している様子から、殺人犯の不穏な空気感を感じられる場面が捉えられています。


(C)2023 金青黒 -sabikuro-

映画『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』の作品情報


(C)2023 金青黒 -sabikuro-

【日本公開】
2023年(日本映画)

【原作・監督・脚本】
伊刀嘉紘

【キャスト】
管勇毅、門田麻衣子、竹中凌平、藤崎卓也、川瀬陽太、比嘉梨乃、渡部遼介、山田浩、川連廣明、金原泰成、埜本佳菜美、小磯勝弥、井波知子、高越昭紀、川野弘毅、赤山健太、沖田裕樹、鈴木広志、東涼太、土屋吉弘、田中庸介、井手永孝介、青木俊範、しままなぶ、橋本晶子、谷村好-、大谷亮介

映画『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』のあらすじ


(C)2023 金青黒 -sabikuro-

夫婦で不法投棄の不燃物を漁る悟(管勇毅)と亜居(門田麻衣子)。廃材からオーダーメイド玩具を作りながら、ふたり慎ましく暮らしていました。

そんなある日、意図せず持ち帰った昆虫から未知の寄生体が妻の頭蓋内に侵入。脳を蚕食され、妻はすこしずつ壊れていく……。

じわじわと感染を拡げつつあるこの奇妙な寄生体疾患において、感染者同士は属性を共有しあうという特性がありました。あろうことか、亜居は連続殺人鬼(竹中凌平)の属性を継承してしまいます。

感染から1ヶ月経ち、すべての脳細胞が失われ、自我意識を喪失した亜居は完全なる《哲学ゾンビ》となりました。

改正脳死法に従い、人権を喪失した亜居は一種の危険生物と見なされ、「殺処分」の宣告が下されてしまい……。

まとめ


(C)2023 金青黒 -sabikuro-

伊刀嘉紘監督が10年にわたる構想を経て誕生した、初の長編映画『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』。

《哲学ゾンビ》が蔓延る世界で、少しずつ壊れていく妻を取り戻すことができるのか……。

そして「私が愛したのはヒトか、モノか」という主人公の問いは、どのような着地点を迎えるのでしょうか。奇想天外アブサード・ロマンスに期待が高まります。

伊刀嘉紘初長編監督作品『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』は、2023年12月9日(土)より池袋シネマ・ロサにて劇場公開です。


関連記事

新作映画ニュース

韓国映画『最も普通の恋愛』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。コンヒョジン×キムレウォンが大人のラブコメで共演!

恋の痛みを知る男女が共感度MAXで贈る、大人のリアルロマンス。 『江南ブルース』のキム・レウォンと、第56回百想芸術大賞においてテレビドラマ部門の大賞を受賞した『椿の花咲く頃』のコン・ヒョジンの豪華共 …

新作映画ニュース

映画『劇場版HAYABUSA2〜REBORN』公開日。小惑星探査機はやぶさの感動の旅をドキュメンタリーで捉える

2020年12月6日、小惑星探査機はやぶさ2がついに地球へ帰還! 2003年5月に日本が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」は小惑星イトカワを探査し2010年に6月に地球に無事帰還を果たし、「はやぶさ」 …

新作映画ニュース

映画『きみの鳥はうたえる』柄本佑×石橋静河×染谷将太の演技力が見られる予告編解禁

再評価の波が続く佐藤泰志の初期最高傑作『きみの鳥はうたえる』がついに映画化! 8月25日(土)函館シネマアイリス先行公開。 9月1日(土)新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかロードショーされ、以降全国 …

新作映画ニュース

映画『君は永遠にそいつらより若い』あらすじ/上映館。佐久間由衣×奈緒の対談動画が解禁︕

芥川賞作家・津村記久子作品初の映画化。 芥川賞作家・津村記久子のデビュー作にして第21回太宰治賞受賞作品である『君は永遠にそいつらより若い』が実写映画化され、2021年9月17日(金)よりテアトル新宿 …

新作映画ニュース

香取慎吾映画『凪待ち』公開初日舞台挨拶。TOHOシネマズ六本木ヒルズでのイベント模様をリポート!

映画『凪待ち』は2019年6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷を皮切りに全国ロードショー公開! 監督・白石和彌と俳優・香取慎吾が初のタッグを組んで世に放つ、震災後の宮城県石巻市が舞台とする骨太の …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学