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Entry 2017/09/25
Update

映画『亜人』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も

  • Writer :
  • 村松健太郎

原作は桜井画門の人気コミック『亜人』が2017年に遂に実写映画化!

キャストは『るろうに剣心』シリーズの佐藤健と『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督よる初タッグで贈る新感覚アクション・ムービー。

今回はあらすじと本広克行監督の実写化についての感想もご紹介します。

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1.映画『亜人』の作品情報


(C)2017映画「亜人」製作委員会(C)桜井画門/講談社作委員会【公開】
2017年(日本映画)

【監督】
本広克行

【キャスト】
佐藤健、玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、山田裕貴、浜辺美波、品川祐、吉行和子、綾野剛、鈴村健一、宮野真守I

【作品概要】
桜井画門原作のコミックから始まって小説・TVアニメシリーズ・劇場版アニメと複数のメディアで展開された中でついに実写化。

監督は『踊る大捜査線』シリーズやアニメシリーズ『PSYCHO-PASSサイコパス』シリーズの総監督を務めた本広克行監督。意外にもコミック原作の映画化はこれが初めて、この後、2017年に福士蒼汰主演の『曇天に笑う』公開。

佐藤健、綾野剛がW主演。これに玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、浜辺美波が脇を固める。かつて佐藤健と綾野剛が共演していた『るろうに剣心』シリーズのアクションチームが参加。死なない存在同志の闘いを描く。

2.亜人とは?


(C)2017映画「亜人」製作委員会(C)桜井画門/講談社作委員会

「亜人」についてご存じない方のために、亜人を知る3つのポイント!

亜人とは命を繰り返す新人類、その姿は人間と全く同じ

1:絶命→蘇生→完全復活と命のリセットをし続ける。

2:死んだときにはじめて自分が亜人であることを知る。

3:亜人にしか見えない、使えない“ある能力を持つ”

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3.映画『亜人』のあらすじ


(C)2017映画「亜人」製作委員会(C)桜井画門/講談社作委員会

病気の妹を救うために研修医となった永井圭は、ある日交通事故に巻き込まれる。

しかしその直後に蘇生。彼は日本で三番目の亜人とし保護という名目で厚生労働省の秘密機関に収容され非人道的な人体実験のモルモットにされる。

実働の指揮を取るのは厚生労働省の戸崎。そんな圭の収容される組織に、佐藤と名乗る男が襲撃してくる。彼こそ日本人最初の亜人であり、かつて長きにわたって想像を絶する人体実験を受け続けた男だった。

佐藤の傍らには同じく日本人の亜人佐藤に救われ人間へ激しい敵意を抱いている田中がいた。

佐藤は圭に対して共闘を申し出るが、圭にはそれを断り一人施設から逃亡する。

圭の取り込みには失敗したものの佐藤は人間への事実上の宣戦布告をする。佐藤の周りには組織に確認されていない亜人が何人もいた。

亜人対策の中心である厚生労働省に大掛かり爆破テロを仕掛け、人間を圧倒する佐藤に対して戸崎らは後手に回る。

一方、圭は全国指名手配の身となり逃亡を続ける。圭の妹・慧理子(浜辺美波)は戸崎の部下・下村(川栄李奈)が保護監察していた。

その場を田中が襲撃、慧理子の目には映らない亜人の操る人型の特殊な分身IBM(インビジブル・ブラック・マター)が迫る。なす術はないかと思われたが下村がIBMを発動させる。下村もまた亜人であった。

佐藤の度重なるテロ行為を目にした圭は戸崎に共闘を申し入れる。決して自分の受けた人体実験を忘れたわけではないが敵の敵は味方だとして、佐藤との戦いを決意する。

佐藤の次なる標的は自身への人体実験をもとに生物兵器を作り出したグラント製薬。圭と戸崎は佐藤・田中らの襲撃にそなえグラント製薬本社で待ち構える。

最終決戦。田中は戸崎と下村が迎え撃ち、佐藤には圭が対峙する。圭も佐藤も自身が亜人であることをフルに生かした作戦を持っていた…。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『亜人』ネタバレ・結末の記載がございます。『亜人』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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佐藤は当初の襲撃には参加せず田中の一派にあるものを持たせる。それは佐藤の片腕だった。

圭と戸崎の待ち伏せ作戦が成功し田中らを一度は抑えたかと思ったが、そこに突然佐藤が襲来する。亜人は肉体が粉々になった時には最も大きな残った部位のもとに出現するという特性があった。

そのために佐藤は自身の片腕を田中達に持たせたのだった。

佐藤は自ら木材の粉砕機に身を投じる。そして一気にグラント製薬の中枢に現れる。圭は一対一で佐藤と対決をする。

戦いに躊躇のない佐藤に対して戦闘経験値の少ない圭、さらにグラント製薬に合った生物兵器を守りながら戦わなくてはいけないこともあり徐々に追い込まれていく。

圭と佐藤の闘いは深手を負うと自身をあえて殺すこと(リセット)で完全に蘇生して元の姿に戻るという無限に続くエンドレスリピートバトルとなる。

圭の片腕を切り落としじわじわと圭を追い詰める佐藤。しかし圭には時間稼ぎともいえるこの戦いに狙いがあった。屋上のヘリポートで二人が対峙した瞬間、ヘリポートの屋根が開くと対亜人特選群(対亜)が現れる。

圭はこのために戦い続けていたのだった。

そして圭は対亜に自分ごと佐藤を瞬間的に液体窒素で凍結させたのちに炸裂弾の一斉掃射を受け粉々になる。

その後、対亜はその欠片を一つ残らず回収する。佐藤と共に圭もまた消え去ってしまったかと思われたが、ヘリポートの片隅に佐藤に切り落とされた圭の片腕があった。

そして圭は佐藤がやったことと同様に片腕のもとに復活を果たす。圭は警戒する戸崎や対亜を一瞥すると屋上から一気に飛び降りて消え去っていくのだった。

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4.映画『亜人』の感想と評価


(C)2017映画「亜人」製作委員会(C)桜井画門/講談社作委員会

もはや日本映画の定番となりつつある人気コミック原作映画。ただ、ここへきて徐々に禁断の領域に入ってきているように感じます。

特に2015年に公開された映画『進撃の巨人』前後編あたりからそれがはっきりとしてきました。

前後する形で『GANTZ』や『るろうに剣心』などもありましたが、それでもまだこれらは“等身大の人間”のやり取りでもありました。

そこへきて『進撃』です。もちろん『シン・ゴジラ』を出すまでもなく日本映画には巨大生物と対決する特撮映画という伝統もあります。

ただ、これもまた今の自分たちのいる世界と地続きのような部分があって、まだ受け入れやすかった部分がありました。

ただ『進撃の巨人』や『テラフォーマーズ』あたりから“日本人キャストで実写化することに不安を感じる”作品が公開されはじめます。

今年も『ゴースト・イン・ザ・シェル』や『東京喰種トーキョーグール』そして『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない』と続き年末には『鋼の錬金術師』が公開されます。

アニメベースでいえば『デビルマン』や『ガッチャマン』などもありましたね。

そしてその出来については賛否両論、厳密にいうと否が少し多めだったりします。

そういう流れもあったので『亜人』の実写映画化と聞いてやはり微妙な気分にはなりました。

監督は本広克行監督。『踊る大捜査線』シリーズなどでエンタメ作品の達人のようなイメージもありましたがコミック原作の映画化はこれが初めてとのこと。より不安が高まります。

もともと『亜人』はテレビアニメシリーズと劇場版アニメ三部作が製作・公開済です。

そこまでメディア展開している中で実写版はいるのかなぁ?とも思いました。

主演が佐藤健と綾野剛で圭を佐藤健、佐藤を綾野剛が演じるということで、明らかに原作とは設定が変わらざるをえません。

こうなるとちゃんと『亜人』になるのかなぁとすら思いました。

ところがキャラクターの設定変更の部分だけを飲み込んでしまえば、圧倒的なスピード感のあるアクションエンターテインメント映画に仕上がっていました。

思えば、本広監督は長年所属していた制作会社ROBOTを離れて『攻殻機動隊』シリーズを制作したプロダクションIGに移籍して劇場版まで制作されたアニメシリーズ『PSYCHO-PASSサイコパス』の総監督を務めてアニメ制作のノウハウを得た上で今回の『亜人』実写版に挑みました。

明らかにアニメシリーズを作ったという経験は今回の実写版『亜人』に活かされています。

まとめ


(C)2017映画「亜人」製作委員会(C)桜井画門/講談社作委員会

本広監督はコミックとアニメと実写をどういう形で差別化して、アレンジすればいいかを何かをつかんだようです。

今までちょっと際どいというか不安要素があるコミックやアニメの実写化というと三池崇監督(『ヤッターマン』『テラフォーマーズ』『ジョジョの奇妙な冒険』)や堤幸彦監督(『20世紀少年』三部作)の二人がほとんど専任状態でした。

あとは『GANTZ』シリーズや『図書館戦争』シリーズ、『アイアムアヒーロー』の佐藤信介監督ぐらいでしょうか・・・。

ただ、今回の実写版『亜人』を見ると本広監督は新たにその枠に入り込んでくるじゃないかなと期待してしまいました。

もともと『踊る』シリーズや総監督を務めた『SP』シリーズなどのアクションエンターテインメントに相性が良い監督なので、今後もきれいにはまるコミックとならどんどん映画を作ってほしいなと思いました。

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