若手俳優として実力とともに人気のある村上虹郎。彼の主演する『二度めの夏、二度と会えない君』は2017年9月1日より全国劇場にて公開!
篠原智役を演じていた主演の村上虹郎は、本当にバンドメンバーとしてギターを弾いていたのでしょうか?
今回はヒロイン森山燐に“好きだと言えない”気持ちに悩みながらも、彼女を支え見守る“ギター王子”な村上虹郎の演技に注目してみましょう!
1.映画『二度めの夏、二度と会えない君』作品情報
【公開】
2017年(日本映画)
【監督】
中西健二
【キャスト】
村上虹郎、吉田円佳、加藤玲奈、金城茉奈、山田裕貴、本上まなみ、菊池亜希子
【作品概要】
赤城大空の人気ライトノベルを、『武曲 MUKOKU』の村上虹郎を主演に映画化した青春ラブストーリー。
映画初出演となるガールズバンド「たんこぶちん」の吉田円佳がヒロインの燐役を魅力的に演じています。そのほかの共演に「AKB48」の加藤玲奈、モデルの金城茉奈、俳優の山田裕貴たち注目の若手メンバーが盛り上げています。
2.映画『二度めの夏、二度と会えない君』あらすじ
高校3年生の夏。篠原智の通学する北高校に森山燐が転校してきました。
彼女が転校してきた理由は、憧れのバンド(Animato Animato)が北高校出身であったことから、自分もそこでバンドを結成し、高校生最後の文化祭でライブをやりたいという夢を叶えたかったのです。
ーやがて、燐は念願のライブが実現したことを智と分かち合い仲良く帰る道で、突然、倒れて病院に運ばれてしまいます。
その後、病院の個室で心配する智は燐を見守るなか、燐は目を覚ました…。彼女は病気の治療よりも学校を選びバンドをはじめたこと、思い残すことなほど楽しい時間を過ごせたことを智に伝えます。
それを聞いた智は事態に動揺しながら、とっさに燐にひた隠しにしていた“好きだ”という気持ちを智は伝えます。
燐は悲しげに智を見つめると、「なんで最後にそんなこと言うの…、出って…」。
それが最期に2人が交わした会話となってしまいました…。
智はなぜ、あんな言葉を言ってしまったのかを後悔して悩みます。この日から智の時間は止まり、家に引き篭もってしまいます。
やがて、冬が訪れ、クラスメイトで学級員でもある菅野瑛子は、燐の残した手紙を智に届けると、その後、智は独りで燐と出会った思い出の場所でその手紙を読みます。
すると、あの夏の頃にも聞いた、陽気な燐の鼻歌が聞こえて来た…。
3.村上虹郎の映画『ニドナツ』への想いは?
今作『二度めの夏、二度と会えない君』にて、村上虹郎が演じていた篠原智は、森山燐の夢を叶えてくれる“ギター王子”。
そして、彼自身も高校生活のなかで最も輝いた瞬間、それが燐と一緒にライブにたった最後の文化祭だったのでしょう。
自分のためだけでなく、恋しい人のために生きた“ひと夏”を村上虹郎はどのように演じていたのでしょうか。
村上虹郎は脚本を読んだときの気持ちを次のように述べています。
「タイムリーブものは好きですし、バンドシーンには青春もあっていいなと思いました。物語としてはボーカルの燐が、ギター、ドラム、ベースというように順々にバンドメンバーを集めていく、それはどこかRPGゲームのようでした。特に僕の感じた智はタイムリーブして結末を変えるためにもう一度同じ時間を繰り返す、それもゲーム的感覚もあって面白いと思いました」
さすが実力派の若手俳優だけあって、村上虹郎の言葉には力を感じさせてくれますね。
キーワードにあげた「タイムリーブ、バンド、ゲーム」分かりやすい指摘です。
この作品の本質を突いた村上虹郎ならではの洞察ですね。
近頃ということもないのですが、青春映画といえば「タイムトラベル」ものが多いことに、あなたもお気付きですよね。
例えば、邦画では『時をかける少女』や「君の名は。』。また、洋画なら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とかもそうでしたね。
この作品でも、“あの夏”をもう一度、好きな燐を傷つけないように繰り返して行動するリフレクションするところが見せ場です。
また、村上虹郎は、それを“ゲーム的感覚”と呼び、クリアしていくというRPGの比喩は面白いですね。
あなたも燐を見守る“ギター王子”の智のような気分が感じられたとすれば、村上虹郎とともに楽しんだことになる訳です。
それもまた、この作品の見方の一つかもしれませんね。
バンドメンバーとしてギター担当した村上虹郎は、撮影のためにどのくらい練習したかについて次のように述べています。
「撮影前に少しだけしました。音楽はやっていましたが、軽音部でもないし、バンドを組んだこともなかったので、映画のなかでバンドを経験できたのは楽しかったです。家ではアコギを弾くことが多くて、エレキは持っていますが、スタジオに入ってアンプをつないで鳴らす経験はありません。なので、エレキで爆音を出せるというのも凄く楽しかったです」
村上虹郎の特技である音楽が活かせたようですね。また、実際に弾いているからこそ、燐のみならず、他のメンバーとの絆も深くなったのではないでしょうか。
やっぱり、演技、音楽、仲間って繋がりはカッコイイですよね。
このように村上虹郎の出演している場面は、どれも素敵なのですが、村上虹郎自ら印象的なシーンやお気に入りのシーンがあるのでしょうか。
このことについて村上虹郎は次のように述べています。
「智と燐、2人だけでライブをするシーンです。燐はお面、智はサングラスをつけてステージに立つあのライブシーンは楽しかった。また、二度目の夏を終えて最後のライブ前に、智が屋上で校歌を歌うシーンも好きです。あの言葉(好きという言葉)は使えないから、一生懸命に他の言葉で燐が大切であることを伝えようとする。撮影の2日目だったこともあって、よく覚えています」
初めに智と燐がライブハウスに行ってライブを強行した場面は2人とも光ってましたよね。素敵なシーンでした。
また、屋上で歌う場面は、アーティストである吉田円佳を前に、俳優の村上虹郎は歌うのですから、わざと下手に歌ったとしても気恥ずかったような、なんとも言えない雰囲気は画面に出ていましたね。
村上虹郎ファンのあなたは、この辺りも要注目ですね!
まとめ
#ニドナツ 公開まで、あと1ヶ月‼️
primember紹介映像を公開🎥✨
紹介してくれるのは、バンドメンバーを見守る生徒会長(加藤玲奈さん)❗️🎶ニドナツは9月1日(金)全国公開です👏#村上虹郎 #吉田円佳 #加藤玲奈 #金城茉奈 #山田裕貴 pic.twitter.com/3pYQS9QpTN
— 映画『二度めの夏、二度と会えない君』公式 (@nidonatsu) 2017年8月1日
“ギター王子”と勝手に名付けましたが、その村上虹郎とともに燐の望んだバンド「primember」のメンバーを紹介する映像がこちら!
劇中でバンドメンバーを見守る生徒会長役を務めた加藤玲奈によるものです。
もともと、音楽が得意な村上虹郎、アーティストで大活躍の吉田円佳のほかに、ドラム担当・花京院姫子役の金城茉奈と、ベース担当・石田六郎役の山田裕貴も撮影にあたり練習を積んだとのこと。
その甲斐あって撮影終了する頃には、メンバーで十分にバンド演奏披露できるほどだったそうですよ。
バンド姿が様になっていく彼らの様子もこの映画の楽しみですね。彼らと一緒に“あの夏”を過ごせる気分も味わえる作品です。
映画『二度めの夏、二度と会えない君』の劇場公開日は、2017年9月1日より全国公開!
ぜひ、お見逃しなく!