Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2020/04/22
Update

【映画支援クラウドファンディング】日比合作に挑む若手監督カルロ・エンシーソ・カトゥへの応援企画スタートへ!

  • Writer :
  • 石井夏子

各国の映画祭で注目のフィリピン人監督カルロ・エンシーソ・カトゥが、
フィリピンのトップスターと日本の実力派女優を起用し合作映画製作。

コロナで撮影延期になった日比合作映画『Purple Sun』を支援するクラウドファンディングが2020年4月25日より開始されます。

2020年2月に札幌と佐賀で予定していた日比合作映画『Purple Sun』の撮影がコロナウイルスの影響で来冬まで延期となりました。

既に稼働、準備していたスタッフへの補償を実現し作品を完成させる為の支援を募ります。

また、キックオフイベントとして4月25日にカルロ・エンシーソ・カトゥ監督の過去作のオンライン上映会が実施されます。

スポンサーリンク

映画『Purple Sun』について

本作は、冬の北国で出会った傷ついた2人のフィリピン人青年と1人の日本人女性による、愛、そして家族の意味の曖昧さを描いた3部構成のストーリー。カラフルで爽やかなアートハウス映画です。

主役チャールズ役にフィリピンの国民的スター、イズミ役に日本の実力派女優の出演が決定しており、後日発表されます。

撮影延期にはなりましたが、カンヌ、ロカルノ、ベネツィアの様な大きな国際映画祭を目指しているそう。

脚本・監督はフィリピン出身の若手監督カルロ・エンシーソ・カトゥです。

カルロ・エンシーソ・カトゥ監督のプロフィール

参考動画:Carlo Enciso Catu監督のコメント

映画『Purple Sun』で脚本と演出を務めるカルロ監督はルソン島中部パンパンガ州出身の若手監督

兄弟の多い貧しい家庭に生まれ育ちました。父親は毎日朝から晩まで働いても食費をやっと賄える程の労働者階級でしたが、自分の子供達には将来お金を稼いで自由な時間も楽しめるようになってもらいたいとの願いから、勉強をしっかりするようにと育てられてきたそう。

2016年に初監督作『ぼくは詩の王様と暮らした』がアジアフォーカス・福岡国際映画祭に招待され、生まれて初めて海外に、日本にやってきました。フィリピンの片田舎で育った青年にとって、初めての日本は視野が広がり、人生観が変わったとのこと。

翌年、FLYという東南アジアの若手監督向けのワークショップで北海道の東川町に招かれ、初めて雪を見ます。2016年の福岡での映画祭中のホームステイ、2017年の北海道での滞在の経験から、本作『Purple Sun』が生まれる事に。

日本で見た夕日がフィリピンで見るものと違って見えた時、全ての出来事は様々な要因が重なり合っていて、赤、青のように明確でない、赤と青が混ざり合った紫だと思い、『Purple Sun』というタイトルを思いつきます。

2018年に監督した『Waiting for Sunset』はフランスのVesoul国際映画祭で観客賞、ポルトガルのFantasport国際映画祭で審査員特別賞、フィリピンのCinemalayaで最優秀作品賞を含む5冠を達成し、フィリピンを代表する若手監督の一人となりました。

スポンサーリンク

映画『Purple Sun』のクラウドファンディングについて

2020年2月に札幌と佐賀で予定していた日比合作映画『Purple Sun』の撮影がコロナウイルスの影響で来冬まで延期となりました。

困難を乗り越え作品を完成させる為、MotionGalleryにてクラウドファンディングが2020年4月25日00:00より開始されます。

クラウドファンディング概要

【目標金額】
909,966円

【期間】
2020年4月25日開始・5月25日終了

【使い道】
集まった資金は、撮影延期により発生する損失額への補填に使用。

【特典】
カルロ監督の初長編『ぼくは詩の王様と暮らした』のダウンロード、カルロ監督のオンライン脚本/演出講座を受講、エンドロールにお名前掲載など、様々な特典が用意されています。

※詳細・寄付につきましては映画『Purple Sun』クラウドファンディングサイトをご覧ください。4月25日(土)00:00以降閲覧可能となります。

映画『Purple Sun』の作品情報

【製作予定】
2020年(日本・フィリピン合作映画)

【監督・脚本】
カルロ・エンシーソ・カトゥ(Carlo Enciso Catu)

スポンサーリンク

映画『Purple Sun』のあらすじ

フィリピン人のアルドは、日本に出稼ぎに行っている兄のチャールズからの仕送りで大学を卒業しました。しかし、ある時からチャールズと連絡が取れなくなり、兄を探しにアルドは日本にやってきます。

日本に来て1年後、やっとチャールズを見つけるアルド。チャールズはいつの間にか日本人女性、イズミと結婚していました。アルド、チャールズ、イズミの3人は同じ家で暮らすように。

アルドとチャールズは実は血の繋がっておらず、孤児院で一緒に育った兄弟のような仲の2人でした。いつしか2人の関係は親友、そして兄弟以上の関係になっていったんです。

イズミとの寝室から抜け出し、夜な夜なアルドの部屋に通うチャールズ。イズミはある晩、チャールズが入っていったアルドの部屋の扉を開けると…。

まとめ

映画『Purple Sun』クラウドファンディング開始に先立ち、2020年4月25 日(土)、19:00よりYouTube Liveにてカルロ監督の初監督作『ぼくは詩の王様と暮らした』がオンライン上映されます。

上映後には監督と視聴者を交えたディスカッションも開催されるとのこと。

ぜひオンライン上映で監督の作り出す映像に魅了され、映画『Purple Sun』へご支援ください

関連記事

新作映画ニュース

白石和彌映画『凪待ち』あらすじ。香取慎吾をキャストに迎えてロケ地(石巻)を舞台に撮る

人生につまずき落ちぶれた男の再生の物語 2019年6月28日(金)にTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーの映画『凪待ち』 。 香取慎吾が白石和彌監督と初タッグを組むことでも話題の本作に、西田尚美 …

新作映画ニュース

ビートルズ映画『ハード・デイズ・ナイト』の公開日は11月22日。アップリンク渋谷・吉祥寺などで上映!

『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』改め『ハード・デイズ・ナイト』が上映決定。 ©Bruce & Martha Karsh 2019年の秋はアルバム『アビイ・ロード』の発売50周年、 …

新作映画ニュース

神戸・元町映画館にて女優しじみ×大塚信一監督が舞台挨拶。『横須賀奇譚』を熱く語る!

映画『横須賀奇譚』は2020年8月29日(土)より元町映画館(神戸)、シアターセブン(大阪)他にて全国順次公開! (速報)京都みなみ会館にて9月25日(金)に公開決定! 東日本大震災で亡くなったと思っ …

新作映画ニュース

【Cinemarcheへの広告掲載の問い合わせ】映画ファンや観客の手元にダイレクトな情報を届ける

映画感想レビュー&考察サイト「Cinemarche」への広告掲載 邦画・洋画を愛する観客ユーザーさんが、映画をより楽しむための感想情報を得たいと、アクセスする「Cinemarche:シネマル …

新作映画ニュース

映画『その男、東京につき』キャスト/公開日/上映館/内容紹介。ラッパー般若がドキュメンタリーで語る!

孤高のMC・般若の長編ドキュメンタリー映画 壮絶な過去を経て辿り着いた武道館ワンマンライブを追い、般若が自身の過去と未来を赤裸々に語ります。 (C)2020 A+E Networks Japan G. …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
架空映画館 by ReallyLikeFilms Online
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
映画『哀愁しんでれら』2021年2月5日(金)より全国公開
映画『写真の女』
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学