脱北女性がボクシングで再起する姿を描く感動作!
北朝鮮から逃れた「脱北者」として韓国・ソウルで新たな人生をスタートさせた女性ジナがボクシングと出会い、生きる希望と勇気を取り戻す姿を描いた『ファイター、北からの挑戦者』。
ボクシングを通じて、生きる動力を得た女性ジナの成長を描いた本作は、2021年ベルリン国際映画祭正式出品、第25回釜山国際映画祭主演女優賞&NETPAC賞W受賞。
映画『ファイター、北からの挑戦者』は、2021年11月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ほか全国にて順次公開です。
同時にポスタービジュアルも解禁となりました。
映画『ファイター、北からの挑戦者』について
映画『ファイター、北からの挑戦者』は、脱北者の女性が韓国・ソウルでボクシングと出会い、再び人生を取り戻す姿を描く感動作。
ヒロインのジナを演じたのは、『母なる証明』(2009)『愛の不時着』(2020)などに出演したイム・ソンミ。1カ月半のボクシング特訓を経て、女優歴14年目にして初の主演を掴みました。
ジナをボクシングの世界へと導くジムの館長には、殺陣師としても活躍するベテランのオ・グァンロクが扮します。『太王四神記』(2007)『オールドボーイ』(2004)などのパク・チャヌク監督作の常連俳優です。
また、ジナの第二の人生を優しく見守るトレーナーのテス役を演じるのは、ペク・ソビン。韓国BLドラマ『Wish you〜僕の心の中 君のメロディー』で主人公インスの友人ミンソン役や、韓国ドラマ『のだめカンタービレ』(2014)では主人公ユジンのライバルである指揮者を演じました。実生活では名優ペク・ユンシクを父に持つ二世俳優です。
監督は、フランスと韓国を拠点にするユン・ジェホ。カンヌ国際映画祭に出品されたドキュメンタリー『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』(2016)で世界に衝撃を与え、その経験を基に本作を作り上げました。
映画『ファイター、北からの挑戦者』の作品情報
【日本公開】
2021年(韓国映画)
【原題】
Fighter
【監督】
ユン・ジェホ
【キャスト】
イム・ソンミ、オ・グァンロク、ペク・ソビン
映画『ファイター、北からの挑戦者』のあらすじ
韓国、ソウル。ひとりの女性が小さなアパートに辿り着きました。
彼女は脱北者のリ・ジナ。休む間もなく食堂で働き出した彼女は、中国に残した父を呼び寄せるためより多くのお金を稼ごうと、清掃の仕事を掛け持ちすることにします。
そこは館長とトレーナーのテスが2人で切り盛りするボクシングジムでした。
悲惨な過去と怒りを抱えて壁を作るジナに、館長とテスは静かに燃えるファイティングスピリットを感じ取ります。
グローブを渡されたジナは、次第にボクシングの世界にのめり込んでいきます……。
まとめ
韓国で暮らす3万3000人の脱北者たち。たどり着いた先に希望はあるのでしょうか?
『ファイター、北からの挑戦者』の解禁されたポスター画像(記事冒頭に掲載)には、前をしっかりと見据えてファイティングポーズを構える主人公ジナの凛々しい横顔が写っています。
キャッチコピーは、「私の闘いは、まだ終わらない。」!
闘志あふれるジナのファイティングポーズと不屈の精神を漂わせる瞳から、生きる希望と元気をもらえる作品が日本上陸です。
映画『ファイター、北からの挑戦者』は、2021年11月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ほか全国にて順次公開です。