映画『けったいな町医者』は2021年2月13日(土)より公開。
映画『痛くない死に方』は2021年2月20日(土)より公開。
在宅医療のスペシャリスト・長尾和宏。
長尾を追ったドキュメンタリー映画『けったいな町医者』と、長尾の著書を原作とした映画『痛くない死に方』が、2021年2月に連続公開されます。
『けったいな町医者』は2021年2月13日(土)より、『痛くない死に方』は2021年2月20日(土)より、どちらもシネスイッチ銀座ほかにて公開です。
公開を記念して、2作の魅力をギュッと濃縮したガイドブック『痛くない死に方』読本を、抽選で3名様にプレゼントいたします。
CONTENTS
映画『痛くない死に方』について
『痛くない死に方』は、日々仕事に追われ、家庭崩壊の危機に陥っている柄本佑演じる河田仁が、大病院でなく在宅医だからこそできる医療を模索し、人と向き合うことを実践していく成長物語です。
父親のために、痛みを伴いながらも延命治療を続ける入院ではなく“痛くない在宅医”を選択したのに、父親が苦しみ続けてそのまま死んでしまい、自分を責める智美役に坂井真紀。
「カルテでなく人を見ろ」がモットーの、柄本演じる在宅医の先輩・長野浩平役に、奥田瑛二。
奥田演じる長野と在宅医療を支える看護師・中井春菜役に余貴美子。
そして、柄本が新たに担当することになる明るい末期の肺がん患者・本多彰役に宇崎竜童、その妻・しぐれ役に大谷直子と、実力派俳優が勢ぞろいしました。
映画『痛くない死に方』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本映画)
【原作】
長尾和宏
【監督・脚本】
高橋伴明
【キャスト】
柄本佑、坂井真紀、余貴美子、大谷直子、宇崎竜童、奥田瑛二、大西信満、大西礼芳、下元史朗、藤本泉、梅舟惟永、諏訪太朗、田中美奈子、真木順子、亜湖、長尾和宏、田村泰二郎、東山明美、安部智凛、石山雄大、幕雄仁、長澤智子、鈴木秀人
映画『痛くない死に方』のあらすじ
在宅医療に従事する河田仁(柄本佑)は、日々仕事に追われる毎日で、家庭崩壊の危機に陥っていました。
そんな時、末期の肺がん患者である井上敏夫(下元史朗)に出会います。
敏夫の娘の智美(坂井真紀)の意向で痛みを伴いながらも延命治療を続ける入院ではなく“痛くない在宅医”を選択したとのこと。
しかし、河田は電話での対応に終始してしまい、結局、敏夫は苦しみ続けてそのまま死んでしまいます。
「痛くない在宅医」を選んだはずなのに、結局「痛い在宅医」になってしまいました。
それなら病院にいさせた方が良かったのか、病院から自宅に連れ戻した自分が殺したことになるのかと、智美は河田を前に自分を責めます。
在宅医の先輩である長野浩平(奥田瑛二)に相談すると、病院からのカルテでなく本人を見て、肺がんよりも肺気腫を疑い処置すべきだったと指摘される河田。
結局、自分の最終的な診断ミスにより、敏夫は不本意にも苦しみ続け生き絶えるしかなかったのかと、河田は悔恨の念に苛まれます。
長野の元で在宅医としての治療現場を見学させてもらい、在宅医としてあるべき姿を模索することにする河田。
大病院の専門医と在宅医の決定的な違いは何か、長野から学んでゆきます。
2年後、河田は、同じく末期の肺がん患者である本多彰(宇崎竜童)を担当することになり、以前とは全く違う患者との向き合い方をする河田。
ジョークと川柳が好きで、末期がんの患者とは思えないほど明るい本多と、同じくいつも明るい本多の妻・しぐれ(大谷直子)と共に、果たして、「痛くない死に方」は実践できるのでしょうか…。
映画『けったいな町医者』について
尼崎の町医者・長尾和の日常を記録したドキュメンタリー映画『けったいな町医者』。
好きな物を食べたい。最期まで自宅で過ごしたい。痛くない死に方がしたい。そんな患者さんと、家族の想いを守るために町医者は今日も全力で走ります。
怒る。泣く。歌う。看取る。下町を舞台に、生と死を見つめる本作は、これまでに2500人を看取ってきた在宅医・長尾和宏の命の駆け引きの現場を収めました。
ナレーションは『痛くない死に方』主演の柄本佑が務めています。柄本佑は、『痛くない死に方』の撮影前に、長尾の往診を見学し、本ドキュメンタリーのナレーションのオファーを快諾。
また、『痛くない死に方』で、柄本佑演じる主人公の在宅医・河田の先輩である、奥田瑛二扮する長野浩平役は、この長尾をモデルにしています。
映画『けったいな町医者』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本映画)
【監督・撮影・編集】
毛利安孝
【キャスト】
長尾和宏
【ナレーション】
柄本佑
映画『けったいな町医者』のあらすじ
1995年、病院勤務医として働いていた際に、「家に帰りたい。抗ガン剤をやめてほしい」と言った患者さんが自ら命を絶った。
それを機に、阪神淡路大震災直後、勤務医を辞め、人情の町・尼崎の商店街で開業し、町医者となった長尾和宏。
病院勤務医時代に1000人、在宅医となってから1500人を看取った経験を元に、多剤処方や、終末期患者への過剰な延命治療に異議を唱える”異端”。
暦を過ぎた長尾は今も、24時間365日、患者の元に駆け付けます。
そんな長尾の日常をカメラで追いかけたのは、新型コロナが猛威を振るう直前の2019年末。
転倒後、思うように動けなくなり、以前自分の旦那を看取った長尾を往診に呼んだ女性や、肺気腫に合併した肺がん終末期の患者などの在宅医療を追いました。
リビング・ウィル(終末期医療における事前指示書)と長尾の電話番号を書き残し、自宅で息を引き取ったばかりの方の元に駆けつけた際の貴重な映像も交え、昼夜を問わず街中を駆け巡る長尾の日々を追うことにより、「幸せな最期とは何か」「現代医療が見失ったものとは何か」を問いかける、ヒューマンドキュメンタリー。
映画『痛くない死に方』読本プレゼント
プレゼントの情報
【タイトル】
映画『痛くない死に方』読本
【サイズ】
B5正寸 オールカラー 112頁
【収録インタビュー】
・『痛くない死に方』キャスト:柄本佑、坂井真紀、余貴美子、大谷直子、宇崎竜童、奥田瑛二、下元史朗
・『痛くない死に方』監督:高橋伴明
・『けったいな町医者』監督:毛利安孝
・『けったいな町医者』被写体/『痛くない死に方』原作・医療監修:長尾和宏
映画『痛くない死に方』読本プレゼントの応募受付
【応募方法】
たくさんのご応募ありがとうございました!
【応募締切】
2021年2月14日(日)PM23:59まで
【当選者数】
3名様
【抽選・当選発表】
厳正なる抽選のうえ、当選者を決定致します。また当選者の発表は個人情報の保護のため、当選者ご本人への発送をもって代えさせていただきます。
*応募はお1人様1回に限り有効です。複数回の応募は無効となる場合がございますのでご注意ください。
まとめ
これまで2500人を看取ってきた在在宅医療のスペシャリスト・長尾和宏。
長尾を追ったドキュメンタリー映画『けったいな町医者』は2021年2月13日(土)より、長尾の著書を原作とした映画『痛くない死に方』は2021年2月20日(土)より、どちらもシネスイッチ銀座ほかにて公開されます
公開を記念して、2作の魅力をギュッと濃縮したガイドブック『痛くない死に方』読本を、抽選で3名様にプレゼントいたします。
たくさんのご応募お待ちしております。