2018年で第24回を迎えた、KAWASAKIしんゆり映画祭。
恒例となった夏のイベント「なつやすみ野外上映会」は19回目を数え、今回は親子で楽しめる映画『パディントン2』の上映が決まりました。
CONTENTS
しんゆり映画祭2018とは
1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環として、KAWASAKIしんゆり映画祭はスタートしました。
今年で24回目を迎えました映画を楽しむ市民主導によるお祭りですが、90年代の当初、川崎市にある新百合ヶ丘周辺は新たに開発された地域とあって、これといった目玉になる文化事業はありませんでした。
現在の日本映画大学の前身である、日本映画学校の初代学長でもあった映画監督の今村昌平が、「文化が無いなら作ればいい!」という応援の掛け声もあったことを原点に現在の盛り上がりに至ります。
今では映画祭ボランティアによる、映画好き人々の熱心な活動に支えられ、第24回という新たな1ページの広がりを見せています。
なつやすみ野外上映会と『パディントン2』
市民と街がつくる映画のお祭りのKAWASAKIしんゆり映画祭のプレ企画として、2000年からスタートを切った、なつやすみ野外上映会も今年で19回目。
すっかり市民のあいだに根付いた2018年の上映作品は、ご存知『パディントン2』。
パディントン生誕60周年となる2018年1月に公開された本作は、前作に引き続き“紳士すぎる”クマのパディントンが、ロンドンの街中を飛び回り大騒動を巻き起こし、さまざまな人たちの心を解きほぐすハートフルなエンターテイメント作品。
原作者のマイケル・ボンドは、映画の撮影終了目前に惜しくも亡くなってしまいましたが、マイケルの優しいと祈りは確実の作品に盛り込まれています。
夏休みに野外で親子で見るには、ぴったりな作品ですね!
上映される『パディントン2』は日本語吹替え版!
人気俳優の松坂桃李や斎藤工の日本語で吹替えが行われた作品は、小さなお子さんや野外で楽しむにはベストチョイスなので見逃せません。
スクリーンいっぱいにパディントンが大活躍する『パディントン2』は、あなたをはじめ、年齢や性別を問わず多くの人たちに満足いただけますよ!
映画『パディントン2』作品情報
【公開】
2018年(イギリス、フランス映画合作)
【原題】
Paddington2
【原作】
マイケル・ボンド
【監督】
ポール・キング
【キャスト】
ヒュー・ボネビル、サリー・ホーキンス、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、マデリーン・ハリス、サミュエル・ジョスリン、ジュリー・ウォルターズ、ベン・ウィショー(声)
【作品概要】
マイケル・ボンドの児童文学「パディントン」シリーズの実写映画化第2弾。
ブラウン家の一員として生活するパディントンは小さなクマのジェントルマン。そんな彼の前に、変装の名人の悪人が現れた。ヒュー・グラントが、新たな敵役フェリックス・ブキャナンを演じている。『シェイプ・オブ・ウォーター』が話題のサリー・ホーキンスの活躍も見逃せない、
心暖まるファミリー映画であり、ハラハラ・ドキドキのアクション映画であり、社会派映画でもある傑作に仕上がっている。パディントンの声を担当するのは、ベン・ウィショー。日本語吹き替え版では 松坂桃李が担当している。
映画『パディントン2』あらすじ
ロンドンのウィンザーガーデンでブラウン家の家族の一員として幸せに暮らす子熊のパディントン。今朝も電動歯ブラシ2本を使って、耳も鼻もきれいにしました!
近所の皆さんともすっかり仲良しです。親切なお姉さんの自転車に乗せてもらい、車上からいつもドアの鍵を忘れる男性に声をかけ、お姉さんと別れるとゴミ収集車に乗せてもらい街に出ます。
ペルーで川を流されている時に助けてくれて、パディントンを育ててくれたルーシーおばさんの100歳の誕生日をお祝いするために、パディントンはプレゼントを探していました。
グルーバーさんの骨董品屋で、パディントンはロンドンの町並みを再現したユニークな飛び出す絵本を見つけます。
ロンドンに行く予定を立てていたのに、パディントンを育てるために、ロンドン行きを諦めたルーシーおばさん。この絵本を送れば、ルーシーおばさんにもロンドンの雰囲気が伝わることでしょう!
でも、この絵本、世界に一つしかない貴重品で、とても高価なのです。そこで、パディントンは働いてお金をためることにしました。どうしてもこの本をルーシーおばさんにプレゼントしたいのです!
散髪屋の助手として働き始めたパディントンでしたが、店主がいない間にお客さんが来てしまい、断ろうとしたのですが…。
なつやすみ野外上映会の詳細
【名称】
第24回KAWASAKIしんゆり映画祭2018 なつやすみ野外上映会
【開催日時】
2018年8月25日(土) pm17:00開場。同時に屋台・ゲーム開始。
pm19:00より映画上映開始(21:00終了予定)
【開催場所】
川崎市立麻生小学校 校庭
川崎市麻生区上麻生3-24-1
【入場料】
無料(座席はブルーシートと若干数のパイプ椅子となります)
【アクセス】
小田急線新百合ヶ丘駅北口徒歩8分
※駐車場の用意はありません。
【雨天・強風の場合】
*雨の場合は体育館で開催、定員500名になります。(整理券配布予定)
*屋台やゲームは規模縮小予定。
*荒天の場合は中止。
【問い合わせ】
NPO法人KAWASAKIアーツ・映画祭事務局 ()
TEL:044-953-7652 (平日10~18時に担当:大多喜/柳町まで)
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺1-2-2 新百合21ビルB2階
E-mail:cinema-uma@siff.jp
まとめ
神奈川県川崎市の新百合ヶ丘で行われるKAWASAKIしんゆり映画祭。
そのプレイベントして、川崎市立麻生小学校の校庭で開催される、なつやすみ野外上映会。
夏休み最後の8月25日の土曜日。普段の見慣れた校庭が屋台やゲームも楽しめるどこか懐かしい“村祭り”に変身!
地域の飲食店や障がい者支援団体のご協力いただく屋台と、映画にちなんだゲームも行われます。
ぜひ、お近くの映画ファンは足を運んでみてはいかがでしょう。お見逃しなく!