2008年に韓国で初めて導入された国民参与裁判。
陪審員に選ばれた8人、事件は証拠も証言も揃っていたはずでした。
大人気若手俳優パク・ヒョンシクが華麗に長編スクリーンデビューを飾り、ベテラン女優ムン・ソリ共演で贈るリーガル・サスペンス・ストーリーがまもなく開廷です。
原題『陪審員たち(原題) 』改め、『8番目の男』が2019年11月1日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開されます。
この度、予告編とポスタービジュアルが届きましたので、ご紹介致します。
映画『8番目の男』について
2008年に韓国に初めて導入された国民参与裁判の実際の事件に基づく本作。
監督・脚本を務めたホン・スンワン自身が数人の判事に直接会って綿密なリサーチを行ったほか、50件もの類似した事件や、判決が交錯した裁判の判決文540件余りを参考にし、手に汗握るサスペンスフルな脚本を書き上げました。
主演を務めるのはK-POPグループZE:Aのメンバーである一方、日本でも連続ドラマ化され大きな話題を呼んだ『SUITS/スーツ〜運命の選択〜』のほか、『花郎<ファラン>』『』力の強い女 ト・ボンスン』などTVドラマで次々と主演を飾り、アイドルから演技派俳優へと見事に変身を遂げたパク・ヒョンシク。
粘り強く事件の問題提起をし続ける陪審員8号役として本作で華麗な長編スクリーンデビューを飾りました。
一方、初めての国民参与裁判を担当し、論理と原則に基づき強い信念で行動する裁判官キム・ジュンギョム役にはムン・ソリ。
イ・チャンドン監督の『ペパーミント・キャンディー』(2000)で鮮烈なスクリーンデビューを飾り、続いて出演した『オアシス』(2002)で重度脳性麻痺の障がい者を演じ、ベネチア国際映画祭、青龍映画賞など国内外有数の映画祭の新人賞を総なめにした韓国映画界を代表する名女優です。
映画『8番目の男』の予告映像
今回到着した予告映像は、初の国民参与裁判でパク・ヒョンシク演じるナムをはじめとした8人が陪審員に選ばれ、戸惑い緊張しながら入廷するところから始まります。
刑を量定するだけのはずが、被告人の否認により急きょ有罪無罪の決断を迫られることになった陪審員たち。
迅速に進めたいムン・ソリ演じる裁判長ジュンギョムの意に反して、ナムは「有罪だという確信が持てません」と粘り強く問題提起をし続け、事件の真相に迫っていきます。
裁判の判決が気になる予告映像をぜひご覧ください!
映画『8番目の男』のポスタービジュアル
そして、併せて解禁となったポスタービジュアルでは、8人の陪審員たちが事件の真相を探るような眼差しでこちらを見つめています。
「その男が、“真実”を覆す――」というキャッチコピーから、波乱を呼ぶ裁判を予感させます。
映画『8番目の男』の作品情報
【日本公開】
2019年(韓国映画)
【原題】
배심원들(英題:Juror 8)
【監督・脚本】
ホン・スンワン
【キャスト】
パク・ヒョンシク、ムン・ソリ、ペク・スジャン、キム・ミギョン、ユン・ギョンホ、ソ・ジョンヨン、チョ・ハンチョル、キム・ホンパ
映画『8番目の男』のあらすじ
国民が参加する裁判が歴史上初めて開かれる日。
全国民が注目する中、年齢も職業も異なる8名の普通の人々が陪審員団に選定されました。
大韓民国初の陪審員になった彼らの前に置かれた事件は、証拠・証言・自白までそろった明白な殺害事件。
刑を量定するだけのはずが、被告人がいきなり嫌疑を否認したため、陪審員たちは急きょ有罪無罪の決断を迫られることになりました。
誰もが困惑する中、原則主義者の裁判長ジュンギョムは正確かつ迅速に裁判を進めようとします。
ですが質問と問題提起を繰り返す8番陪審員ナムをはじめとする陪審員たちの突発的な行動により、裁判は予期せぬ方向に進んでいき…。
まとめ
『12人の怒れる男』『陪審員』『ニューオーリンズ・トライアル』『12人の優しい日本人』など陪審裁判映画にハズレなし!
本作は裁判員制度導入10年を迎えた日本にてこの秋公開されます。
映画『8番目の男』は2019年11月1日(金)より シネマート新宿、シネマート心斎橋にて開廷です。