伝説の英国バンド“ザ・スミス”結成前夜物語
1980年代、痛烈な言葉と音楽性で、イギリスのミュージックシーンを席巻した伝説のバンド、“ザ・スミス”のボーカルリスト、スティーブン・モリッシー。
若き日に苦悩と挫折を乗り越え、のちに世界にはばたくミュージシャンとして生きる決意を描いた青春音楽映画『ENGLAND IS MINE(原題)』が2019年5月31日(金)、シネクイントほか全国公開されます。
あわせて ティザービジュアルと場面写真が到着しました。
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映画『ENGLAND IS MINE(原題)』とは
“ザ・スミス”のボーカルリスト、スティーブン・モリッシーは、1976年にマンチェスターで高校をドロップアウト。
ライブハウスに通いつめバンド批評を投稿する日々を送りながら、出会いや別れ、苦悩と挫折を乗り越え、ミュージシャンとしてのアイデンティティを打ち立てるまでを描いた本作。
2017年エジンバラ国際映画祭クロージングほか、世界各国の映画祭に出品され高い評価を受けた話題作が、いよいよ日本上陸です。
皮肉屋でコミュニケーションが苦手、音楽への情熱は人一倍なのにどうして良いかわからず苦しむ、若き日のモリッシー。演じるのは『ダンケルク』(2017)のコリンズ役で一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たしたジャック・ロウデンです。
モリッシーの才能を見抜き後押しするアーティストの卵、リンダー・スターリング役には「ダウントン・アビー」シリーズのジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。
職場の同僚でモリッシーを誘惑するクリスティーン役は、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』(2019)で暗殺者ヴィラネル役に大抜擢されたジョディ・カマーです。
旬のスターが競演する本作。
1970年代を代表するニューヨーク・ドールズ、ロキシーミュージック、セックス・ピストルズ、モット・ザ・フープルほか様々なアーティストの楽曲が彩りを添えます。
挫折や苦悩があっても、「夢」と「自分」をあきらめない。
前に進む姿に勇気をもらえる、珠玉の青春“音楽”映画の完成です。
インタビュー集など関連書籍の発売も相次ぎ、2019年5月24日には新作カバーアルバム発売も発表、精力的な活動でアーティストやファンの心を魅了し続けるモリッシーの“はじまりの物語”は必見!
モリッシー役・ジャック・ロウデンのプロフィール
Some snaps from a v fun shoot for @thejackalmag. V cool people. Full shebang & interview out le soir…💅🦹♀️ pic.twitter.com/UrS49QOnGI
— Jack Lowden (@JALowden) 2019年2月20日
若き日のモリッシーという大役を演じるのは、ジャック・ロウデン。
ジャック・ロウデンは1990年6月2日生まれ、イギリス、チェルムスフォード生まれ、スコットランド育ち。
幼いころ、クラシックバレエを習っていましたが、演技の世界に興味を持つようになったそうです。
2011年、イギリスの名門、英国王立スコットランド音楽院卒業。
その後、舞台を中心に活動。
2013年、舞台『幽霊』(ヘンリック・イプセン作)で、ローレンス・オリヴィエ賞を受賞しました。
2013年に『U Want Me 2 Kill Him ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム』で映画デビューします。
以降サバイバルスリラー『ベルファスト71』(2014)や法廷劇『否定と肯定』(2016)などに出演。
英BBCのミニTVシリーズ『戦争と平和』(2016)で広く脚光を浴び、クリストファー・ノーラン監督の戦争大作『ダンケルク』(2017)で英空軍パイロットのコリンズ役に大抜てきされました。
2019年3月15日公開の『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』ではヘンリー·スチュアート(ダーンリー卿)を演じます。
185㎝という長身と、端正なマスク、そして繊細かつ大胆な演技力に魅了されましょう。
映画『ENGLAND IS MINE(原題)』作品情報
【日本公開】
2019年(イギリス映画)
【監督・脚本】
マーク・ギル
【キャスト】
ジャック・ロウデン、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、ジョディ・カマー
【作品概要】
伝説の英国バンド“ザ・スミス”結成前夜を描いた伝記的映画です。
監督は『ミスター・ヴォーマン』(2012)で第86回アカデミー賞短編実写部門にノミネートされたマーク・ギル。
“ザ・スミス”のボーカルリスト、スティーブン・モリッシー役は『ダンケルク』(2017)のジャック・ロウデン。
「ダウントン・アビー」シリーズのジェシカ・ブラウン・フィンドレイと、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』(2019)のジョディ・カマーなど、フレッシュな俳優陣が物語に息を吹き込みます。
映画『ENGLAND IS MINE(原題)』あらすじ
1976年マンチェスター。
高校をドロップアウトしたスティーブン・モリッシーは、ライブに通っては批評を音楽紙に投稿するだけの毎日を送っています。
家計を助けようと就職しても職場に馴染めず、仕事をサボって詩を書くことが唯一の慰めでした。
そんな時、美大生のリンダーと出会い、彼女の後押しもあってバンドを組むことになります。
初ライブは成功、スティーブンはミュージシャンになろうと仕事を退職。
しかし順調に思えた彼を待ち受けたのは、別れや挫折でした。
1982年、それでもあきらめずに音楽を続けるスティーブンの元に1人のギタリストが訪ねて来ました。
それは、のちに彼と「ザ・スミス」を結成するジョニー・マーだったんです。
まとめ
Rather hot in Manchester today #englandismine pic.twitter.com/AAAhfO4z39
— England is Mine Film (@EnglandIsMineMO) 2018年6月27日
2018年に『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットし、ミュージシャンの伝記的映画がアツい昨今。
ついに2019年5月31日(金)より、伝説のバンド、“ザ・スミス”のボーカルリスト、スティーブン・モリッシーの若き日を描いた、映画『ENGLAND IS MINE(原題)』が公開決定。
モリッシーが抱えていた若き日の苦悩と挫折、そしてミュージシャンとして生きる決意を描きます。
モリッシーを演じるのは大注目俳優、ジャック・ロウデンです。
たとえ世界に望まれなくても、僕はうたう。
2019年5月31日(金)よりシネクイントほか全国公開される映画『ENGLAND IS MINE(原題)』をお見逃しなく。