Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2019/03/12
Update

【イングランドイズマイン】映画『ENGLAND IS MINE(原題)』あらすじキャスト。ジャック・ロウデンがモリッシーを演じる

  • Writer :
  • 石井夏子

伝説の英国バンド“ザ・スミス”結成前夜物語

1980年代、痛烈な言葉と音楽性で、イギリスのミュージックシーンを席巻した伝説のバンド、“ザ・スミス”のボーカルリスト、スティーブン・モリッシー


© 2017 ESSOLDO LIMITED ALL RIGHTS RESERVED

若き日に苦悩と挫折を乗り越え、のちに世界にはばたくミュージシャンとして生きる決意を描いた青春音楽映画『ENGLAND IS MINE(原題)』が2019年5月31日(金)、シネクイントほか全国公開されます。

あわせて ティザービジュアルと場面写真が到着しました。

映画『ENGLAND IS MINE(原題)』とは


© 2017 ESSOLDO LIMITED ALL RIGHTS RESERVED

“ザ・スミス”のボーカルリスト、スティーブン・モリッシーは、1976年にマンチェスターで高校をドロップアウト

ライブハウスに通いつめバンド批評を投稿する日々を送りながら、出会いや別れ、苦悩と挫折を乗り越え、ミュージシャンとしてのアイデンティティを打ち立てるまでを描いた本作。

2017年エジンバラ国際映画祭クロージングほか、世界各国の映画祭に出品され高い評価を受けた話題作が、いよいよ日本上陸です。

皮肉屋でコミュニケーションが苦手、音楽への情熱は人一倍なのにどうして良いかわからず苦しむ、若き日のモリッシー。演じるのは『ダンケルク』(2017)のコリンズ役で一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たしたジャック・ロウデンです。

モリッシーの才能を見抜き後押しするアーティストの卵、リンダー・スターリング役には「ダウントン・アビー」シリーズのジェシカ・ブラウン・フィンドレイ

職場の同僚でモリッシーを誘惑するクリスティーン役は、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』(2019)で暗殺者ヴィラネル役に大抜擢されたジョディ・カマーです。

旬のスターが競演する本作。

1970年代を代表するニューヨーク・ドールズロキシーミュージックセックス・ピストルズモット・ザ・フープルほか様々なアーティストの楽曲が彩りを添えます。

挫折や苦悩があっても、「夢」と「自分」をあきらめない。

前に進む姿に勇気をもらえる、珠玉の青春“音楽”映画の完成です。

インタビュー集など関連書籍の発売も相次ぎ、2019年5月24日には新作カバーアルバム発売も発表、精力的な活動でアーティストやファンの心を魅了し続けるモリッシーの“はじまりの物語”は必見!

モリッシー役・ジャック・ロウデンのプロフィール

若き日のモリッシーという大役を演じるのは、ジャック・ロウデン。

ジャック・ロウデンは1990年6月2日生まれ、イギリス、チェルムスフォード生まれ、スコットランド育ち。

幼いころ、クラシックバレエを習っていましたが、演技の世界に興味を持つようになったそうです。

2011年、イギリスの名門、英国王立スコットランド音楽院卒業

その後、舞台を中心に活動。

2013年、舞台『幽霊』(ヘンリック・イプセン作)で、ローレンス・オリヴィエ賞を受賞しました。

2013年に『U Want Me 2 Kill Him ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム』で映画デビューします。

以降サバイバルスリラー『ベルファスト71』(2014)や法廷劇『否定と肯定』(2016)などに出演。

英BBCのミニTVシリーズ『戦争と平和』(2016)で広く脚光を浴び、クリストファー・ノーラン監督の戦争大作『ダンケルク』(2017)で英空軍パイロットのコリンズ役に大抜てきされました。

2019年3月15日公開の『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』ではヘンリー·スチュアート(ダーンリー卿)を演じます。

185㎝という長身と、端正なマスク、そして繊細かつ大胆な演技力に魅了されましょう。

映画『ENGLAND IS MINE(原題)』作品情報


© 2017 ESSOLDO LIMITED ALL RIGHTS RESERVED

【日本公開】
2019年(イギリス映画)

【監督・脚本】
マーク・ギル 

【キャスト】
ジャック・ロウデン、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、ジョディ・カマー

【作品概要】
伝説の英国バンド“ザ・スミス”結成前夜を描いた伝記的映画です。

監督は『ミスター・ヴォーマン』(2012)で第86回アカデミー賞短編実写部門にノミネートされたマーク・ギル。

“ザ・スミス”のボーカルリスト、スティーブン・モリッシー役は『ダンケルク』(2017)のジャック・ロウデン。

「ダウントン・アビー」シリーズのジェシカ・ブラウン・フィンドレイと、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』(2019)のジョディ・カマーなど、フレッシュな俳優陣が物語に息を吹き込みます。

映画『ENGLAND IS MINE(原題)』あらすじ

1976年マンチェスター。

高校をドロップアウトしたスティーブン・モリッシーは、ライブに通っては批評を音楽紙に投稿するだけの毎日を送っています。

家計を助けようと就職しても職場に馴染めず、仕事をサボって詩を書くことが唯一の慰めでした。

そんな時、美大生のリンダーと出会い、彼女の後押しもあってバンドを組むことになります。

初ライブは成功、スティーブンはミュージシャンになろうと仕事を退職。

しかし順調に思えた彼を待ち受けたのは、別れや挫折でした。

1982年、それでもあきらめずに音楽を続けるスティーブンの元に1人のギタリストが訪ねて来ました。

それは、のちに彼と「ザ・スミス」を結成するジョニー・マーだったんです。

まとめ 

2018年に『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットし、ミュージシャンの伝記的映画がアツい昨今。

ついに2019年5月31日(金)より、伝説のバンド、“ザ・スミス”のボーカルリスト、スティーブン・モリッシーの若き日を描いた、映画『ENGLAND IS MINE(原題)』が公開決定。

モリッシーが抱えていた若き日の苦悩と挫折、そしてミュージシャンとして生きる決意を描きます。

モリッシーを演じるのは大注目俳優、ジャック・ロウデンです。

たとえ世界に望まれなくても、僕はうたう。

2019年5月31日(金)よりシネクイントほか全国公開される映画『ENGLAND IS MINE(原題)』をお見逃しなく。

関連記事

新作映画ニュース

韓国映画『世宗大王 星を追う者たち』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。朝鮮王朝に実在した科学者が時代を動かす!

社会現象を巻き起こした韓国映画『シュリ』のハン・ソッキュ × チェ・ミンシク20年ぶりの共演。 ハングルを創製し朝鮮王朝最高の名君と謳われた国王“世宗大王”と、レオナルド・ダ・ヴィンチやコペルニクスら …

新作映画ニュース

母僕公開記念!感動のコミックエッセイ実写映画特集『母さんがどんなに僕を嫌いでも』ほか3選

歌川たいじのコミックエッセイ「母さんがどんなに僕を嫌いでも」を、注目の若手俳優太賀が主演を務め、吉田羊と共演で実写映画化。 映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』は、11月16日(金)より新宿ピカデリー …

新作映画ニュース

映画『グッドバイ』キャストの静江役は木村多江【演技評価とプロフィール】

映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』は2020年2月14日より全国公開! 『走れメロス』、『人間失格』などの代表作を発表し、2019年に生誕110年を迎えた昭和の文豪・太宰治。 太宰治の未完の遺 …

新作映画ニュース

【ショートフィルムフェスティバル】開催日時と上映作品。アジア最大級の国際短編映画祭が山口県初上映!

アジア最大級の国際短編映画祭から選りすぐりの20本を山口初上映! 山口情報芸術センター(YCAM)では、劇場のスクリーンで見る機会の少ない世界の短編映画を上映する「ショートショート フィルムフェスティ …

新作映画ニュース

【作詞家 / 詩人 / 森雪之丞】“言葉の軌跡”と言われる『感情の配線』を、NUMAにてポエトリーリーディング・スペシャルイベント音源配信!

森雪之丞 自選詩集『感情の配線』自身によるポエトリーリーディング 総合エンターテインメント企業アミューズが手掛ける音声サブスクリプションサービス「NUMA」にて、作詞家、詩人、戯曲家、作曲家の森雪之丞 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学