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Entry 2020/06/01
Update

映画『9人の翻訳家』ネタバレ感想と結末まで考察解説。実際に文学界で起きた事件“囚われたベストセラー”の犯行動機を解説

  • Writer :
  • もりのちこ

実話に基づく前代未聞の翻訳作業。
文学の自由を守るため、立ち上がった人物とは。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』は、ダン・ブラウン著書のベストセラー小説『インフェルノ』の出版秘話を基に描かれ、レジス・ロワンサル監督が手掛けました。

ダン・ブラウン著書の小説『ロバート・ラングドン』シリーズは、映画化もされ、世界的ベストセラーとなっています。

この映画は、シリーズ4作目となる「インフェルノ」の出版時に、違法流出防止のため各国の翻訳家たちを秘密の地下室に隔離し翻訳させたという実際のエピソードを基に描かれています。

集められた翻訳家たちは、外部との接触を一切禁止され、毎日20ページの原稿を翻訳していきます。そして、最も恐れていた原稿の流出事件が発生しました。

果たして犯人は誰なのか。違法流出の裏に隠された犯人の想いとは。文学作品の価値と在り方を考えさせられる映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』を紹介します。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の作品情報


(C)(2019) TRESOR FILMS – FRANCE 2 CINWMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRESOR – ARETMIS

【日本公開】
2020年(フランス・ベルギー合作)

【脚本】
レジス・ロワンサル、ダニエル・プレスリー、ロマン・コンパン

【監督】
レジス・ロワンサル

【キャスト】
ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、リッカルド・スカマルチョ、シセ・バベット・クヌッセン、エドゥアルド・ノリエガ、アレックス・ロウザー、アンナ・マリア・シュトルム、フレデリック・チョウ、マリア・レイチ、マノリス・マブロマタキス、サラ・ジロドー、パトリック・ボーショー

【作品概要】
ダン・ブラウン著書の大ベストセラー小説「インフェルノ」の出版秘話を基に描かれた映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』。

世界中が待ち望んだ大ベストセラー新作出版をめぐり、各国の翻訳家を地下室に隔離し行われた翻訳作業。無事、世界同時出版は成されるのか。

出版社の社長エリック役に、『神々と男たち』(2011)のランベール・ウィルソン、翻訳家には『007 慰めの報酬』(2009)でヒロイン役を演じたオルガ・キュリレンコ、キーパーソンのアレックス役には『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(2014)のアレックス・ロウザーが出演。

監督は、『タイピスト!』(2013)のレジス・ロワンサル監督。自ら脚本も手掛けています。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』のあらすじとネタバレ


(C)(2019) TRESOR FILMS – FRANCE 2 CINWMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRESOR – ARETMIS

世界中が待ち望んだいた、ベストセラーミステリー『デダリュス』三部作の完結編「死にたくなかった男」が、いよいよ出版されることになりました。

ドイツで開催されたブックフェアの会場で、出版社社長エリック・アングストロームが、「この話題作の出版独占権を獲得した」と高らかに宣言。

多言語の翻訳を同時にスタートし、この話題作を全世界で一斉発売すると発表します。

エリックが独占できた理由は、彼が『デダリュス』の著者であるオスカル・ブラックの教え子であり、一切謎とされている著者オスカルの正体を知る唯一の人物だったからです。

翻訳作業のためフランスの豪邸に集められたのは、9カ国の翻訳家たち。ロシア語の翻訳家カテリーナ、イタリア語の翻訳家ダリオ、デンマーク語の翻訳家エレーヌ、スペイン語の翻訳家ハビエル、英語の翻訳家アレックス、ドイツ語の翻訳家イングリット、中国語の翻訳家チェン、ポルトガル語の翻訳家テルマ、ギリシャ語の翻訳家コンスタンティノスの9人です。

豪邸には、ロシアの豪富が核戦争に備えて作ったという広大な地下室がありました。プールにシアタールーム、ボーリング場まで完備された豪華さです。

9人の翻訳家は、入り口で携帯にパソコンとすべての通信機器を没収され、外部との接触を一切禁じられます。

小説の流出を防ぐため警備員が監視する部屋で、毎日20ページだけ渡される原稿を翻訳し、仕上げる期間は1カ月、そして推敲に1カ月を要するスケジュールが知らされます。

隙のないエリックの申し出に翻訳家たちは、自分のペースで翻訳できない苛立ちと、ストーリーの先が見えないもどかしさに不満を漏らし始めます。

重々しい空気が流れます。快適なはずの地下室の生活は、巨大な要塞へと変貌したかのようでした。

少し先の未来。翻訳作業が終わったと思われる2カ月後のことです。刑務所で対峙する2人の男の姿がありました。エリックと英語の翻訳家アレックスです。

エリックはアレックスに対し、怒りを露わに怒鳴ってします。「どうやって盗んだんだ!」。

「ここに答えはありますよ」。出版された完結編「デダリュス 死にたくなかった男」を指して言うアレックス。いったい2人の間に何が起こったのか。

時は戻り、地下室では翻訳作業がスタートしていました。

ロシア語の翻訳家カテリーナは熱狂的なオスカルのファンです。「デダリュス」シリーズに登場するレベッカを真似、白いドレスに身を包み、新作をいち早く翻訳できることに喜びを感じていました。

一方、金のためだと開き直るギリシャ語の翻訳家コンスタンティノス。泣き止まない子供と夫を残し、単身やってきたデンマーク語の翻訳家エレーヌ。

中でも、初日に注目を浴びたのは、若くして英語の翻訳家に抜擢されたアレックスでした。皆が必死で翻訳に取り掛かる中、アレックスは居眠りを始めます。翻訳家たちの間でもこの仕事に対する温度差に違いがあるようです。

前代未聞の翻訳作業に戸惑いながらも、皆は次第に交流を深めていきます。クリスマスの夜、社長エリックの秘書で世話係のローズマリーを交え、パーティーを楽しむ翻訳家たち。

新作について考察し、文学について語り、共に歌い笑い合い、国を超え文学を愛する者同士の絆が見えました。

事件は次の日に起こります。エリックのもとに何者かから「原稿の冒頭の10ページを流出させた。24時間以内に500万ユーロを振り込まないと、次の100ページも流出させる」という脅迫メールが届きます。

持ち出すことが出来ない原稿がネットに流出されたのです。犯人は9人の翻訳家の中にいるはずと睨んだエリックは、怒りを露わにし「犯人は誰だ!名乗り出るまで、翻訳作業は停止する」と脅します。

翻訳家たちの部屋を警備員が徹底的に調べ上げます。デンマーク語の翻訳家エレーヌの部屋から小説らしき原稿が見つかりました。

その原稿は、エレーヌ自身が書いたものでした。彼女は小説家になりたかったのです。家族を持ってしまったために小説家の夢を諦めたと嘆く彼女に、エリックは「元々、才能がないんだ」と冷酷に原稿を燃やしてしまいます。

ポルトガル語の翻訳家テルマは、女性でありながら坊主頭にタトゥーと外見さながら、気性の荒い性格です。左手にギブスをしているスペイン語の翻訳家ハビエルが、ギブスの中に通信機を隠し持っているとし、ギブスを剥がしにかかります。

また、オスカルの熱狂的なファンであるカテリーナは、小説の続き見たさに一度、エリックの書斎に出向き、原稿の入った鞄を開ける所まで至っていました。

それを知ったイタリア語の翻訳家ダリオは、カテリーナこそ犯人だと主張し掴みかかります。止めに入るアレックス。翻訳家たちの仲間割れが始まりました。

そんな中、エリックのもとにまたしても脅迫メールが届きます。「100ページ流出した。次は6時間以内に2000万ユーロ。さもなくば、さらに100ページ流出する」。

怒り狂ったエリックは、銃で皆を脅し、犯人が名乗り出るまで、地下室の水や電気、食事、すべての供給をストップさせ、翻訳家たちを追い詰めていきます。

以下、『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』ネタバレ・結末の記載がございます。『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


(C)(2019) TRESOR FILMS – FRANCE 2 CINWMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRESOR – ARETMIS

場面は、再び少し先の未来へと移ります。刑務所で対面していたアレックスとエリック。刑務所に収監されていたのは、エリックの方でした。

エリックが、面会に来ていたアレックスに叫びます。「どうやって原稿を盗んだんだ」。アレックスは不気味に微笑み「今日はマジックを教えに来たよ」と呟きます。

翻訳家たちがフランスの豪邸に集められる前のことです。アレックスは、金儲けの計画があるとし、ハビエル、イングリット、チェン、テルマを事前に収集。

エリックが常に原稿の入った鞄を持ち歩き、決まった時間に列車に乗ることを知ったメンバーは、鞄をすり替え、原稿をコピーし元に戻すという作戦に成功していました。

そして、共犯者たちは、あたかも初対面の振りをし翻訳作業をしていたのです。脅迫メールにより、大金を手に入れるはずだったメンバー。

しかし、地下ではとうとう人の命が奪われてしまいます。自分の才能をエリックに見下され傷ついたエレーヌが自殺を図ったのです。

そんな中、さらなる脅迫メールが届きます。苛立つエリックは、とりあえず金を口座に振り込みました。

そして、翻訳家たちに銃を向けます。「覚悟しろ!」。翻訳家たちは、エリックが聞き取れない言語を使い合図を出し合い、エリックを抑えようとします。

「分かる言語で話せ!」。緊迫した睨み合いの末、エリックはカウントダウンを始めたカテリーナに銃を向けます。

たまらずアレックスが名乗り出ました。「自分がロンドンの部屋から遠隔操作している」と。

しかし、弾はすでにカテリーナの体を打ち抜きます。白いドレスが赤く染まっていきます。そして、エリックは次にアレックスに向かって銃を撃ちます。

パン!倒れるアレックス。しかし、胸に入れておいた本のおかげで、弾は貫通することはありませんでした。

アレックスと共犯者たちの心は痛みます。こんなはずじゃなかった。警備員に抑えつけられ通報されるエリック。こうして、地下生活は幕を閉じました。

収監されたエリックは、自分は被害者だと訴えます。警察は面会に来たアレックスの証言を録ろうとマイクを仕込んでいました。

アレックスは、エリックへ近づきマイクを押さえます。そして、驚愕の真実を告げるのでした。「この本は僕が書いた。僕がオスカル・ブラックだ」。

「嘘だ!オスカルは私が殺した」。思わず、エリックは自分の殺害を認めました。

「この物語の犯人は、あなただ。自分のものは自分で守る」。アレックスは原稿をすり替えてはいませんでした。さらに、脅迫金はエリック本人の口座に振り込まれています。

すべての犯人はエリックと証拠は揃いました。警察は、改めてエリック逮捕に乗り出します。

アレックスの幼少時代が蘇ります。小さな本屋に通うアレックス。店主はジョルジュ・フォンテーヌという老人でした。

本好きな少年にジョルジュは好感を持ちます。ここで働かないか。いつしかアレックスは小説を書くようになっていました。

完成した『デダリュス』をジョルジュに見せるアレックス。作品の出来栄えに驚いたジョルジュは、「教え子で出版社の社長がいるんだ。エリックに相談しよう」と出版を勧めます。

アレックスは、出版権を独占する出版社のやり方に不満を持っていました。「出版はしたくないよ。どうしてもというなら、あなたの名前で出して欲しい」。

こうして、アレックスの作品『デダリュス』は、ジョルジュがオスカル・ブラックのペンネームで出版。世界中で愛されるベストセラーとなりました。

その日、『デダリュス』の最新作「死にたくなかった男」が完成したと聞いたエリックは、ジョルジュの本屋を訪ねていました。

エリックは、ジョルジュがオスカルだと知る者は、自分以外にいないと思っています。今回も出版独占権を取り付けに来ました。

しかし、「もう君とは独占契約はしない。自分に誠実であるために」と打切りを申し出るジョルジュ。彼もまた、アレックスの気持ちと一緒でした。

納得がいかないエリックは、ジョルジュともみ合いになり、階段から突き落としてしまいます。そして、本屋に火を放ち、最新作の原稿を抱えて出て行きました。

ジョルジュの復讐と文学の価値を守ったアレックス。刑務所の面会を終え、歩き出すアレックスはジョルジュと過ごした日々を思い出していました。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の感想と評価


(C)(2019) TRESOR FILMS – FRANCE 2 CINWMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRESOR – ARETMIS

まずは、翻訳家を地下に隔離し翻訳作業をさせたという行為が、実際に、作家ダン・ブラウンの「インフェルノ」出版時のエピソードというから驚きです。

2013年、世界中が待ちに待ったベストセラー「ロバート・ラングドン」シリーズの最新版「インフェルノ」が出版となりました。

その際、海賊行為や違法流出を恐れた出版元が、各国の翻訳家たちを秘密の地下室へ集め、翻訳作業をさせたとイギリスのタブロイド誌が報じています。

実際は、文学を守るためにとった対策だったはずです。映画では、出版元の横暴化した独占契約により、文学の自由が奪われてしまいます

映画のラストに作家本人からハメられ罪を問われる出版社代表のエリック。彼は、文学を金儲けの道具とし、文学への敬意を失くした人物として登場します。

作家の意思や文学の自由を無視したエリックの行いに、アレックスは制裁を与えようとします。アレックスは、文学が世界中に与える力を信じていました。

そして、アレックス同様、文学の力を信じている者たちが他にも登場します。各国の翻訳家たちと、エリックの秘書だったローズマリーです。

ローズマリーは始め、エリックにどんなに罵声を浴びせられても、言いなりでした。本が好きで出版社にようやく入社したローズマリーは、エリックに逆らえなかったのです。

しかし、ローズマリーは翻訳家たちとの交流を通して、改めて文学の素晴らしさ、文学を愛する自分に気付き、最後はエリックを裏切ります。その晴れやかな表情に、観ている方も爽快感を感じます。

小説などの文学に限らず、映画や音楽、芸術は平等であり、分け隔てなく誰もが楽しめるものであって欲しいです。

そして文学誕生には様々な人々の想いが詰まっています。作品を生み出す作家、それを出版する出版社、そして世界中の人が読めるように言語を訳す翻訳家。

読み手である私たちは、素晴らしい文学を心から楽しみ、それと同時に守っていくことが大切なのだと感じました。

まとめ


(C)(2019) TRESOR FILMS – FRANCE 2 CINWMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRESOR – ARETMIS

ベストセラー出版時の実話を基に、文学の価値と在り方を問う映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』を紹介しました。

全世界同時出版を前に、新作の原稿が何者かによってネットに流出されます。誰が何の目的で犯行に及んだのか?

集められた9人の翻訳家たちは、誰もが動機があるように思えます。それぞれの表情や言動から、あなたは真犯人に辿り着くことが出来るでしょうか。

真実は、囚われたベストセラーの中にありました。




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