堂珍嘉邦による主題歌「愛のまちぼうけ」とのコラボ特報完成
1976年の旧ソ連時代、モスクワ国際空港に実在した名犬「パルマ」のエピソードを基に描かれた日露共同製作作品『ハチとパルマの物語』。
映画『ハチとパルマの物語』が2021年5月28日(金)より全国順次ロードショーされます。
この度、堂珍嘉邦による主題歌とのコラボ特報が完成し、堂珍嘉邦のコメントが届きましたのでご紹介します。
映画『ハチとパルマの物語』について
参考:製作決定記者会見
母の死とともに心を閉ざしてしまった少年コーリャ。はぐれた飼い主を空港で待ち続ける犬パルマ。
二つの魂が出会うきっかけをつくったのは秋田犬ハチ。
日露の名犬が少年の孤独な心を救う感動のドラマに仕上がっています。
主役のコーリャ少年には、200人を超える応募者からオーディションで選ばれた子役レオニド・バーソフ。
そして、ロシアを代表する名優アレクサンドル・ドモガロフ、「T-34」のヴィクトル・ドブロヌラヴォフら熟練のキャストが脇を固めています。
さらに日本からは渡辺裕之、藤田朋子、壇蜜、阿部純子らが出演、また、フィギアスケーターのアリーナ・ザギトワも本人役で登場します。
主題歌は堂珍嘉邦(CHEMISTRY)が手掛けています。
監督は俳優としても活躍し、本作で初めて親子での参加を果たしたアレクサンドル・ドモガロフ・ジュニア。
撮影は2019年7月から20年7月までロシア・モスクワと秋田県大館市で行われました。
堂珍嘉邦のコメント
堂珍嘉邦は2001年、ヴォーカル・デュオ“CHEMISTRY”としてデビューし、数々のヒット作を世に送り出しています。2012年にソロ活動も開始し、2021年には20周年を迎えます。
2021年公開の日露共同製作映画『ハチとパルマの物語』へ主題歌を提供しました。
その主題歌となる「愛のまちぼうけ」が、2020年11月17日の堂珍嘉邦ソロライブ「Now What Can I See? ~Drunk Garden~」にて初披露。
この度本作とのコラボ特報を公開するにあたり、以下のようなコメントを寄せています。
監督と話した映像イメージと、紡がれていくストーリーに寄り添う事を念頭に、上田 禎さんと約1年の歳月を掛け、曲が完成いたしました。
人と人、人と犬、共通に心を通わせていくストーリーに、この曲へ「愛の待ちぼうけ」と名付けました。
愛に対しての飢え、愛ゆえに背いてしまう様な感情を、曲の中に閉じ込めました。そして、この曲から温もりみたいなものを感じていただけたら光栄です。
映画『ハチとパルマの物語』の特報
この度解禁された特別映像では、40年前の真実を探すために一枚の写真に導かれ、男が秋田の地を訪れたことろから始まります。
少年・コーリャは、空港に置き去りにされた犬・パルマに出会い手紙を綴っている様子が映し出されます。
手紙にはパルマが毎日空港で待ち続けていること、寂しがっていることなどが綴られ、「どうか迎えに来てあげて」と締めくくられています。
主題歌「愛のまちぼうけ」が実話に基づくロシアと日本・秋田が生んだ奇跡の感動作をより温かく包み込むように映像と溶け合っている特報となっています。
映画『ハチとパルマの物語』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本・ロシア合作映画)
【監督】
アレクサンドル・ドモガロフJr.
【脚本】
アレクサンドル・ドモガロフJr.、村上かのん
【キャスト】
渡辺裕之、藤田朋子、アナスタシア、壇蜜、高松潤、山本修夢、早咲、阿部純子(友情出演)、堂珍嘉邦(友情出演)、アリーナ・ザギトワ(友情出演)、アレクサンドル・ドモガロフ、レオニド・バーソフ、ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ
映画『ハチとパルマの物語』のあらすじ
旧ソ連時代の1970年代。検査の手違いから仕方なくモスクワの空港に置き去りにされた犬、パルマ。
いつの日か飼い主が迎えに来ることを信じて、 今日もパルマは滑走路の傍らでじっと待ち続けます。
そして1人の少年と出会い…。
まとめ
2年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で待ち続け、いまもロシアで多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”、待望の映画化。
この作品に自らも出演した堂珍嘉邦は、監督のアレクサンドル・ドモガロフJrと作品のテーマや音楽観などを直接ディスカッションし、イメージを高めてこの「愛のまちぼうけ」 を完成させました。
日露の名犬が少年の孤独な心を救う感動のドラマと主題歌とが織りなす世界に期待が高まりますね。
映画『ハチとパルマの物語』は、2021年5月28日(金)より全国順次ロードショーです。