奥原浩志監督の最高傑作が5年の歳月を経て待望のDVD化!
2012年に東京国際映画祭正式上映作品としてお披露目された後、2014年に劇場公開された奥原浩志監督の『黒四角』。
国内外のメディアから高い評価を受けながらも、初公開時は全国で20館を満たない劇場公開を終えた後は、ほとんど陽の目を見ることがなかった本作。
その幻の名作、奥原浩志監督の最高傑作とも評価された映画『黒四角』が2019年12月27日(金)にDVDが発売、レンタル同時開始されます。
映画『黒四角』について
映画『黒四角』は気鋭の⽇本⼈監督奥原浩志が、近くて遠い国・中国に単⾝乗り込んで完成させた問題作です。
その衝撃的な内容から、中国本⼟での公開は未だ認められていません。
釜⼭国際映画祭グランプリ受賞『タイムレス・メロディ』(2000)、ロッテルダム国際映画祭・最優秀アジア映画賞受賞『波』(2001)、井浦新・宮崎あおい・⿇⽣久美⼦共演で話題を集めた『⻘い⾞』(2004)などで⾼い評価を獲得してきた奥原浩志監督⻑編5作⽬にあたる本作は、⽇中関係の悪化が伝えられていた当時、敢えて⾃ら北京を拠点に⾝を置き、中国のインディーズ映画⼈らと積極的に交流し⽇中の才能あるスタッフを集め完成させました。
映画『黒四角』のDVDリリース詳細
2019年12月27日(金)に発売開始される『黒四角』のDVD。
その価格や映像特典などの詳細をお伝えいたします。
【発売日】
2019年12月27日(金)
【価格】
3,800円+税
【本編尺】
約144分
【映像特典】
劇場公開時予告編
黒四角黒四角』の作品情報
【日本公開】
2014年(⽇本・中国合作映画)
【英題】
THE BLACK SQUARE
【監督・脚本】
奥原浩志
【キャスト】
中泉英雄、ダン・ホン、チェン・シーシュウ、鈴⽊美妃、ゴウズ、ジャン・ツーユー、ワン・ホンウェイ
【作品概要】
東京国際映画祭コンペティション部⾨正式上映作品。
映画『黒四角』のあらすじ
過去、現在、未来…僕は君にあったことがある。
売れない芸術家チャオピンは、ある画廊で⾼額の買い⼿がついたという「⿊四⾓」と名付けられた、⿊だけで描かれた⼀枚の絵に強く惹きつけられます。
その翌⽇、彼は不思議な体験をします。空中を浮遊する⿊い直⽅体の物体を⽬撃してしまったからです。
彼はその物体に誘われる様に追う内に、⼈気の無い無機質な荒野に辿り着きます。
そこで彼は、衝撃的な光景を⽬撃します。全⻑5〜6メートルはあろうか、あの⿊い物体が忽然と⽴ちはだかっていました。
その中から、全裸の男が現れて…。
果たして男の⽬的は?「⿊四⾓」が現れた理由は?
チャオピンと妹リーホワを巻き込んで、ミステリアスな男との、タイムリープストーリーが展開されます。
まとめ
名作の呼び声⾼かった映画『黒四角』が待望の初DVD化となりました。
また、本作のDVD発売に伴い奥原浩志監督は以下のようにメッセージを寄せています。
2012年の作品です。ようやくDVDが出ることになりました。たいへん嬉しく思っています。
撮影は主に北京郊外で行いました。映画の中で観られる風景も人々も今では大きく様変わりしています。今改めて観返してみるとなぜだか胸が締め付けられるような思いがします。
『黒四角』の世界に浸っていただければ幸いです。
ぜひこの機会に奥原浩志監督の描く、記憶と幻想の壮⼤な世界を堪能して下さい。
映画『黒四角』は2019年12月27日(金)にDVDが発売、レンタル同時開始されます。