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Entry 2019/11/02
Update

ディーン・フジオカと松下奈緒が『エンジェルサイン』の映画完成披露試写会に登壇!

  • Writer :
  • 石井夏子

松下奈緒&ディーン・フジオカが撮影時のエピソードを披露。

北条司初総監督作品、実写映画『エンジェルサイン』が2019年11月15日(金)より、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて劇場公開されます。

(C)「エンジェルサイン」製作委員会

世界108の国と地域から寄せられた「サイレントマンガオーディション」作品6888編の中から選び抜かれた受賞作品を実写化した本作。

2019年10月31日(木)に行われました、キャストの松下奈緒とディーン・フジオカが登壇した完成披露試写会のレポートをお届け致します。

映画『エンジェルサイン』について

(C)「エンジェルサイン」製作委員会

世界108の国と地域から寄せられた「サイレントマンガオーディション(通称SMA)」作品6888編の中から選び抜かれたアジア・ヨーロッパ・南米の受賞作品を実写化した映画『エンジェルサイン』。

本作は、受賞作品の「別れと始まり」、「空への手紙」、「30分30秒」、「父の贈り物」、「故郷へ」の5作品に、北条司が描き下ろしたオリジナルの「プロローグ」、「エピローグ」を加えて構成された長編オムニバス映画です。

全編を通してセリフを用いず、映像と音楽のみでストーリーが展開していくため、言語や国境を超え、世界中の人が共感できる内容となっています。

5作品は世界各国で名を馳せるアジアの有名監督たちが担当し、5作品をつなぐ重要な役割を果たす「プロローグ」「エピローグ」では総監督を務める北条自らが初めて監督しました。

本作『エンジェルサイン』の主演で「プロローグ」「エピローグ」のキャストに松下奈緒とディーン・フジオカ、「別れと始まり」に緒形直人&菊池桃子、「父の贈り物」に佐藤二朗といった豪華なキャストが集結。

奇跡の訪れを告げるブルーバタフライと音楽が鍵を握る6つの物語を通して、北条司がひとつの「愛のものがたり」を描き出します。

映画『エンジェルサイン』完成披露試写会の概要

【開催日】
2019年10月31日(木)

【会場】
品川プリンスホテル クラブeX

【登壇者】
松下奈緒、ディーン・フジオカ、堀江信彦

映画『エンジェルサイン』完成披露試写会イベントリポート


(C)「エンジェルサイン」製作委員会

映画『エンジェルサイン』の完成披露試写会が10月31日(木)に行われ、主演を務める松下奈緒、ディーン・フジオカ、本作の企画を立ち上げた株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ 代表取締役の堀江信彦の3名が登壇しました。

総監督・北条司について

まずは堀江信彦が登場し、「元々漫画は絵コンテを原稿用紙に大小強弱をつけてレイアウトしたものです。だから漫画と映画はすごく近い関係にあるんです。そんな漫画が映画になるということを楽しんで欲しいと思います」と語り、漫画と映画の関係性について熱くコメント。

本作で実写映画の総監督を務めた北条司には「最初から映画監督の才能があると見込んでいたので、今回挑戦をしてもらいました。非常に細やかに丁寧に作ってくれています」と、その手腕に賛辞を送りました。

またイベントでは、この日のために特別に編成されたオーケストラが、セリフのない本作に華を添えるメインテーマ曲“Angel Sign”を生演奏で披露。

演奏が終わるとその圧巻の演奏に感動し、涙ぐむファンもいるなど、会場が温かい雰囲気に包まれました。

松下奈緒とディーン・フジオカが登壇

(C)「エンジェルサイン」製作委員会

そんな生演奏の余韻が残る中、いよいよ本作の主演を務める松下奈緒、ディーン・フジオカが登壇をすると、会場から大歓声が上がりました。

松下はセリフのない作品に参加した感想を「北条先生の手描きの絵コンテを見て、自分で感じて、その気持ちになって、ディーンさんとお芝居をするということは新鮮な経験でした」と振り返ります。

一方のディーンが「いい意味でゆるくて、とても素敵な現場でした。サイレントであるという部分は、今思い返すと貴重な体験だったし、たまたま今僕がすごくセリフが多い役をやっているので、『エンジェルサイン』を撮影していたときは幸せだったなと改めて思いました(笑)」とコメントをすると、会場から笑いが起こりました。

本編での楽器演奏の感想は

(C)「エンジェルサイン」製作委員会

また劇中で松下がチェロを、ディーンがピアノを演奏しています。

松下はチェロの演奏について「チェロは一番やってみたかった楽器で、女性のチェリストの方は素敵だなと思っていて、今回こうしたお話をいただけてすごく嬉しかったです」と笑顔。

ピアノを演奏したディーンは「ピアニストの前でピアノを演奏するプレッシャーがすごかったです(笑)」と撮影時の苦労を明かしました。

そして本作の主題歌はDEAN FUJIOKAが作詞作曲を手掛けた楽曲「Chasing A Butterfly feat. Nao Matsushita」。

この楽曲に松下はピアノと歌で参加しており、イベントでは楽曲の収録時のエピソードにも華を咲かせます。

最後に

(C)「エンジェルサイン」製作委員会

最後に、松下が「この作品を見て、言葉はなくても伝わることがあるということを感じていただけたらと思います。主題歌も楽しんで下さい」とアピール。

そしてディーンが「言葉のないサイレントの作品の良さを、是非皆さん言葉を使って表現をして下さい!」と締めくくり、イベントは幕を下ろしました。

映画『エンジェルサイン』は、11月15日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて全国順次劇場公開です。

映画『エンジェルサイン』の作品情報

(C)「エンジェルサイン」製作委員会

【日本公開】
2019年(日本映画)

【原作】
ビンセント・ランゲ、プレマ・ジャー、スニッピーMJ、イチロウ、ブ・ディン・ラン

【総監督】
北条司

【監督】
北条司、落合賢、ノンスィー・ニミブット、ハム・トラン、旭正嗣、カミラ・アンディニ

【キャスト】
松下奈緒、ディーン・フジオカ、緒形直人、菊池桃子、プレオパン・パンイム、ピポッブ・カモンケットソーポン、ブンイン・インルアン、ゴー・クアン・トゥアン、スアン・バン、佐藤二朗、坂井彩香、ニーンナラ・ブンビティパイシット、メカトロウィーゴ、トゥク・リフヌ・ウィカナ、アビゲイル、吉田美佳子

映画『エンジェルサイン』のあらすじ

チェリストのアイカとピアニストのタカヤ。

音楽家で恋人同士の二人は、「いつか音楽で世界を感動させたい…」という同じ夢を追いかけていました。

アルバイトをしながら、曲作りに苦悩するタカヤを見守るアイカ。

そんな苦労の末、「エンジェルサイン」という曲を作り上げたタカヤだったが、心臓発作で帰らぬ人となってしまいます。

タカヤの亡き後、アイカの演奏によって世界中で愛される曲となっていく「エンジェルサイン」。

そして、その曲が世界で様々な奇跡を起こし…。

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