世界が認める前衛芸術家、草間彌生の人生を
アメリカ人女性監督ヘザー・レンズが捉えたドキュメンタリー!
11月22日(金)に開業する渋谷PARCO8階のミニシアター「WHITE CINE QUINTO」のオープニング作品『KUSAMA:INFINITY』の邦題が『草間彌生∞INFINITY』に決定いたしました。
この度、邦題決定と共にポスタービジュアルが解禁。
予告編と場面写真もあわせてご紹介致します。
また、10月17日(木)から20日(日)の日程で開催される京都国際映画祭での特別招待作品に決定し、ヘザー・レンズ監督の来日も併せて決定となりました。
CONTENTS
映画『草間彌生∞INFINITY』について
70年以上にわたる芸術活動の中で独自の芸術を表現し続け、世界で最も有名な芸術家の1人となった草間彌生。
第2次世界大戦下の日本で暮らした過去、芸術への情熱を理解されなかった家庭環境、芸術界における人種差別や性差別、自身の病など、数々の困難を乗り越えながら様々な分野で輝かしい功績を残し、今もなお創作活動に全てを捧げる人生を送る彼女。
本作『草間彌生∞INFINITY』は、幼少期からアメリカへ単身で渡るまで、そしてニューヨーク時代に苦悩しながら行った創作活動と、当時それらの作品が国内外でどのように評価されたのか、草間彌生の知られざる過去をアメリカ人女性監督、ヘザー・レンズが捉えたドキュメンタリー作品です。
映画『草間彌生∞INFINITY』のポスタービジュアル
解禁されたポスタービジュアルには、「天才芸術家の知られざるドラマティックな人生」「激動の1960年代ニューヨーク。彼女は、芸術の力で愛と平和のために世界に挑んだ―。」のコピーが。
そして全体に散りばめられた赤い水玉、そして赤い水玉の服を着て正面を見据える草間彌生の横には「草間彌生」の大きな文字が配置され、彼女の人生のようなインパクトの強いビジュアルに仕上がっています。
映画『草間彌生∞INFINITY』の作品情報
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
『KUSAMA: INFINITY』
【監督】
ヘザー・レンズ
【脚本】
へザー・レンズ、イデノケイタ
【キャスト】
草間彌生ほか
映画『草間彌生∞INFINITY』のあらすじ
70年以上にわたり独自の芸術を表現し続け、2016年にTIMES誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出された草間彌生。
そんな彼女がまだ無名だった頃、芸術家としての高みを目指し、単身で渡米。本作で捉えるのは幼少期の芸術への目覚めから、アメリカへ移住するまでの日々。
そして激動の1960年代ニューヨークで苦悩しながら行った創作活動と、当時それらの作品が国内外でどのように評価されたのか、アメリカで活動するアーティストへ与えた影響といった、草間氏の知られざる過去が映されます。
映画『草間彌生∞INFINITY』の監督ヘザー・レンズとは?
参考動画:ヘザー・レンズ監督のインタビュー
本作で監督と共同脚本を務めたヘザー・レンズは、脚本家、映画監督、プロデューサーとして活動し、主に類稀な人生を歩む人々に焦点を当てたドキュメンタリー映画や自伝映画を手掛けてきました。
ケント州立大学美術学部を卒業し、南カリフォルニア大学映画学部で美術学の修士を取得。
自転車発明家に焦点を当てた短編ドキュメンタリー映画『Back to Back』(2001・日本未公開)は学生アカデミー賞にノミネートされ、世界中の映画祭で上映されました。
本作が長編ドキュメンタリーデビューとなります。
まとめ
美術学生時代に草間彌生の作品にはじめて触れ、一目見た瞬間から魅了されたヘザー・レンズ監督。
草間彌生について探求していく中で、15年に渡る草間のニューヨークでの創作活動が、アメリカのアート界に及ぼした影響が見落とされていることに気が付いたそうです。
本作の企画を始めてから約10年。レンズ監督自身も、草間彌生が世界で最も売れた女性アーティストになるとは思ってもいなかったと言います。
本作では、世界中の人々から人気を博す彼女の作品が果たしてどのような想いで、どのようにして制作されてきたのかを描きました。
映画『草間彌生∞INFINITY』は2019年10月17日(木)から20日(日)の日程で開催される京都国際映画祭での特別上映と、11月22日(金)に開業する渋谷PARCO8階のミニシアター「WHITE CINE QUINTO」のオープニング作品として上映されます。