映画「宮本武蔵」五部作・初のデジタルリマスター版が
2022年4月29日(金)より丸の内TOEIにて上映!
東映時代劇の看板スターとして、日本映画界の全盛期を支えた名優・中村錦之助(萬屋錦之介)。
その生誕90周年を記念して、内田吐夢監督・中村錦之助(萬屋錦之介)主演による「宮本武蔵」五部作が、初のデジタルリマスター版にて2022年4月29日(金)より丸の内TOEIで上映されます。
中村錦之助(萬屋錦之介)の代表作の一つである「宮本武蔵」五部作は、巨匠・内田吐夢監督が吉川英治の人気小説を五年の歳月をかけて映画化した壮大なシリーズ作品です。
公開から約60年という時を超えて、当時の感動をそのままにデジタル修復を施した名作の劇場公開を記念して、このたび「宮本武蔵」五部作いずれかの作品の特別鑑賞券を抽選で5組10名様にプレゼントいたします。
CONTENTS
映画「宮本武蔵」五部作について
第四作『宮本武蔵 一乗寺の決斗』より
中村錦之助(萬屋錦之介)の代表作の一つである「宮本武蔵」五部作。巨匠・内田吐夢監督が吉川英治の名作の実写化に一年一作という時間をかけて挑んだ前代未聞の超大作プロジェクトです。
『宮本武蔵』(1961)から『般若坂の決斗』(1962)、『二刀流開眼』(1963)、『一乗寺の決斗』(1964)、完結編『巌流島の決斗』(1965)まで5年がかりで製作されました。
第二作『宮本武蔵 般若坂の決斗』より
武蔵という青年が剣豪として、ひいては人間として成長していく壮大なドラマと、剣を使ったダイナミックなアクションが見事に表された、まさに第一級の本格時代劇になっています。
また武蔵の師・沢庵和尚役の三國連太郎、宿命のライバル・佐々木小次郎役の高倉健ら豪華キャストとの共演も見どころです。
萬屋錦之介の生誕90年を記念して、初のデジタルリマスター版でクリアな映像が銀幕を飾ります。
映画「宮本武蔵」の作品情報
【日本公開】
1961年(日本映画)
【原作】
吉川英治
【監督】
内田吐夢
【脚色】
成澤昌茂、鈴木尚之
【キャスト】
萬屋錦之助、風見章子、浪花千栄子、三國連太郎、高倉健
第一作『宮本武蔵』のあらすじ
慶長五年九月、関ヶ原の合戦で西軍豊臣方は惨敗に終わりました。
作州宮本村の生まれの新免武蔵と本位田又八は野望を抱いて西軍に加わりましたが、負傷したところを戦場荒らしのもぐさ家のお甲とその養女・朱実に救われます。
ある日、お甲の家を襲った野武士・辻風典馬の一隊を武蔵と又八が倒します。そんな二人にお甲の誘惑の手がのび、又八は許嫁のお通を忘れお甲とともに姿を消しました。
宮本村に向かう武蔵でしたが、豊臣方残党の詮議が厳しく、武蔵は人殺しを重ねながら進みます。一方で武蔵召し捕りのため、姫路役人の青木丹左衛門が村の七宝寺を本陣とし、采配を振っていました。
その頃、お通のもとに又八からの縁切状が届きます。又八の母のお杉婆と権六叔父は、武蔵のせいで又八が出奔したと考えて武蔵を恨み……。
第二作『宮本武蔵 般若坂の決斗』のあらすじ
前作の最後、白鷺城の暗黒蔵にこもってから三年。学びを通じて生まれ変わった武蔵は名を「宮本武蔵」と改め、沢庵に別れを告げて剣の旅に出ることに。お通はその旅に同行しようとしますが、修行を優先した武蔵は彼女を残していきました。
京・祗園の色里では、吉岡道場の当主・吉岡清十郎がお甲の娘・朱実に入れ込んでいました。一方の武蔵の幼なじみである本位田又八は、お甲の名ばかりの亭主として日々を過ごしていました。
ある時、清十郎不在の吉岡道場に武蔵が現れます。門人たちは田舎の浪人者と舐めてかかりますが、武蔵はことごとく門人たちを打ち倒します。色里から戻った清十郎は門人たちの提案によりだまし討ちを考えますが、危機を感じとった武蔵はその場を去ります。
しばらく京都に留まることにした武蔵。又八の一件を未だ恨み続けるお杉婆たちの仇討ちも意に介することなく、彼はかねてより願っていた宝蔵院に伝わる槍術を見るために奈良へ向かいます。
第三作『宮本武蔵 二刀流開眼』のあらすじ
般若坂での浪人たちとの戦いから10日後、名門・柳生家の石舟斎宗厳や但馬守宗矩との立ち合いを望み、笠置山・柳生谷までやってきた武蔵。そこには偶然、武蔵に恨みを持つ吉岡清十郎の弟・伝七郎も、同じ理由で柳生谷に滞在していました。
花の茎の切り口が非凡なる剣の使い手=石舟斎であると気づいたことを柳生四高弟に認められた武蔵は、城内の新陰堂に通され剣談を交えることに。
ところが武蔵を師と仰ぐ少年・城太郎が、紀州公より賜ったという柳生家の愛犬を誤って打ち殺してしまったことで、武蔵は四高弟と対立。やがて立ち合いへと発展してしまいます。
城太郎の木剣を握り、真剣を構える高弟とのにらみ合いが続く中、そこに笛の音が聞こえてきます。それは武蔵にとって聞き覚えのある、お通のものでした。
笛の音に気を取られた隙を突かれ、斬りかかられる武蔵。その瞬間、剣を躱した彼はとっさに腰から小太刀を抜き構えます。
第四作『宮本武蔵 一乗寺の決斗』のあらすじ
洛北蓮台寺野にて、吉岡道場の当主・清十郎の左肩を打ち砕いたことで、剣士として再起不能に追い込んだ武蔵。清十郎の弟・伝七郎からは仇敵とされ、吉岡道場の門人たちに付け狙われる破目になります。
武蔵の実力を痛感した清十郎からの忠告も耳に届かず、門人を通じて武蔵に果たし状を突きつける伝七郎。
果たし合いの場は、蓮華王院三十三間堂の裏地。雪が降る中、武蔵と武蔵は伝七郎と相対しますが、伝七郎は門人たちに武蔵を襲わせます。
第五作『宮本武蔵 巌流島の決斗』のあらすじ
一乗寺下り松にて吉岡一門を葬るも、「外道」と罵られ逗留していた比叡山を追われることとなった武蔵は滋賀へと向かいます。その道中の瀬田の唐橋にて、沢庵に導かれたお通と再会します。
一乗寺下り松での決闘でまだ子どもであった名目人・源次郎をも斬り捨て、ただ剣のために生きる己ではお通を幸せにはできないと考える武蔵は、後を追おうとする彼女を拒絶します。
江戸を目指し、下総国へと入った武蔵。やがて少年・伊織と出会い、父親が死に天涯孤独の彼を不憫に思った武蔵は、伊織が暮らす家にしばし逗留することになります。
映画「宮本武蔵」五部作の鑑賞券プレゼント応募方法!
第三作『宮本武蔵 二刀流開眼』より
丸の内TOEIにて下記日程で上映される映画「宮本武蔵」五部作のいずれかの鑑賞券を5組10名様にプレゼントいたします。
【上映スケジュール】
4月29日(金・祝)~5月5日(木・祝):
『宮本武蔵』『宮本武蔵 般若坂の決斗』
5月6日(金)~5月12日(木):
『宮本武蔵 二刀流開眼』『宮本武蔵 一乗寺の決斗』
5月13日(金)~5月19日(木):
『宮本武蔵 巌流島の決斗』
【応募方法】
たくさんのご応募ありがとうございました。当選は発送をもって返させていただきます。
また皆さんからの編集部への温かい応援コメントも、この場を借りて感謝いたします。
【応募締切】
2022年4月25日(月)23:50まで
【当選者数】
5組10名様
【抽選・当選発表】
厳正なる抽選のうえ、当選者を決定致します。また当選者の発表は個人情報の保護のため、当選者ご本人への発送をもって代えさせていただきます。
*応募はお1人様1回に限り有効です。複数回の応募は無効となる場合がございますのでご注意ください。
まとめ
第五作『宮本武蔵 巌流島の決斗』より
名匠・内田吐夢監督による映画「宮本武蔵」五部作が、2022年4月29日(金)より丸の内TOEIにて上映されます。
中村錦之助(萬屋錦之介)演じる宮本武蔵と高倉健演じる佐々木小次郎との映画史に刻まれる名場面である巌流島の決闘シーンは必見です。
映画「宮本武蔵」五部作のいずれかの特別鑑賞券を、抽選で5組10名様にプレゼントいたします。
奮ってご応募ください!