ネット配信番組『シネマゴジャンク』第3回・後編
Cinenarche・河合のび編集長が徹底考察・解説!
日本を拠点に活動する映画配給レーベル「Cinemago」が自らMCとして出演し、映画の魅力を紹介する新・ネット配信番組『シネマゴジャンク』。
知っているようで知らない「映画が観客に届くまで」の過程を、映画紹介を通じて発信し続けます。
第3回・後編では2024年9月14日(土)~16日(月・祝)高円寺シアターバッカスで上映される、日本で初めてゲイ(男性同性愛者)の世界を描いたドキュメンタリー『らせんの素描』を特集。
第3回・前編の『大分ドキュメンタリー∞学生のまなざし』の制作統括を務めた日本文理大学工学部教授・小島康史が若き日に監督を務めた本作を、「Cinemago」宣伝にして映画情報サイト「Cinemarche」編集長・河合のびが各作品ごとに解説していきます。
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『シネマゴジャンク』第3回・後編《『らせんの素描』編》
解説:河合のび(Cinemarche編集長)プロフィール
1995年生まれ、静岡県出身の詩人。
2019年に日本映画大学・理論コースを卒業後、映画情報サイト「Cinemarche」編集部として活動開始。考察記事やインタビュー取材の実績を経て、2代目編集長に昇進。
主な映画評に、西尾孔志監督『輝け星くず』、青柳拓監督『フジヤマコットントン』、酒井善三監督『カウンセラー』などがある。
また映画配給レーベル「Cinemago」の宣伝として『キック・ミー 怒りのカンザス』『Kfc』のキャッチコピーなどのライティングも精力的に行う。
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映画『らせんの素描』の作品情報
【公開】
2024年(日本映画:1991年初上映)
【製作総指揮】
武重邦夫
【監督】
小島康史
【撮影】
土橋秀行、中井数馬
【出演】
矢野美一、木屋尾隆司、平野広朗、長谷忠、牙子 ほか
【作品概要】
日本映画で初めてゲイ(男性同性愛者)の世界を描いたドキュメンタリー。『94歳のゲイ』(2024)で再注目された詩人・長谷忠が出演を果たしている。
小島康史監督は当初、日本映画学校(現:日本映画大学)の卒業制作として短編版を手がけたが、今村昌平監督『ええじゃないか』(1979)プロデューサーの武重邦夫に後押しされ、長編版として本作を自主制作した。
1991年の公開以来33年ぶりとなる今回の上映は、日本文理大学工学部の教授として制作統括を務めた、教え子である日本文理大学生たちによるオムニバス・ドキュメンタリー『大分ドキュメンタリー∞学生のまなざし』の東京上映を機に企画された。
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