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【東京フィルメックス2019情報】仲野太賀映画『静かな雨』からキンフーの代表作まで新旧上映!

  • Writer :
  • 石井夏子

2000年12月に第1回が開催された国際映画祭「東京フィルメックス/TOKYO FILMeX」。

開催から20年、記念すべき「第20回東京フィルメックス」が、2019年11月23日(土)~12月1日(日)に開催することが決定しました。

このたび、第20回東京フィルメックスのラインナップが発表されました。

多種多様な上映作品が目白押しの本映画祭から、おすすめの映画を厳選してお届けします。

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東京フィルメックスとは?

コンペディション部門作『つつんで、ひらいて』

「東京フィルメックス」は、とことんアジアにこだわった映画祭で、アジア地域を中心とした新進気鋭の監督たちの作品を集め、どこよりも早く、ここでしか観られない注目作品がラインナップされる、唯一の国際映画祭

その独自性や刺激的な作品の数々が、今熱い話題を集めており、若手監督によるコンペティション部門最先端の話題作が並ぶ特別招待作品、そして東京フィルメックス独自の企画で行われる特集上映など、一つも見逃せない作品が2019年も集結します。

第20回東京フィルメックスの開催概要

コンペディション部門作『昨夜、あなたが微笑んでいた』

【名称】
第20回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2019

【期間】
2019年11月23日(土)~12月1日(日)全9日間

【会場】
メイン会場:有楽町朝日ホール(有楽町マリオン)11月23日(土)~12月1日(日)
レイトショー会場:TOHOシネマズ 日比谷 11月23日(土)~12月1日(日)
人材育成ワークショップ:11月25日(月)~11月30日(土)有楽町朝日スクエア B

【チケット情報】
2019年11月3日(日・祝)より発売

※詳細につきましては東京フィルメックス公式サイトをご覧ください。

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コンペティション部門

コンペディション部門作『評決』

監督デビュー作3作品を含む、インドから日本まで、アジアから新しい風を感じる旬の作品が勢揃いしました。

世界的に大きな注目を集めるアジアからは、才能ある新鋭たちが次々と登場しています。

そんなアジアの新進作家が2018年から2019年にかけて製作した作品の中から、10作品を上映します。

また5名の国際審査員が最優秀作品賞と審査員特別賞を選び、11月30日(土)に行われる授賞式で発表します。

【上映作品】
『水の影』『昨夜、あなたが微笑んでいた』『気球』『熱帯雨』『評決』『ニーナ・ウー』『春江水暖』『波高(はこう)』『静かな雨』『つつんで、ひらいて』

コンペティション部門からピックアップ!

映画『水の影』の作品情報

【製作】
2019年(インド映画)

【英題】
Shadow of Water

【監督】
サナル・クマール・シャシダラン (Sanal Kumar SASIDHARAN)

【作品概要】
マラヤラム語映画界の俊英シャシダランがインドの女性問題を3人の登場人物に凝縮して描いた問題作。

ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門で上映。

賛否が起こるであろうショッキングな内容でもあり、後半は予想しがたい展開が待っています。

【あらすじ】
若い男がガールフレンドを連れ出し、先輩格の男の運転する車でドライブに出ますが…。

映画『熱帯雨』の作品情報

【製作】
2019年(シンガポール・台湾合作映画)

【英題】
Wet Season

【監督】
アンソニー・チェン (Anthony CHEN)

【作品概要】
『イロイロ/ぬくもりの記憶』(2013)以来となるアンソニー・チェン待望の監督第2作で、前作のキャストを再び起用しています。

トロント映画祭のプラットホーム部門でワールド・プレミア上映されました。

【あらすじ】
中学生と担任の女性教師の間の感情の揺れ動きを繊細に描きます。

映画『静かな雨』の作品情報

【製作】
2019年(日本映画)

【原作】
宮下奈都

【監督】
中川龍太郎

【作品概要】
仲野太賀とこれが映画初出演となる衛藤美彩の主演で、宮下奈都のデビュー小説を映画化。

行き詰まりを感じる現代で若い人がどう生きていくかを描きます。

音楽は高木正勝が担当し、独特の世界観に仕上げました。

【あらすじ】
大学の研究助手の行助と鯛焼き屋を経営するこよみ。

親密になりかけた2人の関係はこよみが交通事故に会ったことをきっかけに暗転し…。

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特別招待作品からピックアップ!

特別招待作品『完全な候補者』

今年も映画の最先端を切り拓いてゆく、気鋭の監督たちのとびきりの新作をご紹介します。

いずれも強烈な作家性が発揮された、これらのバラエティ豊かな作品からは、映画の多彩さがうかがえるでしょう。

また、“特別招待作品 フィルメックス・クラシック”では、巨匠たちの名作や、映画史的に重要な位置づけにありながら上映の機会が限られていた作品を上映します。

【オープニング作品】
『シャドウプレイ』

【クロージング上映作品】
『カミング・ホーム・アゲイン』

【特別招待作品】
『完全な候補者』『ヴィタリナ(仮題)』『ある女優の不在』『夢の裏側~ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』

【フィルメックス・クラシック作品】
『牛』『HHH:侯孝賢』『フラワーズ・オブ・シャンハイ』『空山霊雨』

映画『シャドウプレイ』の作品情報

【製作】
2018年(中国映画)

【英題】
Shadow Play

【監督】
ロウ・イエ(LOU Ye)

【作品概要】
各国の映画祭で上映される機会がなかった、ロウ・イエ監督作が本映画祭のオープニング作品決定しました。

中国と香港、台湾にまたがる疑惑をスタイリッシュな映像で描くミステリー。

ベルリン映画祭パノラマ部門で上映されました。

【あらすじ】
建設業界の大物の死の謎を追う刑事が何者かの圧力でその任を解かれます。

香港に逃れた刑事は、その謎の鍵を握る若い女性に出会い…。

映画『カミング・ホーム・アゲイン』の作品情報

【製作】
2019年(韓国・アメリカ合作映画)

【英題】
Coming Home Again

【監督】
ウェイン・ワン (Wayne WANG)

【作品概要】
本映画祭のクロージング作品。

在米アジア人の家族を何度も描いてきたウェイン・ワンの新たな傑作です。

トロント映画祭で上映されました。

【あらすじ】
韓国系アメリカ人の作家が大晦日のパーティーに備えて母親から韓国料理のレシピを教わります。

そして彼の脳裏に人生における幾つかの瞬間がよみがえり…。

映画『ヴィタリナ(仮題)』の作品情報

【製作】
2019年(ポルトガル映画)

【英題】
Vitalina Varela

【監督】
ペドロ・コスタ(Pedro COSTA)

【作品概要】
前作『ホース・マネー』にも出演したヴィタリナ・ヴァレラ主演。

陰影の濃い映像で描かれるヒロインの悲しみが見る者の心を打つ傑作です。

ロカルノ映画祭で金豹賞と女優賞を受賞しました。

【あらすじ】
出稼ぎに行った夫が死んだことを知らされ、カーボ・ヴェルデからポルトガルにやってきた女性は…。

映画『ある女優の不在』の作品情報

【製作】
2018年(イラン映画)

【英題】
3 Faces

【監督】
ジャファル・パナヒ (Jafar PANAHI)

【作品概要】
ロードムービーの形式でイランの女性問題を描き、カンヌ映画祭脚本賞を受賞した作品。

【あらすじ】
女優志望の少女から自殺予告の映像を受け取った有名女優が少女の安否確認のために田舎の村を訪れます。

その旅の中、活動を禁止された伝説的女優の姿が浮かび上がり…。

映画『牛』の作品情報

【製作】
1969年(イラン映画)

【英題】
The Cow

【監督】
ダリウシュ・メールジュイ(Dariush MEHRJUI)

【作品概要】
イラン映画史の金字塔と言われるメールジュイの代表作をデジタル修復版で上映します。

主演はイラン映画界を代表する名優エザトラー・エンテザミ。

【あらすじ】
可愛がっていた牛を失い、錯乱して自らが牛だと思い込んでしまう男が引き起こす騒動を描く風刺コメディ。

映画『空山霊雨』の作品情報

【製作】
1979年(台湾映画)

【英題】
Raining in the Mountain

【監督】
キン・フー (KING Hu)

【作品概要】
気品高いカンフー・アクションで描き、キン・フー作品の一つの到達点とも言われる傑作。

『山中傳奇』(1979)と同時期に韓国で撮影されました。

デジタル修復版で上映。

【あらすじ】
明朝時代の中国の仏教寺院を舞台に三蔵法師の経典をめぐって繰り広げられる争奪戦とは。

まとめ


阪本順治監督作『鉄拳』

本映画祭ではプレイベントとして、“デビュー30周年、阪本順治特集”を有楽町スバル座で10月16日(水)から10月19日(土)まで先行上映中し、その後も11月に有楽町朝日ホールで上映されます。

また、歴代の受賞作品の中から、ファンの人気の高かった『ふたりの人魚』(2000)『息もできない』(2008)『ふゆの獣』(2010)の3作品も上映。

旧作、新作とどれも見逃せない映画がそろった第20回東京フィルメックスにぜひお運びください。

「第20回東京フィルメックス」は2019年11月23日(土)~12月1日(日)に開催です。

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