日本で最も歴史がある国内最大規模の学生映画祭、東学祭
2021年も第32回目を迎える東京学生映画祭が開催されることが決定しました。
映画祭開催に向けて第32回東学祭で上映する学生映画作品のエントリーを2021年3月6日(土)20:00より募集を開始します。
CONTENTS
東京学生映画祭とは
参考:映画『こちら放送室よりトム少佐へ』
東京学生映画祭とは「東学祭」の名で知られる国内最大規模の学生映画祭です。
学生の製作した映像作品を全国から募集しており、コンペティション形式でグランプリを決定します。
企画・運営の全てを学生のみで行なっており、学生ならではの自由な発想や感覚を大切にしています。学生映画と映画界全体の振興に貢献し、映画を志す学生と映画界の架け橋になることを目的としています。
東京学生映画祭の概要
【名称】
東京学生映画祭(東学祭)
【会期】
2021年10月中旬に予定
東京学生映画祭のエントリー要項
今年度は複数あった部門を“東学祭コンペティション部門”に統合します。
※実写/アニメーションに制限はなく、作品の長さの下限・上限もありません。
【先行エントリー】
2021年3月6日(土)20:00〜3月31日(水)
※コロナ禍での製作の遅れに対応した「2次エントリー」は、2021年4月1日(木)〜5月9日(日)の期間で映画祭公式サイトより受け付けます。
【応募料】
「先行エントリー」1,500円
「2次エントリー」2,000円
【応募資格】
作品完成時に監督が学生(大学・大学院・短大・専門学校)であること。
過去に本映画祭に応募していない作品であること。
※その他の詳しい募集要項は、 第32回東京学生映画祭公式サイトをご覧ください。
第31回東京学生映画祭入選監督より応援コメント
参考:映画『Female』
第31回の東京学生映画祭にて入選した監督より応援コメントが到着しましたので、ご紹介します。
『こちら放送室よりトム少佐へ』千阪拓也監督のコメント
「東学祭に参加し、同世代の多様な作品と作家に出会えたことによって、自分の作品や作家性のようなものが
相対的に少し見えてきました。この先、自分はどういうスタイルで、何を表現したいのかという次の座標に向
かってのスタートが切れたのではないかと思っています。そして、何よりもこの瞬間、自分と同じように映画
を作っている人がいるんだ、という勇気をもらえました。そんな東学祭はあらゆる意味での「コミュニケーシ
ョン」が存在する稀有な映画祭なのだと実感しています。」
『Female』常間地裕監督のコメント
「映画を作る…応募する…そうやって行動をしなければ何も始まりませんでした。だから、まずは応募して
みてどうなるか、どんな感情を抱くか試してみて欲しいと思います。参加すれば、嬉しさも、悔しさも、苛立
ちも…様々な感情を抱くはずです。僕はそんな想いを引きずりながらこうやって今、コメントを書かせても
らっています。ですが、応募する皆さんと何ら変わりません。自分も同じ土俵に立つもの同士、皆さんと一緒
に映画を模索し、制作していきたいです。」
まとめ
東京学生映画祭企画委員会代表の浅野ジーノからは、以下のようなコメントが寄せられました。
私たち東京学生映画祭は「コロナに負けない学生映画」を世に発信(劇場上映・サブスク配信)すべく、
全国の学生に向けて、作品募集を開始いたします。
特に今年の募集対象となる作品は主に、新型コロナウイルス感染拡大の煽りを受けた2020年度の学生映画です。
私たちは昨年12月末より全国の大学を対象に「製作状況調査」を行い、
製作時間が大幅に削られた学生映画・学生監督がどうあるべきかを検討しました。
ただでさえ陽の当たらない学生映画ですが、コロナ禍でも負けじと映画を撮り続けた学生監督たちの魂を
一本でも多くスクリーンに映写したいという思いの下今年度も開催を決定いたしました。
学生映画を起点に、日本映画界の未来を照らすような監督を輩出できるよう、今後とも精一杯尽力してまいります。
日本で最も長い歴史を持つ、国内最大規模の学生映画の祭典である東京学生映画祭が2021年もはじまります。
映画祭開催に向けて第32回東学祭で上映する学生映画作品のエントリーは2021年3月6日(土)20:00より募集を開始となります。ふるって挑戦してください。