アカデミー賞5部⾨にノミネートされた『レディ・バード』の監督とアカデミー賞受賞の豪華キャストが集結︕
19世紀を代表する⼥性作家、ルイザ・メイ・オルコットの⾃伝的⼩説「若草物語」。
あのマーチ家四姉妹の中で活発で信念をまげない作家志望の次⼥・ジョーの視点から描かれた『Little Women(原題)』。
そしてこの度発表された第77回ゴールデン・グローブ賞ではシアーシャ・ローナンが⾒事主演⼥優賞にノミネートされた本作の邦題が『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』として、2020年初夏に⽇本公開されることが決定されました。
あわせてシーン写真1点が解禁されましたのでご紹介します。
CONTENTS
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』について
参考動画:『レディ・バード』予告編
南北戦争時代を舞台に⼒強く⽣きるマーチ家の四⼈姉妹の絆と成⻑をハートフルに描いた「若草物語」は、幾度となく映画化され現代に⽣きる私たちに多くの勇気とインスピレーションを与え続けてきました。
そんな世界中から愛される物語を『レディ・バード』(2017)でアカデミー賞〈監督賞〉をはじめ5部⾨ノミネート、その類まれなる表現⼒で映画界に新⾵を巻き起こしたグレタ・ガーウィグ監督が斬新にみずみずしく、モダンに⽣まれ変わらせました。
マーチ家の四姉妹。美しくてしっかりものの⻑⼥メグ、活発で信念をまげない作家志望の次⼥ジョー、内気で繊細なピアニストの三⼥ベス、⼈懐っこいが頑固な末っ⼦エイミー。
あまりにも有名な四姉妹の物語の中で、本作は作家志望のジョーにフォーカスをあて、しかも幼少期からではなく成⻑し⼤⼈になった姿から構成されています。
“誰も愛さない…作家として⽣きる”と⾃分が信じた道を進むために、⽴ちはだかる障害や⼼の葛藤をエモーショナルかつ⼤胆で繊細に描かれています。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のキャスト紹介
旬な若⼿からアカデミー賞常連の名優まで、豪華スタッフとキャストが集結したことも話題の本作。
主⼈公ジョー役を演じるのは25歳という若さで既にアカデミー賞の常連と呼ばれる天才⼥優シアーシャ・ローナンが抜擢されました。
ジョーのソウルメイトであり彼⼥に愛を告⽩するローリー役には『君の名前で僕を呼んで』(2017)で世界中から注⽬と賞賛を集め、今もっとも注⽬されるイケメン実⼒派俳優ティモシー・シャラメ。
本作で『レディ・バード』の監督と2⼈の出演キャストが再結集したことも⼤きな話題となりました。
さらに⻑⼥のメグ役は「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン、三⼥のベス役はHBOで放送された『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレン、そして常に⾃問する頑固で有名な、家族の末っ⼦エイミー役を期待の新星フローレンス・ピューが演じました。
ベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き⺟親を好演し、さらにアカデミー賞の常連、名⼥優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ叔⺟役で、ジョーの⼈⽣に⼤きな影響を与える⼈物として登場します。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の場面写真
本記事冒頭に掲載した、この度解禁となった場面写真は、成長した主人公・ジョーが街並み中を駆け抜けていくシーンがお披露目されました。
女性が街中を走ることなど、許されなかったであろう時代に、大胆にもスカートを翻し、颯爽と駆け抜ける姿が活発で自らの手で人生を切り開いていこうとする主人公を想像させるようなシーンとなっています。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の作品情報
【日本公開】
2020年(アメリカ映画)
【原題】
Little Women
【監督・脚本】
グレタ・ガーウィグ
【キャスト】
シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
【作品概要】
監督は⻑編映画監督デビュー作にしてアカデミー賞主要5部⾨にノミネートされ⼤きな話題を呼んだ『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ。
⾳楽は『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)『シェイプ・オブ・ウォーター』(2018)のアレクサンドル・デスプラ。
⾐装デザインは『アンナ・カレーニナ』(2013)でアカデミー賞受賞したジャクリーン・デュランが⼿掛けました。
撮影はオリヴィエ・アサイヤスやルカ・グァダニーノら、名だたる⻤才監督と仕事をしてきたヨリック・ル・ソーが務めています。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のあらすじ
⼥性がアーティスト=表現者として成功をつかむことが難しかった時代に、作家になる夢を持ち続ける⼀途でまっすぐな⼥性ジョー(シアーシャ・ローナン)。
性別によって決められてしまう⼈⽣を乗り越えようと、想いを寄せる幼馴染のローリー(ティモシー・シャラメ)からのプロポーズにも応じずひたすら夢を追い続けますが…。
まとめ
参考:映画『Little Women』の公式ツイッター
https://twitter.com/LittleWomen/status/1204829927964438528
本作は、主人公・ジョーを通して⼥性にとっての結婚、仕事、⼈⽣の選択肢、そして“⾃分らしさとは何なのか︖”という現代を⽣きるわたしたちの中にもある普遍的なテーマを瑞々しくとらえています。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は、2020年初夏ロードショーです。
ぜひ続報にもご注目ください。