アンドロイドの身体=シェルを装着した女性軍曹。自分の肉体に戻れなくなった彼女の運命とは?
サスペンスあり、またSFスリラー要素も加わって、最後まで途切れない緊迫感はSFファンを魅了!
2017年12月2日より発売のDVD映画『ザ・シェル』をご紹介します。
1.映画『ザ・シェル 第三次大戦』の作品情報
【公開】
2017年(アメリカ映画)
【原題】
Carbon Copy
【監督】
アンドリュー・ベルウェア
【キャスト】
ケイト・ブリットン、ジュリア・レイ・マルドナド、ジャレッド・ヴァン・ヒール、ベンジャミン・ジョン・バービッジ、マドゥカ・ステッディ、ブリアナ・ジューン・ティロ、アシュリー・マンディ
【作品概要】
『ロボット・コップ レボリューション』のプロデューサーのローラ・シュラクトマイヤーよる、近未来のテクノロジー最終戦争を描いたSFアクション作品。演出は『ターミネーター2525』のアンドリュー・ベルウェア監督、視覚効果に『ロボット・コップ レボリューション』のイアン・ハンバート。
2.映画『ザ・シェル 第三次大戦』のあらすじ
人工知能ロボット(AI)の第三次反乱により、滅亡の危機に瀕した地球。
AIが送り込んでくるドローン戦闘機の攻撃により、脊椎を負傷したバーバラは一生歩けない体になってしまう。
ある日、妹からアンドロイドのシェル(=体)を着て出かけようと誘われたバーバラ。
アバターに意識をジャックインし、シェルを装着すれば誰でも好きな肉体を手に入れられるのです。
バーバラはシェルを装着し街に繰り出しますが、人間の居住地に侵略を始めたロボットの攻撃によって意識を失ってしまいます。
目を覚ますと、そこは抵抗勢力テロリストのアジト。
バーバラが装着していたシェルはテロリストの仲間でした。テロリストのタナーは軍の司令部襲撃を計画しており、ロボットたちの街への侵略はすべて軍の計画だというのです。
バーバラは真相を突き止めるためタナーに協力することにしますが、彼らのすぐ後ろには政府とAIロボットたちが迫って来ていて…。
3.映画『ザ・シェル 第三次大戦』の感想と評価
今、話題の人工知能 AIをテーマにした最新SFアクションが日本にてDVDレンタル&セル発売されます。
AIロボットの反乱により滅亡の危機に瀕している地球で、サイボーグの肉体に意識を転送させた女性軍曹の活躍を描いた作品です。
アンドロイドの肉体をまといテロリストとともに政府の陰謀を暴こうとする主人公バーバラの戦いは、『ゴースト・イン・ザ・シェル』や『アバター』を彷彿とさせる世界観!
まさにSF映画通なファンや、お宝B級作品ファンには間違いなしの迫力満点な作品。
次々と襲いかかるAIロボットの侵略や、意識を転送するための仮想セッションのバグといった近未来的要素に、SF映画マニアなら注目ポイントです。
SF映画ファンなら関連作品として、本作の要素を聞いて、すぐに思い浮かぶ作品に『ゴースト・イン・ザ・シェル』『エクスマキナ』があるでしょう。
また、ほかにも『オートマタ』『ローグ・ウォリアー 全面戦争』『アバター』などの類似も見られるので、この辺りもSF映画ファンには押さえておきたい鑑賞の手引きです。
まとめ
本作は2015年アメリカで公開された『ロボット・コップ レボリューション』に関わったスタッフや、キャストがふたたび集結しています。
参考映像:『ロボット・コップ レボリューション』
プロデューサーのローラ・シュラクトマイヤーはじめ、本作の世界観を書いた脚本のスティーヴン・J・ナイルズや視覚効果のイアン・ハンバート。
もちろん演出を務めたアンドリュー・ベルウェア監督もそうです。また、主演を務めたケイト・ブリットンもキャストの1人でした。
このように気の知れたスタッフで映画を作ることは予算面での融通や、または互いにインスパイアさせる何かあってのことでしょう。
日本では未公開という作品であっても、そこに魅力があることは間違いありません。
あなたのホームシアターにて地球と人類を滅亡させる総攻撃に立ち向かえ!
2017年12月2日(土)よりDVDレンタルと DVD発売。全編82分と家で観るのに手頃な作品、ぜひお見逃しなく!