バッハに愛されたピアニストが失った両腕。
不屈の実話が完全映画化。
20世紀最高のバッハの演奏家、ジョアン・カルロス・マルティンスの不屈の人生を描いた物語『João, o Maestro』。
邦題を『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』とし、2020年9月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開されることが決定しました。
併せて解禁されたビジュアル、場面写真と共に、本作をご紹介します。
CONTENTS
映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』について
“20世紀最高のバッハの演奏家”と称される本作の主人公ジョアン・カルロス・マルティンス。
リオパラリンピックの開会式で行われた彼の国歌演奏の模様は日本でも話題となり、ハンディキャップを持った両手で奏でられた美しい旋律は世界中の人々を虜にしました。
当初クリント・イーストウッドが映像化を切望したジョアンの物語でしたが、プロデューサーのブルーノ・レザビシャスの直談判による熱い想いがジョアン本人の心を動かし、本作は映像化権を掴み取ったんです。
若くして世界的な活躍をしていたピアニストであるジョアンを襲った不幸、その苦難を幾度も乗り越えていく彼の物語は、ブラジルで公開されるやいなや、週をまたいでボックスオフィスの順位をあげるスマッシュヒットとなりました。
映画で使用される音源は、全てジョアン自身の演奏によるもので、困難を乗り越え⻤気迫る演奏シーンは迫力に満ちた仕上がりとなっています。
映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』のビジュアル
この度解禁されたビジュアルは、片腕でピアノの鍵盤をたたく主人公ジョアンの姿が印象的なもの。
「その手を動かしているのは天使か悪魔かー」というコピーとともに、コンサートホールのステージ上でじっと想いにふけるように自らの指先を見つめるジョアンの表情からは栄光と苦難に満ちた壮絶な人生の物語を想像させます。
映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』の場面写真
併せて解禁となった場面写真では、一流の演奏家としてオーケストラを抱えるジョアンの姿をはじめ、ピアノとの運命的な出会いを果たした幼少期、鮮烈なデビューを飾り瞬く間に注目を集めるようになった20代、病に見舞われながらも不屈の精神で困難へと立ち向かった輝かしくも過酷な運命の逢着の様子が切り取られています。
映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』の作品情報
【日本公開】
2020年(ブラジル映画)
【原題】
João, o Maestro 2017
【監督・脚本】
マウロ・リマ
【キャスト】
アレクサンドロ・ネロ、ダヴィ・カンポロンゴ、アリーン・モラエス、フェルナンダ・ノーブル
【日本語字幕翻訳】
原田りえ
映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』のあらすじ
幼い頃から病弱で家の中で過ごすことが多かったジョアン・カルロスでしたが、ピアノを習い始めるとその才能が大きく開花。
めきめきとその才能を伸ばした彼は、20歳でクラシック音楽の殿堂として知られるカーネギーホールでの演奏デビューを飾り、“20世紀の最も偉大なバッハの奏者”として世界的に活躍するまでになりました。
一流の演奏家として世界を飛び回っていたジョアンでしたが、不慮の事故により右手の3本の指に障害を抱えてしまいます。
ピアニストとして生命線である指が動かせなくなった彼は、不屈の闘志でリハビリに励み再びピアニストして活動できるまでになりました。
復帰を果たし自身の代名詞ともいえるバッハの全ピアノ曲収録という偉業に挑戦をしていた彼に、さらなる不幸がのしかかり…。
まとめ
2016年に開催されたリオパラリンピック開会式で、ブラジル国家のピアノ独奏をしたジョアン・カルロス・マルティンスの姿が印象に残っている方も多いんではないでしょうか。
彼の壮絶な半生と、音楽への情熱を描いた本作がついに日本に上陸です。
映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』は2020年9月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショーです。