Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2021/05/11
Update

映画『明日に向かって笑え!』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。どんでん返しが笑える復讐劇がアルゼンチンから上陸!

  • Writer :
  • 大塚まき

第82回アカデミー賞外国語映画賞受賞作『瞳の奥の秘密』(09)の脚本家エドゥアルド・サチェリ×主演リカルド・ダリンが再びタッグを組む

本国で2019年アルゼンチン映画での動員No.1の大ヒット、さらにゴヤ賞最優秀スペイン語外国映画賞等数多くの映画賞にも輝いた痛快リベンジストーリー『Heroic Losers(英題)』(『La Odisea de los Giles(原題)』)。


(c)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.

邦題を『明日に向かって笑え!』とし、2021年8月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他にて全国順次公開することが決定しました。

あわせて日本版ポスタービジュアルが解禁となります。

映画『明日に向かって笑え!』について


(c)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.

2001年、寂れた小さな田舎町のアルゼンチンを舞台に元サッカー選手のフェルミンら住民たちが盗まれた夢と財産を勝ち獲るべく、庶民軍団の奇想天外なリベンジ作戦が幕を開けます。

本作は、実際に起きた2001年のアルゼンチン金融危機<債務不履行(デフォルト)>を背景に、『瞳の奥の秘密』(2009)やアスガー・ファルハディ監督『誰もがそれを知っている』(2018)の名優リカルド・ダリンらアルゼンチンの実力派俳優が集結し、人生最大の危機にも“やられっ放し”ではいられない気概をもった住民たちを個性豊かに体現

監督は、『コブリック大佐の決断』のセバスティアン・ボレンステインが務めました。

現実の鬱憤を晴らす痛快な物語は、2019年トロント国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭に出品され、「小さな町の人々によるアルゼンチン版“オーシャンズ11”誕生」、「最後まで目が離せない驚きと楽しさ!」と絶賛されました。

映画『明日に向かって笑え!』のポスタービジュアル


(c)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.

この度解禁となる日本版ポスターは、アルゼンチン共和国の国旗にある太陽をイメージし、黄色を基調に本作のポジティブ・パワーが表現されています。

そして米ドル札が舞い散る中、主人公フェルミン(リカルド・ダリン)とその妻、そして隣人のタイヤ修理店主アントニオが並び、その背後には彼らの夢と財産を奪った弁護士の姿が。

コピーにある「人生の大逆転。」を目指し、 “おじさん”主人公たちは、どんなリベンジ作戦に挑むのでしょうか。

映画『明日に向かって笑え!』の作品情報


(c)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.

【日本公開】
2021年(アルゼンチン映画)

【原題】
La Odisea de los Giles

【原作】
エドゥアルド・サチェリ

【監督・脚本】
セバスティアン・ボレンステイン 

【キャスト】
リカルド・ダリン、ルイス・ブランドーニ、チノ・ダリン、ベロニカ・ジナスほか

映画『明日に向かって笑え!』のあらすじ


(c)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.

2001年、アルゼンチン。隣人達との温かな繋がりが残る寂れた小さな田舎町。

放置されていた農業施設を共同で復活させるため、元サッカー選手のフェルミンら住民たちは貯金を出し合うことに。

しかし現金を銀行に預けた翌日、金融危機で預金は凍結。しかも、この状況を悪用した銀行と弁護士に騙し取られて無一文となり、絶望のどん底へ。

だが嘆いていたって始まらない!盗まれた財産を奪還して暮らしと夢を勝ち獲るべく、庶民軍団の奇想天外なリベンジ作戦が始まり…。

まとめ


(c)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.

地球の裏側アルゼンチンから届いた、史上最も元気にさせてくれる、無謀にして最高の大逆転痛快リベンジ劇の幕開けです。

不況も不安も笑い飛ばす元気をもらえる、そんな愛すべき痛快ヒューマン・ドラマが情熱の国アルゼンチンからやってきます。

映画『明日に向かって笑え!』は、2021年8月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他にて全国順次ロードショーです。

関連記事

新作映画ニュース

佃尚能映画『万置き姉弟』あらすじとキャスト。前田紘孝が遺した平成最後のお馬鹿ムービー!

世界で25冠受賞している佃尚能監督の映画『万置き姉弟』。 “平成最後のお馬鹿ムービー”『万置き姉弟』が、 2019年3月8日(金)・9日(土)にゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で、世界初公 …

新作映画ニュース

『あらののはて』長谷川朋史監督の映画演出!リアリティの追求は“見せない・描かない妙味”。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭Q&Aリポート

映画『あらののはて』長谷川朋史監督が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭Q&Aに登壇! 俳優のしゅはまはるみと藤田健彦、そして舞台演出を手がける長谷川朋史の3人が結成した自主映画制作ユニット「 …

新作映画ニュース

【Vシネマ】仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ|公開日が決定!リバイス最終回/映画の“その後”の物語を描く予告編/ポスターも解禁

表裏一体。信頼か、裏切りか── 2023年2月10日(金)より新宿バルト9ほかにて期間限定上映を開始後、2023年5月10日(水)よりDVD/Blu-rayが発売されるVシネクスト『リバイスForwa …

新作映画ニュース

映画『ナイブズ・アウト(Knives Out :原題)』あらすじ。キャストにダニエルクレイグとクリエヴァを迎えたミステリー

ライアン・ジョンソン(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)監督がミステリーの女王アガサ・クリスティーに捧げる最新作。 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本で、 …

新作映画ニュース

シャーロット・ランプリングがベルリン国際映画祭にて名誉金熊賞授賞。『ともしび』の記者会見インタビュー情報

シャーロット・ランプリングが名誉金熊賞授賞! 年輪を重ねるにつれ、未踏の美しきオーラを放つシャーロット・ランプリング主演作、映画『ともしび』が、2019年2月2日より全国公開中! (C)Richard …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学