ホラー映画『Kfc』が、2024年7⽉より渋⾕シアター・イメージフォーラムにて公開が決定︕
映画『Kfc』はべトナム・ハノイを舞台に、救急⾞で⼈間狩りにいそしむ医師、⼈⾁中毒のその息⼦、医者の犠牲になった売春婦の娘らが狂気と復讐の連鎖に陥いっていく様を、容赦ないゴア描写と共に描いた、衝撃のカニバルリベンジ・ホラー。
あまりに残酷すぎる内容と描写ゆえに、ベトナム国内では現在に⾄るまで劇場公開されていないという『Kfc』。そんな禁断のホラー映画がついに日本で公開決定となりました。
本作の監督を務めたのは、本作が⻑編監督デビューとなるベトナム出⾝のレ・ビン・ザン。新進監督が作り上げた恐るべきホラー映画『Kfc』は、2024年7⽉より渋⾕シアター・イメージフォーラムにて公開されます。
いまだかつて見たことのないようなエグイ本作の日本公開にあたり、あらたに衝撃的なポスターが解禁となりました。また応援コメントも多数届いていますのでご紹介します。
映画『Kfc』とは
本作はべトナム・ハノイを舞台に、人間の狂気と復讐の連鎖に陥いっていく様を強烈なゴア描写で描き出した衝撃のホラー作品です。
監督を務めたのは、本作が⻑編監督デビューとなるベトナム出⾝のレ・ビン・ザン。最初は、映画学校の卒業制作として企画されていましたが、脚本を読んだ⼤学側が「あまりに残酷すぎる」という理由で却下。ザン監督は退学の憂き⽬にあったといういわくつきの作品です。
その後、名匠トラン・アン・ユンの後押しにより映画は完成し、ニューヨークアジアン映画祭で最優秀賞を受賞したほか、ロッテルダム国際映画祭などの映画祭で上映され、⾎⾁と腐臭にまみれた徹底したゴア描写と、狂気に満ちた世界観、そして緻密かつ挑戦的な構成で観客のド肝を抜いてきました。なお、ベトナム国内では2024年に⾄るまで劇場公開されていません。
映画『Kfc』作品情報
【日本公開】
2024年(ベトナム映画)
【監督・脚本】
レ・ビン・ザン
【製作】
レ・ビン・ザン、グエン・ホアン・ディエップ
【撮影】
グエン・ビン・フック
【編集】
レ・ビン・ザン、チューン・ミン・クイ
【キャスト】
グエン・トニー、タ・クアン・チエン、ホアン・バー・ソン、チャム・プリムローズ
レ・ビン・ザン監督プロフィール
1990年生まれ、ベトナム・ニャチャン出身。
ホーチミン市映画大学に在学中、卒業制作として短編版『Kfc』を制作するも審査委員会から「暴力的過ぎる」と卒業が許可されず、同校を中退することに。
その後、トラン・アン・ユン監督の手助けを受けながらも『Kfc』を長編化。ベトナム本国では上映禁止処分を受けるも、ニューヨーク・アジアン映画祭2017での「有望監督賞」受賞をはじめ海外映画祭で高い評価を得ている。
映画『Kfc』に届いた応援コメント
叶井俊太郎(映画宣伝プロデューサー)
地味なPOV⾵なベトナム⾷⼈ホラー。
だが⾒終わった後に逆にジワジワとくる。
これはマジで斬新︕︕
ヒロシニコフ
殺⼈︕ ⾷⼈︕ 狂⼈︕
あらゆるタブーを犯して疾⾛する超危険作がベトナムからやってきた︕
誰もが知るあのファストフード店を取り巻いて、⻤畜たちが⼤暴れ︕ 時系列をシャッフルしながら繰り出される過激な映像の数々は、とにかく悲惨、なんとも陰惨。しかしなぜだろう、⾎とショックの隙間から漏れ出る何かに不思議と胸を打たれるのは……。かくも異常な映画体験を観るものに与える、新たなアジアン・エクストリーム・ムービーの誕⽣を、その⽬にしかと焼き付けよ︕ 今⽇、『Kfc』にしない︖
佐藤雄⼆(学⽣残酷映画祭初代主催)
復讐、拷問、死姦、⾷⼈…その根底にあるのは⾎⽣臭い愛。
残酷描写、⾷⼈描写の⾄るところにアイディアや⼯夫が散りばめられ、監督の「必ずこれを撮る」という決意を感じる。
でも絶対「⽑」は⾷べる前に取った⽅が良い︕︕
まとめ
ベトナムを舞台に巻き起こる、食肉中毒の男性とその被害者家族たちの狂気と復讐の連鎖を描いたホラー映画『Kfc』。
あらたに公開されたポスターでは、人のものと思われる舌を食べようとする男の顔がアップで映し出されています。人肉を食べることを楽しみにしている様子を切り取ったポスターが、観る人の恐怖と好奇心を呼び起こすことでしょう。
映画『Kfc』は2024年7⽉より、渋⾕シアター・イメージフォーラムにて公開決定︕
この機会に、残酷極まるホラー映画を覗いてみてはいかがでしょうか。