Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2019/10/25
Update

濱田岳×水川あさみ映画『喜劇 愛妻物語』あらすじ。追加キャストに夏帆を迎え劇場公開は2020年に決定!

  • Writer :
  • 石井夏子

四国を舞台に描く、崖っぷち夫婦の、全力で笑えてボロボロ泣ける珍道中!
すべての男女に捧げる人情派夫婦活劇。

映画『百円の恋』(2014)で国内映画賞にて日本アカデミー賞を初め数々の脚本賞を受賞した足立紳。

足立自身初の自伝的小説「喜劇 愛妻物語」を原作に自ら監督を務め映画化する『喜劇 愛妻物語』が2020年9月11日(金)より全国公開されます。

2019年10月28日~11月5日に開催される第32回東京国際映画祭にてコンペティション部門の出品も決定し、ますます期待が高まっています。

本作におきまして、新ビジュアルおよび、出演者の濱田岳、水川あさみ、新津ちせに加え、新たに夏帆、大久保佳代子、ふせえり、光石研の出演情報が解禁となりました。

映画『喜劇 愛妻物語』の追加キャスト

©2019『喜劇 愛妻物語』製作委員会

本作は、うだつのあがらない脚本家の夫と、その夫を罵倒し続けながら家計をささえる妻を通して描かれる、笑い泣き必至の人情派夫婦活劇です。

この度、新たに発表となります追加キャストは、夏帆、大久保佳代子、ふせえり、光石研の4名。

豪太(濱田岳)とチカ(水川あさみ)の大学時代の共通の友人である由美役には、『海街diary』(2015)や『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(2019)など、その透明感のある演技で数々の映画賞を受賞してきた夏帆

豪太が働いていたスーパーマーケットの同僚・吾妻役には、お笑いコンビ“オアシズ”のメンバーでありながら、ドラマや映画にも出演し活躍の幅を広げる大久保佳代子

豪太とチカが取材に訪れる“ものすごい速さでうどんを打つ女子高生”の母親役には、『半分、青い』『時効警察はじめました』など話題のテレビドラマに数多く出演している女優・ふせえり、その夫役には様々な役どころをこなす名バイプレイヤー・光石研が扮し、作品に厚みを加えています。

映画『喜劇 愛妻物語』の作品情報

©2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会

【日本公開】
2020年(日本映画)

【原作・脚本・監督】
足立紳

【キャスト】
濱田岳、水川あさみ、新津ちせ、夏帆、大久保佳代子、ふせえり、光石研

【作品概要】
映画『百円の恋』(2014)で国内映画賞にて日本アカデミー賞を初め数々の脚本賞を受賞した足立紳が、自身初の自伝的小説「喜劇 愛妻物語」を原作に、自ら脚本・監督を務め映画化しました。

うだつのあがらない脚本家の夫と、その夫を罵倒し続けながら家計を支える妻を通して描かれる夫婦賛歌です。

自らをモチーフに描かれた脚本家・豪太を、数々のドラマ、映画、CMで大活躍中の濱田岳、その妻・チカをコメディからシリアスドラマまで幅広く演じる女優水川あさみがコミカルかつ熱く演じており、笑い泣き必至の“人情派夫婦活劇”を描き出しています。

映画『喜劇 愛妻物語』のあらすじ

©2019『喜劇 愛妻物語』製作委員会

売れない脚本家・豪太とその妻チカは倦怠期の夫婦で、娘のアキと3人で暮らしています。

豪太はセックスレスに苛まれ、日々妻の機嫌を取ろうとしますが、チカはろくな稼ぎがない夫に冷たく当たります。

そんなある日、豪太のもとに“ものすごい速さでうどんを打つ女子高生”の話を脚本にしないかという話が。

豪太はこの企画を実現させ、あわよくば夫婦仲を取り戻すために香川への家族旅行を提案します。

しぶしぶ豪太の取材旅行に付き合うチカ。

しかし取材対象はすでに映画化が決まってしまっていました。

落胆しながらも学生時代の友人ユミの家を訪れるチカ。

その頃豪太はアキと海にやってきますが、スマホに夢中でアキを見失ってしまい…。

映画『喜劇 愛妻物語』監督・足立紳のコメント

©2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会

この映画に出てくる柳田夫妻は、他人から見ればなぜ一緒に居続けるのか理解に苦しむような夫婦かもしれない。別れればいいのにと思われるかもしれない。罵り合いながら無理矢理一緒に居続けているような未熟な夫婦だ。でもそんな未熟な夫婦の無理矢理な絆というのも、もしかしたら強靭な絆なのかもしれない。夫婦という一対一の面倒くさい人間関係を諦めず、しつこく幸せになることを追い求める彼らの姿は滑稽で生命力に溢れていて、映画で描きたいと思った。そして近頃の日本の社会は未熟で不完全な人たちに不寛容すぎるから、許すことはもちろんのこと、許してもらおうとすることも大切だとこの夫婦を通して描きたかった。

第32回東京国際映画祭の開催概要

【開催期間】
2019年10月28日(月)~11月5日(火)

【会場】
六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区) 、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)ほか

※詳細につきましては東京国際映画祭公式サイトにてご確認ください。

東京国際映画祭とは

東京国際映画祭(通称 TIFF)は日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭です。

1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生した TIFFは、日本およびアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭へと成長しました。

いまや最も熱気溢れるアジア映画の最大の拠点である東京に世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場を提供しています。

コンペティション部門について

2019年の1月以降に完成した長編を対象に、世界115の国・地域、応募作品1,804本の中から、厳正な審査を経た作品を上映します。

「世界の今」が垣間見られる上映作品の中から、国際的な映画人で構成された審査委員が各賞を選出します。

まとめ

参考:東京国際映画祭の公式ツイッター

売れない脚本家と、夫に悪態をつき続ける恐妻が繰り広げる夫婦賛歌『喜劇 愛妻物語』。

本作は、2019年10月28日~11月5日に開催される第32回東京国際映画祭にて、コンペティション部門への出品も決定しています。劇場公開が待ちきれないあなたはぜひ東京国際映画祭へ!

映画『喜劇 愛妻物語』は『喜劇 愛妻物語』が2020年9月11日(金)より全国公開いたします。ご期待ください。



関連記事

新作映画ニュース

二ノ宮隆太郎映画『お嬢ちゃん』あらすじ。キャストの萩原みのりが女性の生き方を体現【新宿K’s cinema】

むき出しな気持ちを心に秘めて生きる、ある一人の女の生きざま。 若き新鋭監督と女優がタッグを組んで完成させた野心作。 ©ENBUゼミナール 二ノ宮隆太郎監督、萩原みのり主演『お嬢ちゃん』が新宿K’s c …

新作映画ニュース

ジェシー・バックリー映画『ワイルド・ローズ』あらすじとキャスト。日本公開日は6月26日(金)と決定!

賞レースを賑わす話題作、日本公開決定。 新星ジェシー・バックリーが魅せる圧巻の歌唱力! 2018年トロント国際映画祭のプレミア上映で好評を博し、新進気鋭の女優、ジェシー・バックリーがその歌声を披露した …

新作映画ニュース

東京コミコン2018は東京ファンタの後継イベントに!スタン・リーのいないアメコミ界最初のビッグイベント

2018年で3回目のとなるTOKYOCOMICCON(東京コミコン)が大盛況のうちに終了。 早くも2019年の第4回の東京コミコンの開催が発表されました。 今回は東京コミコン2018開催のレポートをま …

新作映画ニュース

Netflixドラマ「新聞記者」キャスト誰で配信日はいつか!予告編も解禁され綾野剛や横浜流星が加わった新シリーズ

Netflixシリーズ「新聞記者」を2022年1月13日(木)に全世界同時配信 2019年に劇場公開され、大きな話題を呼んだ映画『新聞記者』は、近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込んだ作品とし …

新作映画ニュース

『すばらしき世界』映画本編動画をお得に鑑賞する方法。U-NEXTが劇場公開から日本最速配信開始!

役所広司×西川美和の最強タッグで贈る、2021年の日本映画を代表する珠玉の映画『すばらしき世界』。 日本発のエンタメ配信サイトU-NEXTにて、西川美和監督最新作・役所広司主演の映画『すばらしき世界』 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学