最新作ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』のミア・ドーラン役では、アカデミー賞ノミネート間違いなしと評判のエマ・ストーン。
すでにヴェネツィア国際映画祭女優賞受賞と、ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)受賞!
キュートで愛らしいと注目の女優エマ・ストーンの出演作品をCinemarche編集部が、初主演作から最新作まで厳選した5作品をピックアップ!
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エマ・ストーン映画おすすめ5選の前に… 最新作『ラ・ラ・ランド』(2017)をご紹介!
『ラ・ラ・ランド』の作品概要
第73回ベネチア国際映画祭でエマ・ストーンが最優秀女優賞。第41回トロント国際映画祭で観客賞を受賞。第74回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)など、同賞の映画部門で史上最多の7部門を受賞。
『ラ・ラ・ランド』のあらすじ
ロサンゼルスを舞台に繰り広げられるジャズピアニスト・セバスチャン(ライアン・ゴズリング)と女優志望のミア(エマ・ストーン)のラブストーリー。
惹かれ合う2人ですが、お互いの夢を叶えるためにその恋は岐路に…
「夢」と「恋愛」というベタなテーマをベースに、最近ではめっきり減ってしまったミュージカル映画をハリウッドが現代的解釈で本気で作ったらとんでもない作品が出来上がってしまったと話題の『ラ・ラ・ランド』。傑作です!
エマ・ストーンのここがおすすめ!
今作で歌とダンスを思う存分発揮したエマ。米国アカデミー賞ノミネートをされることでしょう。主演女優賞の行方は2017年2月26日です。
エマファンのあなたは、受賞結果前に一早く『ラ・ラ・ランド』をご覧になって、エマ・ストーンと一緒になって緊張の結果を聞くのも楽しいかも知れませんよ。
1.エマの初主演作『小悪魔はなぜモテる?!』は必見!(2010)
『小悪魔はなぜモテる?!』の作品概要
2010年制作のアメリカ映画。監督は『俺たちチアリーダー!』や『ANNIE』で知られるウィル・グラック、主演はエマ・ストーン。第68回ゴールデングローブ賞(2011年)受賞作品。
『小悪魔はなぜモテる?!』のあらすじ
舞台はカリフォルニア。主人公は敬虔なクリスチャンの高校に通う非モテ系女子高生オリーヴ(エマ・ストーン)。
ひょんなことからオリーヴは友人に「私はもうエッチ済」とウソをついてしまい、その噂は瞬く間に学校中に広がってしまう…
そんなオリーヴがゲイ疑惑でいじめられているブランドン(ダン・バード)を自分のキャラを利用し、2人は関係を持ったふりをして助けたところ、モテない男子たちから関係を迫られるようになり…
エマ・ストーンのここがおすすめ!
今作では、17歳の高校生役のフレッシュなエマが見られます!とにかく、120%で可愛すぎるエマ・ストーンに誰もがファンになってしまいます。
また、週末デートの場面ではエマの歌声が聴けるところにも注目!
さらには、エマの演じた主人公だけではなく、おばあちゃんをはじめとする家族たちも最高なアットホーム・ムービー!見どころは意外に満載な作品です。
2.エマはエロキュートで生き残れるのか?『ゾンビランド』(2009)
『ゾンビランド』の作品概要
2010年日本公開のホラーコメディ映画(製作国:アメリカ)。原題は『Zombieland』。ルーベン・フライシャー監督、ウッディ・ハレルソン主演。日本公開時はR15指定作品。
『ゾンビランド』のあらすじ
人類の多くが新型ウィルスの感染によりゾンビ化してしまった世界が舞台。
“生き残るための32のルール”を独自に生み出し、生き延びていた引きこもりの青年コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)が最強のゾンビハンター・タラハシー(ウッディ・ハレルソン)や、ウィチタ(エマ・ストーン)&リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)の美少女詐欺姉妹に出会い、ゾンビが存在しないといわれる夢の遊園地に向かうが…
エマ・ストーンのここがおすすめ!
ゾンビ映画ファンは意外に多いことを、あなたはご存知でしょうか。こんな作品でもエマは大活躍しています!
色っぽい役柄のエマですが、やはり、彼女の場合はキュートな印象を感じられるところが魅力。エマは最後まで生き残れるのか?ぜひ、観てくださいね。
3.女性は観ておきたいの友情!『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』(2011)
『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』の作品概要
2011年アメリカ製作。原作はキャスリン・ストケットの小説『ヘルプ 心がつなぐストーリー』。監督は俳優のテイト・テイラー(『ウィンターズ・ボーン』などに出演)。主演はエマ・ストーン。第84回アカデミー賞でオクタビア・スペンサーが助演女優賞を受賞。
『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』のあらすじ
黒人差別が当たり前のように行われていた1960年代の米ミシシッピで、白人女性と黒人家政婦の間に生まれた友情が人々の心を変革していく様を描いたベストセラー小説の映画化。
南部の上流階級に生まれた作家志望のスキーター(エマ・ストーン)は、子供のころから黒人のメイドが身の回りの世話をしてくれる環境で育ったが、大人になりそのメイドたちが白人社会で弱い立場にいる存在ということに疑問を抱く。
その疑問の答えを出すため、スキーターはメイドたちにインタビューを試みるが口を開くものはいない…
その折、ひとりのメイドがスキーターの求めに応じ答えたインタビューが社会全体を巻き込む大きな事態へと発展していく。
エマ・ストーンのここがおすすめ!
エマの演じた主人公スキーターは、家族同様に過ごしてきた黒人家政婦コンスタンティンが去っていく場面で、彼女の気持ちが理解できない母親に「他に誰を尊敬するの?」と言います。
コンスタンティンを同様な人間として尊敬して慕っていたスキーター。エマファンならずとも、彼女の演技力と魅力に気がつくシーンでしたね。
また、今作は人種差別という重いテーマを扱いながらも、暗すぎずることなく適度にコミカルで観せてくれる点は、誰にもお薦めができる素晴らしい作品ですよ。
4.アメコミのヒロイン役も!『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
『アメイジング・スパイダーマン』の作品概要
2012年公開のアメリカ映画。2002年から2007年にかけて公開されたサム・ライミ監督『スパイダーマン』3部作をリブートした新シリーズ。監督・マーク・ウェブ、主演・アンドリュー・ガーフィールド。ヒロイン・グウェン・ステイシーをエマ・ストーンが演じる。
『アメイジング・スパイダーマン』のあらすじ
どこにでもいる青年青年ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、13年前に失踪した父親の秘密を知ってしまい、スパイダーマンとして生きていくことを決意する。
本作ではカート・コナーズ博士が実験により変身してしまったリザードとスパイダーマンとの戦いが描かれる。
エマ・ストーンのここがおすすめ!
今作で共演を果たした、エマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドは、ご覧いただけるすぐにわかりますが、とてもお似合いの2人でしたね。
実際にこの後、2人は親密な恋愛関係へと発展。どちらも才能ある俳優同士のベストカップルでした。残念ながら2015年には公の場で破局したことが伝えられました。
エマのその時の恋愛経験は、最新作『ラ・ラ・ランド』の役作りでも活かされているのではないでしょうか。
5.スーパーヒーロー?の娘を熱演!『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2012)
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の作品概要
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が描いたダークファンタジー作品。第87回アカデミー賞(2015年)では同年度最多タイの9部門でノミネートされ、作品賞や監督賞を含む4部門を受賞。製作国はアメリカ。原題は『Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)』。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のあらすじ
俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は過去にヒーロー映画「バードマン」で世界規模での人気を博すが、その後はヒット作に恵まれず、私生活では離婚という失意の日々を送る。
再起を決意したリーガンは、復活をかけブロードウェイの舞台に挑むことに。
題材に選んだのはレイモンド・カーバーの「愛について語るときに我々の語ること」。
脚本・演出・主演を担い、人生をかけた大舞台にのぞもうとした矢先に出演俳優が大ケガをして降板。
代役に迎えた実力派俳優マイク・シャイナー(エドワード・ノートン)の才能を目の当たりにしたリーガンは、次第に精神的に追い詰められていく…
エマ・ストーンのここがおすすめ!
今作のエマは、落ち目のハリウッド俳優の娘役サマンサを熱演。役柄は薬物依存に落ちてしまた孤独感に満ちた女性。米国アカデミー賞をはじめ各映画賞にノミネートや受賞を獲得しています。
また、監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、この作品と『レヴェナント 蘇えりし者』で、米国アカデミー賞を2度受賞。エマは、アカデミー賞監督から高い演技力と信頼があるのです。
まとめ
エマ・ストーン出演の5作品をCinemarche編集部が、あなたにお薦めしました!
どの作品も、一味違ったエマ・ストーン。20代にして名実ともにハリウッド・スターの代表である、エマの魅力感じられる厳選なはずです。
ぜひ、ご堪能してみるのはいかがでしょうか。また、最新作『ラ・ラ・ランド』公開は、2017年2月24日(金)にTOHOシネマズみゆき座ほかにて全国ロードショー!
『ラ・ラ・ランド』は、おそらく米国アカデミー主演女優賞にノミネートするでしょう。その結果は、2017年2月26日にわかります!
その前にエマ・ストーンの過去作に、もう一度振り返ることで、ファンの一人として一緒になって結果発表をまちわびてはいかがでしょうか。