最後の楽園・小笠原諸島を撮影した豊田利晃監督の1372日の奇跡。
6500万年前に誕生した原始の地球の風景が残る、“世界自然遺産“最後の楽園・小笠原諸島。
世界でも類い稀な自然に囲まれた神秘と奇跡の島を訪れ、4年に渡り撮影をした豊田利晃監督のドキュメンタリー映画『プラネティスト』が2020年7月11日(土)より、渋谷ユーロスペース、横浜シネマジャック&ベティほか全国順次公開が決定。
あわせて本予告映像とポスターヴィジュアルが解禁、豊田監督よりコメントが到着しました。
映画『プラネティスト』について
小笠原諸島・父島で自然と共に歩み生きるレジェンドサーファー・宮川典継。
野生イルカと泳ぐ世界初のドルフィンスイムでブームを巻き起こし、絶滅危惧種となっていたアカガシラカラスバトを保護し、世界遺産の登録に大きな貢献をした宮川は、島を訪れる旅人を受け入れる島文化のパイオニアです。
2014年、小笠原を訪れた魅了された豊田監督は、宮川との出会いをきっかけに住民票を島に移してドキュメンタリー映画の制作に着手。俳優やミュージシャンを島に呼び、原初の地球の風景の中で想像力を解き放たれたアーティストたちが、歓喜と興奮に満ち溢れた奇跡と出逢う島とのセッションの瞬間が広がります。
出演は『沈黙』『GIRI/HAJI』の窪塚洋介、『閉鎖病棟』『半世界』の渋川清彦、高次脳機能障害を持ちながらディジュリドュ奏者・画家として活躍するGOMA、元ブランキー・ジェット・シティのドラマー中村達也、孤高のギタリストのヤマジカズヒデ。窪塚洋介の息子・窪塚愛流も父親と一緒に島を訪れています。
ナレーションは小泉今日子。企画・撮影・監督は、『泣き虫しょったんの奇跡』『狼煙が呼ぶ』の豊田利晃。『アンチェイン』(2001)以来のドキュメンタリー映画を、2018年版より再編集し新たに完成させました。
映画『プラネティスト』のポスタービジュアル
新ヴィジュアルでは、「一寸先は、光だ」というコピーが。
豊田監督が出会った、まるで生き物のように表情をかえる小笠原の夕日が連なり、島の多彩な色が映し出されています。
映画『プラネティスト』の予告編
本予告映像では、2011年に世界遺産登録された<ボニン・アイランド>小笠原諸島の海、島、空、星、クジラ、イルカたちが誘い、案内人・宮川が「島の環境をエネルギーにして、今がある。ぜんぶ島がやらせていること」と語ります。
島を訪れた旅人たちの島とのセッション、魂の揺さぶり。「今の時代を生き抜くヒントがこの映画の中にある」というキャチコピーに続き、小笠原という惑星に呼ばれた<プラネティスト(惑星人)>は決して死なない。という窪塚のささやきにつながっています。
豊田利晃監督のコメント
都市の文明から遠く離れ、原初の地球の風景に囲まれながら自分のコアを見つめていた。
魔法のような夕陽に魅せられて、毎日カメラを回し続けた。気がつけば、4年が過ぎていた。
時間放浪の旅の記録。自分の半生の答えが映っていた。
映画『プラネティスト』の作品情報
【日本公開】
2020年(映画)
【企画・監督・撮影】
豊田利晃
【音楽監督】
ZAK
【音楽】
大野由美子、コーネリアス、ヤマジカズヒデ
【キャスト】
宮川典継、GOMA、窪塚洋介、渋川清彦、中村達也、ヤマジカズヒデ
【ナレーション】
小泉今日子
まとめ
この小笠原との出会いから誕生し、再々公演が決定した豊田利晃作・演出の<ライブシネマ演劇+音楽+舞台>『怪獣の教えTHE FINAL』。主演に窪塚洋介、渋川清彦に芋生遥を迎え、4月24日(金)~5月3日(日)、横浜赤レンガ倉庫にて上演が決定しました。
本作とあわせて、奇跡のクリエイションをご体感ください。
圧倒的なボニンブルーの青と、畏敬ある自然。訪れるものを目覚めさせ、今の時代を生き抜くヒントが映し出される映画『プラネティスト』は2020年7月11日(土)より、渋谷ユーロスペース、横浜シネマジャック&ベティほか全国順次公開です。