悪を砕く拳はガーナからやって来る。
前代未聞のポリティカル・カンフー・アクション!
ネットを中心にカルト的ブームを巻き起こしていた映画『アフリカン・カンフー・ナチス』。
課金制で限定配信されたAmazonでは高得点と高評価を叩き出しました。
日増しに強まるファンからのリクエストにこたえ、ついに2021年6月12日(土)より、シアター・イメージフォーラム他にて劇場公開することが決定しました。
また、ポスタービジュアルと場面写真も解禁されましたのでご紹介します。
CONTENTS
映画『アフリカン・カンフー・ナチス』について
第二次大戦後、実は生き延びていたヒトラーと東條英機が、連合軍の手をかいくぐり逃げ延びた先のガーナで現地の人々を制圧、世界征服のための最強武闘会を開催する。この突拍子もないストーリーの本作が生み出されたのは、二年前のことでした。
日本在住のドイツ人監督セバスチャン・スタインは、溢れる情熱と発想だけを手にアフリカへ乗り込み、ガーナのジョージ・ルーカスとして知られる伝説的監督「ニンジャマン」とタッグを組んで、まさかの映画化を実現させてしまいます。
そして日本で行われたプレミア上映会は超満員の大盛況!
課金制で限定配信されたAmazonでは、5点満点のユーザーレビューで4.3という驚異的な高評価を叩き出し、「大爆笑!」「歴史に残るB級」「やりたいことを全力でやった映画」「こういう映画を観たかった」と大絶賛コメントが乱舞。
残虐非道なヒトラーを演じるのは、監督であるセバスチャン・スタイン本人。
監督の友人であり、普段は相模原で便利屋を営む一般人、秋元義人も「なんでもやる便利屋だから」とガーナまで渡ってカラテの達人=東條英機を熱演。
そして、主人公アデーを演じるクワク・アドゥやサミュエル・アサンテら、ガーナ人の卓越した身体能力が生み出すド迫力のカンフーアクションは超本格的で、カンフー映画ファンならずとも魅了されてしまうはずです。
さらに、日本語字幕が「関西弁」仕様になっているなど、随所に遊び心も満載されています。
本作は、世界征服を目論むヒトラーと東條英機が、アフリカの人々を新たな人種「ガーナ・アーリア人」として洗脳し、それに対し地元のカンフー道場に通うぐうたらな青年が一念発起して立ち向かうという、「一見完璧なB級映画」。
悪しき植民地主義者を叩きのめすブルース・リー主演の『ドラゴン怒りの鉄拳』を思わせ、さらにジャッキー・チェンの『酔拳』へのオマージュなど、カンフー映画スピリットを正しく継承した新たなアクションであると共に、現代に蔓延る搾取構造や力を崇める権力者達の姿を滑稽に描き出しており、言いたいことも言えないこんな世の中をぶっ飛ばす、気分爽快な快作でもあるんです。
映画『アフリカン・カンフー・ナチス』ポスター・ヴィジュアル
今回お披露目となったのは、メインキャラクターと「燃えよ、アフリカン拳(ルビ:カンフー)」というパワーワードが配置された劇画タッチの迫力溢れる新ポスター・ヴィジュアル。
また主人公アデーをはじめ、ヒトラー、東條、ゲーリングなどの主要キャラクターや、アフリカ大陸最強を決める熱い武道会の様子が分かる場面写真も解禁されました。
映画『アフリカン・カンフー・ナチス』の作品情報
【日本公開】
2021年(ガーナ・ドイツ・日本合作映画)
【原題】
African Kung-Fu Nazis
【監督】
セバスチャン・スタイン、ニンジャマン
【キャスト】
エリーシャ・オキエレ、マルスエル・ホッペ、秋元義人、ンケチ・チネドゥ、セバスチャン・スタイン
【日本語字幕】
Kurofin Blackchang
映画『アフリカン・カンフー・ナチス』のあらすじ
第二次大戦後、ヒトラーと東條英機はまだ生きていました。
彼らは逃げ延びた先のガーナを制圧すると、空手と魔術的パワーを持つ日独同盟旗「血塗れの党旗」を用いながら現地の人々を新たな人種「ガーナ・アーリア人」として洗脳し、世界を侵略するための拠点を築いていきます。
圧政の中、心優しき地元の青年アデーは、ヒトラー達に地元のカンフー道場を潰され、愛する恋人を奪われてしまいました。
復讐を誓うアデーは最強のカンフーを習得するため、過酷な修行に身を投じていきますが……。
まとめ
ヒトラーと東條英機がアフリカで世界征服のための武闘会を開催!?
一度見れば、一生忘れられない作品になることは間違いなしの本作を、ぜひ劇場で味わいに来てください。
映画『アフリカン・カンフー・ナチス』は、2021年は6月12日(土)よりシアター・イメージフォーラム他にて公開です。