『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本家オム・ユナが初監督&脚本!!
『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2018)の脚本家オム・ユナが初監督&脚本した話題作、映画『マルモイ ことばあつめ』。
2020年7月10日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかで映画『マルモイ ことばあつめ』が全国順次公開されることが決定しました。
この度、ポスターのビジュアルが解禁となりましたので併せてご紹介します。
映画『マルモイ ことばあつめ』について
本作で初監督のオム・ユナが自身の脚本作『タクシー運転手 約束は海を越えて』と同様に、多くのごく普通の人々が、歴史を作り上げるさまを見事に描き上げました。
民族の言葉が消えゆく1940年代の・京城(日本統治時代の韓国・ソウルの呼称)で言葉を守ることによって国を守ろうとした人たちがいました。
実際の史実をヒントに制作された本作は、失われていく朝鮮語(韓国語)を守るために辞書を作ろうと全国の言葉・方言を集める“マルモイ(ことばあつめ)作戦”が描かれます。
主演は、『タクシー運転手 約束は海を越えて』『ベテラン』『王の男』などで高い評価を得ているユ・へジン。
もう一人のW主演には、『犯罪都市』『ゴールデンスランバー』などであらゆる役どころを完ぺきに演じる人気実力派俳優ユン・ゲサンが抜擢されました。
その他にも韓国映画を支える一流のスタッフ&キャストが顔をそろえ、素晴らしい感動のエンターテイメントに仕上がっています。
映画『マルモイ ことばあつめ』のポスタービジュアル
この度、解禁されたポスタービジュアルには、劇中に登場する朝鮮語学会のメンバーが登場。
「消えてしまうかもしれない、そんな大切な母国語を守りたい、遺したい…辞書作りのために、懸命に生きた人々の感動の物語」というキャッチコピーから禁じられた朝鮮語の辞書作りへの幕開けに高揚感を与えるビジュアルになっています。
映画『マルモイ ことばあつめ』の作品情報
【日本公開】
2020年(韓国映画)
【原題】
말모이
【監督・脚本】
オム・ユナ
【キャスト】
ユン・ゲサン、ユ・へジン、キム・ホンパ、ウ・ヒョン、キム・テフン、キム・ソニョン、ミン・ジヌン
映画『マルモイ ことばあつめ』のあらすじ
1940年代・京城(日本統治時代の韓国・ソウルの呼称)。
盗みなどで生計をたてていたお調子者のパンス(ユ・へジン)は、ある日、息子の授業料を払うためにジョンファン(ユン・ゲサン)のバッグを盗みます。
ジョンファンは親日派の父親を持つ裕福な家庭の息子でしたが、彼は父に秘密で、失われていく朝鮮語(韓国語)を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと各地の方言などあらゆることばを集めていました。
日本統治下の朝鮮半島では、自分たちの言語から日本語を話すことへ、名前すらも日本式となっていく時代だったのです。
その一方で、パンスはそもそも学校に通ったことがなく、母国語である朝鮮語の読み方や書き方すら知りません。
パンスは盗んだバッグをめぐってジョンファンと出会い、そしてジョンファンの辞書作りを通して、自分の話す母国の言葉の大切さを知りますが…。
まとめ
参考:映画『マルモイ ことばあつめ』公式ツイッター
消えてしまうかもしれない、そんな大切な母国語を守りたい、遺したい・・・ 辞書作りのために、懸命に生きた人々の感動の物語。『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本家オム・ユナが初監督&脚本!!新潟、東京、横浜、長野、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡、他。まだまだ広がります! pic.twitter.com/5pz79dpS03
— マルモイ ことばあつめ (@pRQVRaNGAGetVcT) February 20, 2020
消えてしまうかもしれない、そんな大切な母国語を守りたい、遺したい…という想いを胸に辞書作りのために、懸命に生きた人々をオム・ユナ監督が『タクシー運転手 約束は海を越えて』と同様に丁寧に描き出しかつ感動のエンターテインメントに仕上げた『マルモイ ことばあつめ』。
本作は、『パラサイト 半地下の家族』がアカデミーで大快挙を成し遂げ、韓国映画に再び大きな注目が集まる中、魂を揺さぶる傑作の公開となり、韓国でも絶賛の嵐を呼んでいます。
映画『マルモイ ことばあつめ』は、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて2020年7月10日(金)より公開です。