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Entry 2020/12/22
Update

映画『街の上で』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。今泉⼒哉最新作は下北沢が舞台の群像劇!

  • Writer :
  • 大塚まき

佐久間宣⾏、燃え殻、深川⿇⾐、⼀ら総勢17名からの応援コメント到着。

『愛がなんだ』『his』『あの頃。』に続いて、今泉⼒哉監督の最新作映画『街の上で』。


(c)「街の上で」フィルムパートナーズ

この度公開延期となっていました映画『街の上で』の新たな公開⽇が2021年4⽉9⽇(⾦)に決定しました。
新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開
となります。

公開⽇発表に伴い、本作を鑑賞した総勢17名の著名⼈の⽅々による応援コメントも解禁しましたのでご紹介します。

映画『街の上で』について


(c)「街の上で」フィルムパートナーズ

映画『愛がなんだ』『mellow』『his』『あの頃。』と話題作を⽴て続けに発表する今泉⼒哉が、共同脚本に漫画家・⼤橋裕之を迎え、オール下北沢ロケで挑んだオリジナル脚本による⻑編最新作

主⼈公の⻘を演じるのは 『愛がなんだ』ナカハラ役で注⽬を集め、本作が映画初主演となる若葉⻯也

主⼈公・⻘の元恋⼈である雪に、『少⼥邂逅』の穂志もえか

⻘が通う古書店の店員・⽥辺役に、『⼗⼆⼈の死にたい⼦どもたち』の古川琴⾳

⻘に映画出演を依頼する美⼤⽣の映画監督・町⼦役に、『お嬢ちゃん』の萩原みのり

町⼦が監督を務める現場の⾐装スタッフ・イハ役に、新星・中⽥⻘渚

フレッシュな実⼒派⼥優陣が物語に彩りを添え、成⽥凌も重要な役どころで友情出演しています。

また、『愛がなんだ』『退屈な⽇々にさようならを』『サッドティー』などでタッグを組んできた撮影・岩永洋、録⾳・根本⾶⿃をはじめ、「今泉組」のスタッフが再結集。

街の住⼈たちとの他愛ない会話。魅惑的な⼥性たちとの出会いと別れ。変わらない想いと変わりゆく街並み。どこにでもある下北沢の⽇常が今泉独特のユーモアと優しさに包まれながら紡がれてゆきます。

「今泉映画最⾼傑作」の呼び声も⾼い、珠⽟の群像劇の誕生です。

著名人からの応援コメント


(c)「街の上で」フィルムパートナーズ

公開⽇発表に伴い、本作を鑑賞した総勢17名の著名⼈の⽅々による応援コメントが届きましたので、ご紹介します。

佐久間宣⾏(テレビ東京プロデューサー)

とても笑えて、とても愛らしい。
下北沢で今すぐ飲みたくなっちゃうし、そこに⽣きてる⼈の呼吸が聞こえる。
関わってるものすべてを好きになっちゃう、魔法みたいな映画。

燃え殻(作家/エッセイスト)

いつも通りの街で、いつも通りの会話と⾏き交う⼈々。
あの⽇に似た⾵が吹いていて、暑くもなくて寒くもなかった。
この映画の中の⽇常が、今はとっても愛おしくて懐かしい。

燃え殻(作家/エッセイスト)

いつも通りの街で、いつも通りの会話と⾏き交う⼈々。
あの⽇に似た⾵が吹いていて、暑くもなくて寒くもなかった。
この映画の中の⽇常が、今はとっても愛おしくて懐かしい。

深川⿇⾐(⼥優)

下北沢の街を歩いていたら、ふらっと古着屋に⼊ったら、
いつかどこかで彼ら、彼⼥らに会えるんじゃないかと思える。
全然知らない⼈達なのに前から知っていた気がする。
懐かしくて、恥ずかしくて、不器⽤で、何でもないときにふと思い出したら、くすっと笑えちゃうのに泣きた
くなる。
⽇常のあたたかさに包まれました。

北原⾥英(⼥優)

今泉監督は本当に『好き』の天才です。好きってこういうことだったなあっていうのを思い出させてくれま
す。映画の中で繰り広げられるリアルな会話は、まるで下北での⽇常を覗き込んでるかのようにリアル。そし
て若葉さんの真っ直ぐさに、思わず映画館である⼈物と同じ顔をしてしまいました。これが『好き』か!と。
下北で恋したいんですけど、誰かいませんか?

マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)

駅前には⽸ビールが転がり、さよならと⼿を振った後、吸わないのに服からタバコの匂いがした。今⽇もあの
街の上で⼈間が⼈間をしてる。キレイになんて⽣きてたまるかと思ってる。

⽜丸ありさ(yonige)

わたしたちの⽇常は思っているより何もなくて、思っているより笑える。
今度下北沢に⾏くときはきっと彼らの姿を探してしまうだろう。わたしの知らないどこかに、実在しているは
ずだ。

Rachel(chelmico)

例えば80年代には80年代の、90年代には90年代の、その時にはその時の、その場所にはその場所の、気配
のようなものがあって。匂いとか温度とか⾔葉とか。そういうものを真空状態にしてそのまま密封したものが
歴史になっていって、私や誰かの記憶になると思う。「街の上で」はそんな映画だと思いました。いつか今を
思い返す⽇に、この映画があることで忘れないでいれるんだなって。初めて⾒るのにどうしてこんなに懐かし
いんだろう。2010年代後半…というか、もう2020年代か。私は下北沢に確かにいて、荒川⻘と何度もすれ違
っていた。ような気がする。街の上で。

曽我部恵⼀(サニーデイ・サービス)

ドキドキしてるうちに⽇が暮れるぼくらの⼈⽣。恋も愛もぎこちないけど、それだからこそ美しい。

末次由紀(漫画家)

登場⼈物は全員⽴場も性格も違うのに、全部⾃分のことのようだ。うまくできないことを⽰され続け、それで
も「そんな君のそこがいい」と付箋でぺたぺた貼られるような物語。めんどくさい彼らが、友達としてそばに
居続けてしまう物語。

⼩原治(映画館スタッフ)

⾃分の記憶とは別の回路から、この映画の中に流れている気持ちを思い出すことができる。きっと誰もが、別
の誰かの⼀部でできている。僕もいつか死んで、別の誰かの⼀部になっていく。どこかの街ですれ違うそんな
瞬間に向けて、今を⽣きようと思った。

⽮⽥部吉彦(東京国際映画祭シニア・プログラマー)

軽やかでキュートな作品なのに、脚本の絶妙さと、俳優の最良を引き出す演出⼒から、⽐類の無い個性を感じ
させるのが今泉作品だ。佇むだけで哀感と困惑と興奮を演じ分ける若葉⻯也が今泉台詞を発する時、そこには
恋を巡るあらゆる感情が渦巻いて⾒えるよう。なんて幸せな恋の渦巻き!

奥浜レイラ(映画・⾳楽パーソナリティ)

彼らは出会い、別れ、また出会う。この街の上で。
それだけかもしれないけど、そのすべてがここにはあるような気がする。
ただそれだけなのに、それ以上のことなどないんじゃないかと思ってしまう。

⾨間雄介(ライター/編集者)

⼈⽣で⼀番恥ずかしかった経験をエンドロールに忍び込ませたくなる。
僕の物語だったし、同じようにどこかの街の上で暮らす、誰かの物語でした。

カツセマサヒコ(ライター/⼩説家)

懐かしがったり、⾃分の思い出と照らし合わせたりしてたら、時間の概念なんて「いちばんどうでもいい」っ
て⾔われてしまった。今泉監督の映画は⾃然のなかに急に不穏を混ぜてくる。

能町みね⼦(エッセイスト/漫画家)

懐かしがったり、⾃分の思い出と照らし合わせたりしてたら、時間の概念なんて「いちばんどうでもいい」っ
て⾔われてしまった。今泉監督の映画は⾃然のなかに急に不穏を混ぜてくる。

城定秀夫(映画監督)

城定イハという冗談のような名前の⼩悪魔ちゃんに主⼈公と共にふりまわされ、質の⾼い笑いと摩訶不思議な
多幸感に圧倒され続ける130分を過ごしたのち「残りの⼈⽣、恋愛映画は今泉監督のだけ観ればいいや…
…」なんて、割と本気で思ってしまいました。

今泉かおり(映画監督)

夫の映画がひさしぶりに⾯⽩かったから嬉しかった。

映画『街の上で』の予告編


この度解禁された予告編では、荒川⻘と城定イハの何気ない会話から始まります。

ラッキーオールドサンが本作に書き下ろした主題歌「街の⼈」の曲とともに、彼女との別れ話から古書店の店員・⽥辺や映画出演をお願いする・町⼦が映し出されます。

最後にポスタービジュアルのもある「誰も見ることはないけど、確かにここに存在してる 街の上で」というコピーが流れ、余韻を残す予告編となっています。

映画『街の上で』の作品情報


(c)「街の上で」フィルムパートナーズ

【日本公開】
2021年(日本映画)

【監督】
今泉⼒哉

【脚本】
今泉⼒哉、⼤橋裕之

【キャスト】
若葉⻯也、穂志もえか、古川琴⾳、萩原みのり、中⽥⻘渚、成⽥凌(友情出演)

映画『街の上で』のあらすじ


(c)「街の上で」フィルムパートナーズ

下北沢の古着屋で働いている荒川⻘(あお)。⻘は基本的にひとりで⾏動しています。

たまにライブを⾒たり、⾏きつけの古本屋や飲み屋に⾏ったり。⼝数が多くもなく、少なくもなく。

ただ⽣活圏は異常に狭いし、⾏動範囲も下北沢を出ません。事⾜りてしまうから。

そんな⻘の⽇常⽣活に、ふと訪れる「⾃主映画への出演依頼」という⾮⽇常、また、いざ出演することにするまでの流れと、出てみたものの、それで何か変わったのかわからない数⽇間、またその過程で⻘が出会う⼥性たちを描いた物語です。

まとめ


(c)「街の上で」フィルムパートナーズ

この度、製作陣の「2021年に向けて、2020年を少しでも前向きな気持ちで締め括れたら」という思いのもと、⼤晦⽇に⼀回のみの特別先⾏上映を⽴川シネマシティにて実施することが決定。

チケット発売、上映スケジュールなどの詳細は映画『街の上で』公式サイト・公式SNS及び劇場ホームページにをご覧ください。

映画『街の上で』は、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか2021年4⽉9⽇(⾦)より全国順次ロードショーです。



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