主演・小原徳子が初脚本を手がけた愛と絶望のサイコ・ノワール!
誘拐された娘を探さない母親と彼女の生活を監視する隣人ストーカー、その両方の視点から 「狂気と混乱」を描いた映画『いずれあなたが知る話』。
主演・プロデューサーの大山大とともにW主演を務めた俳優・小原徳子の脚本デビュー作でもある本作。2023年5月の下北沢トリウッドでの封切り後、ついに9月2日(土)より大阪シアターセブンでの拡大公開が決定されました。
今回の拡大公開の決定にあわせて、新ポスタービジュアルと大阪公開版・予告編が解禁。
さらに拡大公開に記念してのキャストのコメント、俳優・津田寛治、映画監督・市井昌秀などの応援コメントがも解禁されました。
CONTENTS
映画『いずれあなたが知る話』とは?
映画『いずれあなたが知る話』大阪公開版・予告編
誘拐された娘を探さない母親と彼女の生活を監視する隣人ストーカー、その両方の視点から 「狂気と混乱」を描いた“サイコ・ノワール”映画『いずれあなたが知る話』。
旧芸名・木嶋のりこ時代から難役に挑み続け、『卍』『HAKONIWA』『渇愛の果て、』『幸福な囚人』などで知られる俳優・小原徳子が脚本デビューを果たした本作。
『アリスの住人』『拝啓、永田町』『階段の先には踊り場がある』などに出演し、本作では企画発案者として製作にも携わった大山大とともにW主演を務めています。
東京・下北沢トリウッドで2023年5月に封切りされ、公開初日から5日間連続の満席を記録。小原の手がけた脚本と、出演者からの逆オファーにより監督を務めた古澤健による演出が融合した作品の完成度の高さから、多くのリピーターが続出しました。
製作から公開までメインキャスト主導という型破りなプロモーションも、TwitterをはじめとしたSNSで話題を呼び、ついに今回の地方拡大公開が実現しました。
映画『いずれあなたが知る話』キャスト陣コメント
小原徳子(靖子役/脚本)
「俳優は選ばれるだけではなく、選ぶ立場にもなれる」そう教えてくれたのはこの映画です。
俳優同士で声をかけ合い、信頼できるスタッフ、監督を仲間にして出来上がったこの作品は、封切りされた下北沢トリウッドで、沢山の方が何度も足を運んでくれる映画となりました。
俳優だから、母親だから、息子だから、娘だから、そんな、肩書きのイメージを破壊するストーリーを、一緒に楽しんで応援してくださる皆さまのおかげで東京を飛び出すことができ、感謝と高揚感でいっぱいです。
あなたの中にしか見えない『いずれあなたが知る話』を、シアターセブンのロビーでも聴けるのを楽しみにしてます。この映画が私の脚本処女作で本当に良かった。
大山大(勇雄役/プロデューサー)
東京で見てくれた人、そうでない人。
「いずれあなたが知る話」を知ってくれてありがとうございます。
関わってくださった全ての皆様に御礼申し上げます。そして、大阪の皆様。これを読んでくれてありがとうございます。
来てくださる方も来てくださらない方、「いずれあなたが知る話」を知ってくれてありがとうございます。
僕に会いたくない方は言ってください。作品を観てくださるなら僕は貴方の前から隠れます。
大河内健太郎(海老原役)
この映画のお話をいただいた時はちょうどコロナ禍真っ只中で、当初予定されていた監督が病気入院中で不在の状況だったこともあり、自分の役割をしっかり果たせるか不安で悩みました。でも後任を務めた古澤健監督や現場スタッフの皆さんに助けていただいたおかげで、この役を演じてみたいという気持ちに従ってよかったと思うことができました。企画を立てて主演を務めた大山大さんと小原徳子さんの覚悟のこもったこの作品は、たくさんの方に支持されて都内での上映は成功を収めることができました。皆さまにも、二人の俳優の覚悟が引き寄せた可能性に触れていただけましたら幸いです。
伴優香(さおり役)
下北沢で上映されていた3週間。連日たくさんの方々に足を運んでいただき、直接感想を伺うことができたあの日々は、未だに忘れることのできない宝物のような時間でした。
その宝物を胸に、下北沢を飛び出し、地方上映が決定したこと、これ以上ない幸せです。
この映画を応援してくださった皆さま本当にありがとうございます。
これを機にまた次の地へとバトンを繋げることができるよう、一つずつ盛り上げていきたいと思います。
まだご鑑賞したことのない皆さま、待っていてくださいね。この映画は、いずれあなたが知る話。
著名人からの応援コメントも!(敬称略・順不同)
津田寛治(俳優)
これは今の日本で、どこにでもある風景かも知れない。
戦争もなく平和に思えるこの日常の中、薄っすら誰もが感じている深い闇。
それが至る所で表面化している事実を、一体どれだけの日本人が知っているのだろうか。
一人一人が幸福の定義と向き合う時が来ていることを教えてくれる映画だ。
市井昌秀(映画監督)
抑制された演出と省略を活かした脚本で脳内を刺激され、言語化できない感情を演じる俳優たちに圧倒された。
映画『いずれあなたが知る話』の作品情報
【公開】
2023年(日本映画)
【プロデューサー】
大山大
【脚本】
小原徳子
【監督】
古澤健
【撮影】
高田祐真
【キャスト】
大山大、小原徳子、一華、大河内健太郎、蓮池桂子、穂泉尚子、蓮田キト、伴優香、はぎの一、オノユリ、小川紘司、久場寿幸、奥江月香、中村成志
映画『いずれあなたが知る話』のあらすじ
ある古びたアパートに、ひとり娘の綾を育てているシングルマザーの靖子がいました。隣の部屋には、自称カメラマンの、しかし実は無職の働く意欲を失くした男が住んでいます。
靖子は弁当屋で働いていましたが、その稼ぎだけではやっていくことができません。生活のため、風俗でも働き始めます。一方、隣人の男は靖子が気になり、ストーカーのようにつけまわして写真を撮りだします。
仕事から疲れて帰って来る靖子は、つい娘の綾にも冷たく当たるようになりました。そんなある日、綾が誘拐されてしまいます。
愛娘のことを心配した靖子は綾を探しに行き、ついにその居場所を突き止めました。しかし靖子は、綾を取り戻そうとはしませんでした。
その日から、靖子は秘密のある行動を始めます。誰にも知られていないはずのその行動を、隣人の男はじっと見つめていました……。
まとめ
誘拐された娘を探さない母親と彼女の生活を監視する隣人ストーカー、その両方の視点から 「狂気と混乱」を描いた“サイコ・ノワール”映画『いずれあなたが知る話』。
本作の脚本を執筆した小原徳子、企画発案者として製作にも携わった大山大がW主演を務めるなど、製作から公開までメインキャスト主導による型破りなプロモーションがSNSで話題を呼び、東京を飛び出しての地方拡大公開が実現しました。
今回は新ポスタービジュアル、拡大公開に際してのキャストからのコメントと俳優・津田寛治、映画監督・市井昌秀からの応援コメントをご紹介しました。
『いずれあなたが知る話』は2023年9月2日(土)より大阪シアターセブンにて拡大公開!