Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

映画『サイゴン・クチュール』あらすじとキャスト。公開日は12月21日のファッションエンタメ!

  • Writer :
  • 山寺澪

全ての女の子に捧ぐ、カワイイがつまったビタミン・ムービー。

全ての女子が元気になれる!女性トップクリエイターたちが送るパワフルでキュートなファッション・ファンタジー『サイゴン・クチュール』が遂に日本上陸します。

©STUDIO68  

2019年12月21日(土)より新宿K’sシネマほか全国順次公開されることが決定いたしました。

この度、ポスタービジュアルと場面写真が到着しましたのでご紹介します。

映画『サイゴン・クチュール』について

©STUDIO68 

映画『サイゴン・クチュール』のストーリー

1969年のサイゴン(現・ホーチミン)。

伝統あるアオザイ仕立て屋の娘・ニュイは、ミス・サイゴンに選ばれるほど美しくスタイルもファッション・センスも抜群

しかし、アオザイを野暮ったいと嫌い、店を切り盛りする母と対立していました。

そんなニュイが何故か21世紀にタイムスリップ

ベトナムのトップデザイナーのもとで働くことになりますが、自身のファッション・センスを「ダサい!」と一蹴されてしまいます。

しかも仕事は失敗続き…。

ですが、青年トアンなど、周囲の助けを借りつつ、60’sライクなリバイバル・ファッションで徐々に頭角をあらわしていきます。

やがて彼女はアオザイに託された母の本当の想いに気づき、成長していき…。

監督とキャスト紹介

©STUDIO68

本作の監督はグエン・ケイ。アメリカ、イギリス、日本で実績を積み、プロデューサーとしても活躍するなど、ベトナム映画界きってのヒットメーカーです。

出演、そしてエグゼクティブ・プロデューサーを務めるのは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のゴ・タイン・バン

ハリウッドで女優として成功する傍ら、「ELLE」など数々のファッション誌の表紙を飾る、まさに全てのベトナム人女性憧れのファッションリーダーです。

彼女ら新世代のトップクリエイターのガールズパワーが炸裂します。

ベトナムのトラディショナル・スタイルを現代のファッションにまで昇華させ、現代的でPOPなファッション・エンタテインメントを作り上げました。

映画『サイゴン・クチュール』のポスタービジュアル

©STUDIO68

この度解禁されたポスタービジュアルは、ビタミン・カラーを基調としたデザインに、「レトロモダン」なファッションを着こなすニュイの姿があります。

本作のスタイリッシュで、はつらつとした雰囲気を伺わせる仕上がりとなっています。

映画『サイゴン・クチュール』の場面写真

©STUDIO68

ポスタービジュアルに合わせて公開された場面写真では、主人公と母が華やかな色使いのアオザイを着用し笑顔を見せる姿、ベトナムNo.1イケメンのS.T演じるトゥアンとバイクでタンデムする姿、アパレルメーカーで活き活きと働く姿など、彩りにあふれた場面写真が揃いパワーをもらえるガールズムービーを期待させます。

©STUDIO68

映画『サイゴン・クチュール』の作品情報

©STUDIO68

【日本公開】
2019年(ベトナム映画)

【原題】
Cô Ba Sài Gòn(英題:The Tailor)

【監督】
グエン・ケイ、チャン・ビュー・ロック

【脚本】
エー・タイプマシン

【キャスト】
ニン・ズーン・ラン・ゴック、ホン・ヴァン、ジエム・ミー、オアン・キエウ、S.T、ゴ・タイン・バン(ベロニカ・グゥ)

【作品概要】
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)や『ブライト』(2017)に出演した女優ゴ・タイン・ バン(ベロニカ・グゥ)がプロデューサーを務め、彼女の「スタジオ68」の製作により作られたファッション・エンタテーメント。

またゴ・タイン・ バン自身も本作ではヒロインの母親役を演じています。

主演のニュイ役を演じたニン・ズーン・ラン・ゴックは1990年生まれ、『フェアリー・オブ・キングダム』(2016)で妹カムを演じた女優です。

そしてニュイを助けるトゥアン役を演じるのは、人気ボーイズグループの365daband(バーサウナム)のメンバーだったS.T。

この作品のヒットにより、映画に登場するファッショナブルなアオザイが若者の間でも流行しました。

映画『サイゴン・クチュール』は、釜山国際映画祭をはじめ、多くの映画祭に招待され、日本では大阪アジアン映画祭などで『仕立て屋 サイゴンを生きる』のタイトルで上映されました。

映画『サイゴン・クチュール』のあらすじ

©STUDIO68

1969年のサイゴン。9代続いたアオザイ仕立て屋の娘ニュイは、ミス・サイゴンに選ばれるほど美しくスタイルもファッション・センスも抜群。

しかし60年代のニューファッションに夢中で、”野暮ったい”アオザイを仕立てる母と対立していました。

そんなニュイがある日突然、現代にタイムスリップ!

変わり果てた自分と店の姿に対面してしまいます。なんと母が急逝した後、店が傾き倒産、生家も取り上げ寸前の状態でした。

そこでニュイは自分の“人生”を変えるべく、ベトナムのトップデザイナーのもとで働くことになりますが、仕事では失敗ばかり。

自身のファッション・センスも既に時代遅れと落ち込みます。

しかし青年・トアンの助けを借りつつ奮闘し、徐々に自信を取り戻していきます。

ニュイは果たして、成りたかった“本当の人生”を取り戻すことが出来るのでしょうか?

まとめ

©STUDIO68

本国ベトナムでアオザイブームを巻き起こした、ちょっぴり不思議でユニークなファッション・エンタテーメント『サイゴン・クチュール』。

8月に行いましたCinemarche初の女性限定試写会では、一足先にご覧になったお客様から好評の声を多数いただいています。

『サイゴン・クチュール』は2019年12月21日(土)より新宿K’sシネマほか全国順次ロードショーです。

本作はポップな色彩と、キュートな登場人物たちの魅力に溢れた本作に、ぜひご期待下さい。

関連記事

新作映画ニュース

『声/姿なき犯罪者』あらすじ/キャスト/公開日。韓国映画ピョン・ヨハン主演のリアルな犯罪アクションが日本上陸!

『茲山魚譜 チャサンオボ』『太陽は動かない』のピョン・ヨハン主演作 その「声」は、全てを奪う。傷ついた妻と仲間の悲しみが、元刑事の執念を呼び覚ます。 (C)2021 CJ ENM Co., Ltd., …

新作映画ニュース

大野いと×渋江譲二映画『新卒ポモドーロ』あらすじとキャスト。2020年春に公開決定

就活バディムービー『新卒ポモドーロ』2020年春公開決定! ⓒ2020「新卒ポモドーロ」製作委員会  今、まさに真っ只中にある就職活動。大卒の民間企業就職希望者数は、なんと毎年約40万人以上。 その就 …

新作映画ニュース

映画『Dinerダイナー』キャストのディーディー役は佐藤江梨子。演技力の評価とプロフィール

店主も客も、全員殺し屋の<ダイナー(食堂)>を舞台に繰り広げられる衝撃のサスペンス映画『Diner ダイナー』が2019年7月5日に公開されます。 原作は平山夢明による人気小説。第28回日本冒険小説教 …

新作映画ニュース

映画『死を告げる女』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。韓国俳優チョン・ウヒ主演のサスペンス・スリラーが日本上陸!

『哭声/コクソン』チョン・ウヒ主演で贈るサスペンス・スリラー “私が殺されたら あなたが報道してください”。死を予告する電話の後、母娘の遺体が発見されます。犯人は誰なのか。なぜ私が選ばれたのか。 看板 …

新作映画ニュース

映画『BLUE GIANT』あらすじ/キャスト/公開日。⼤⼈気ジャズ漫画のアニメーション化のビジュアル解禁

シリーズ累計840万部突破︕ ⼤⼈気コミックのアニメーション映画化 ⼤⼈気ジャズ漫画「BLUE GIANT」のアニメーション映画『BLUE GIANT』が、2023年2⽉17⽇(⾦)に公開されることが …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学