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Entry 2017/05/11
Update

映画トモシビ(銚子電鉄映画)あらすじとキャスト!上映劇場情報も

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

関東の最東端にあるローカル線をご存知でしょうか。風光明媚な沿線から車両撮影や、ぬれ煎餅が赤字を救うことで、話題を集めたことで知られる「銚子電鉄」。

原作「トモシビ~銚子電鉄の小さな奇蹟~」をもとに、銚子市や銚子電鉄の全面協力で制作された『トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡』をご紹介します。

1.映画『トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡』の作品情報

【公開】
2017年(日本映画)

【監督】
杉山泰一

【キャスト】
松風理咲椎、前野朋哉、植田真梨恵、市川理矩、石井貴就、堀田真由、前田航基、勧修寺保都、今野誠二郎、芋生悠、安藤瑠一、谷井優貴、芹澤興人、飯田隆裕、石毛佳世子、藍上、志月かなで、升毅、菅原大吉、井上順、有野晋哉、富田靖子

【作品概要】
1923年に千葉県内で開業して走り続けるローカル線・銚子電鉄。そこに携わる人たちのエピソードを綴った吉野翠の短編小説集「トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟」の映画化。

主人公の杏子を松風理咲が演じ、富田靖子、植田真梨恵、前野朋哉、有野晋哉、井上順らが出演。監督は『の・ようなもの のようなもの』の杉山泰一。

2.映画『トモシビ』原作本とあらすじ?

千葉県船橋市在住のライター吉野翠が執筆した『トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟』を原作に映画化されました。

原作の概要は、大正時代から現在も走り続けるローカル線。銚子電鉄には乗客の数だけ人間模様を、沿線の歴史を知る老人、倦怠期を迎える夫婦、夢を追いかける青年などを通して、人間賛歌を温かく執筆したものです。


(C)2017 トモシビパートナーズ

映画のあらすじは、高校生の椎名杏子は自身が企画した銚子電鉄を盛り上げるイベントの開催を計画していました。

それは「銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負」というイベント。しかし、杏子はランナーがなかなか決まらず焦っていました。

“撮り鉄”青年の熊神は人生に疲れ果てていましたが、偶然、銚子の地を訪れた美しいキミエと出会い、彼女との距離を縮めていくことになります。

銚子電鉄の運転士である磯崎は、イベントのレースに向けて万全の準備を進めるが、部品故障が発生というアクシデントが起きてしまいます。

様々な人たちの思いが集わせながら、レース当日を迎えます…。

3.映画『トモシビ』の主なキャストは?


(C)2017 トモシビパートナーズ

松風理咲

松風理咲は2001年年1月17日生まれ、岐阜県出身の女優。スウィートパワーに所属しています。

CM「東京メトロFind my Tokyo.~私を惹きつける池袋 篇」に出演し、映画「そちらの空は、どんな空ですか?」(ネスレシアター on YouTubeにて公開中)に出演して女優デビューしています、

また、フジテレビのドラマ『グッドパートナー』にも出演を果たしました。

前野朋哉


(C)2017 トモシビパートナーズ

前野朋哉は1986年1月14日生まれ、岡山県出身の個性派俳優。

2005年に映画『剥き出しにっぽん』(05)でスクリーンデビュー。俳優のみでなく映画監督として活動しています。

主な映画出演作に2012年に『桐島、部活やめるってよ』、2015年に『イニシエーション・ラブ』などに出演。

主なテレビ出演作は、2014年にNHK朝の連続ドラマ『マッサン』、2015年にフジテレビの『恋仲』、TBSドラマ『おかしの家』
などに出演しました。

また、auの三太郎シリーズCMでは一寸法師役に抜擢され話題にもなりました。

植田真梨恵


(C)2017 トモシビパートナーズ

「わたし、つくるし、それ歌う」長年のインディーズにて活動。シングル『彼に守ってほしい10のこと』でメジャーデビューを果たします。

植田真梨恵は今作が念願の長編映画初出演デビューとなります。

4.映画『トモシビ』の監督は?


https://news.walkerplus.com/article/69824/image391335.html

この作品の演出を務めたのは杉山泰一監督。

1959年生まれの日本映画の監督。1981年に『の・ようなもの』で森田芳光監督と出会って以降、『僕達急行 A列車で行こう』まで、16作品の森田監督の助監督として支え続けました。

また、他の助監督作品としては、『少年H』(13/降旗康男監督)『KT』(02/阪本順治監督)『沈まぬ太陽』(09/若松節朗監督)などに参加しています。

杉山泰一初監督作品『の・ようなもの のようなもの


2008年にテレビドラマ『誰も守れない』を監督。2016年に師である森田監督の『の・ようなもの』の続編にあたる『の・ようなもの のようなもの』で映画初監督デビューしました。

5.映画『トモシビ』初日舞台挨拶!

映画『トモシビ』に出演したゲストを迎えて初日舞台挨拶が開かれます!

2017年7月1日と7月8日に追加の舞台挨拶がございます。詳細は以下のリンクをどうぞ!

【日程】
2017年5月20日(土)

【登壇時間】
10:00の回の上映終了後に開催。

【場所】
新宿武蔵野館
〒160-0022東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F
*JR新宿駅中央東口より徒歩2分、または東京メトロ新宿三丁目駅A5出口より徒歩3分ビックロ裏
電話:03-3354-5670

【登壇者】
松風理咲、 前野朋哉、 植田真梨恵、 有野晋哉、 富田靖子、 杉山泰一監督(予定)

2017年7月1日と7月8日に追加の舞台挨拶がございます。以下のリンクをどうぞ!

6.『トモシビ』ロケ地マップで撮影地めぐりがおすすめ!


『トモシビ』ロケ地マップ

今作の映画ロケ地となった、仲ノ町駅や本銚子駅、または清愛橋など、ロケ地マップで巡る、ひと時のローカル線の旅ができます。

他にも君ケ浜や民宿犬若も掲載されています。ぜひ、お手にとって、ローカル線の旅に出てみてはいかがでしょうか?

銚子電鉄の乗車チケット

【切符とルートの概要】
●銚子1日旅人パス(電車・バス1日乗車券)大人1,000円、小児500円

銚子電鉄全線、千葉交通路線バス、ちばこうバス(岬めぐりシャトルバス、フリーエリア内に限る)を1日乗り降りできる乗車券。

【発売場所】
銚子市観光協会、銚子電鉄車内、仲ノ町、観音、笠上黒生、犬吠、外川の各駅
●弧廻手形(1日乗車券)大人700円、小児350円

銚子~外川間の全線を1日乗り降りできる乗車券。

発売場所:銚子電鉄車内、仲ノ町、観音、笠上黒生、犬吠、外川の各駅

※フリーエリア区間等、詳しくは銚子電鉄ホームページをご覧ください。

【銚子観光に関するお問い合わせ】

銚子市観光協会

【住所】
千葉県銚子市西芝町1(JR銚子駅構内)

【電話】
0479-22-1544(年中無休9:00~17:45)

【銚子フィルムコミッション(銚子市観光商工課)】

【住所】
千葉県銚子市若宮町1-1

【電話】
0479-24-8707(土・日曜日、祝日を除く8:30~17:15)

ぜひ、千葉県にある銚子電鉄に乗って映画ロケ地に足を運んでみませんか。

7.映画『トモシビ』の上映劇場はどこ?

東京は、新宿武蔵野館(03-3354-5670)にて、5月20日(土)から上映。

千葉は、イオンシネマ銚子(0479-26-3711)と、イオンシネマ幕張新都心(043-213-3500)5月6日(土)先行公開中。

その他の全国の劇場では順次公開となります。

8.まとめ


(クラウドファンディング・サイト「マクアケ」から)

関東の最東端にあるローカル線「銚子電鉄」と映画が完全コラボした作品は、千葉県銚子電鉄にを支える多くの地元の人たちの支えがあって完成した映画。

また今作は、クラウドファンディングを利用して、1館でも多くの映画館で上映したいと配給宣伝費を募った作品でもあります。

2017年5月公開の『トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡』を、ぜひ、お近くの劇場でご覧くださいませ!

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