Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2021/07/02
Update

映画『愛のように感じた』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。17歳の瞳に映る世界のエリザ・ヒットマン監督長編デビュー作が劇場公開!

  • Writer :
  • 石井夏子

ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞『17歳の瞳に映る世界』
エリザ・ヒットマン監督による長編デビュー作。

『17歳の瞳に映る世界』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したエリザ・ヒットマン監督。

エリザ・ヒットマン監督の⻑編デビュー作『愛のように感じた』が、2021年8月14日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショーとなります。

映画『愛のように感じた』について

(C)2013 IFLL MOVIE LLC

本作『愛のように感じた』は、ブルクッリン郊外を舞台に、思春期の少女の性と⻘春の刹那を捉えた物語。14歳の少女ライラが、年上のサミーに心奪われ、彼に近づこうと嘘を重ねていき…。

今世界で最も注目を集める監督の一人であるエリザ・ヒットマンが瑞々しい感性と斬新な演出法でアメリカの⻘春映画の系譜に新たな1ページを刻みました。

エリザ・ヒットマン監督のコメント

(C)2013 IFLL MOVIE LLC

本作で描きたかったのは、子供時代のアウトテイクです。そこにあるのは、孤独な瞬間、根拠のない自信の高まり、ささやかだけれど屈辱的な出来事といった、私たちの記憶の中に埋もれてしまいがちなものばかりです。私は、映画において「⻘春」のテーマが「幻滅のプロセス」として描かれることに常に魅了されてきました。この映画を観た人は、登場人物の行動に不快感を覚えるでしょう。しかし、その不快感こそ私たちが経験してきたことの真実です。この映画が、観客の心の奥底にある何かとつながることができれば嬉しいです。

エリザ・ヒットマン監督のプロフィール

エリザ・ヒットマンは、ブルックリンのフラットブッシュで生まれ、人類学者の父とソーシャルワーカーの母のもと育つ。

ブルックリンのエドワード・R・マロー高校に通い、演劇好きに。2001年にインディアナ大学を卒業し、演劇とドラマの学士号を取得したが、そ
の後、美術と映画を学び、2010年にカリフォルニア芸術大学の映画/ビデオ学部で修士号を取得した。

カリフォルニア芸術大学在学中に、パートナーのスコット・カミングスと出会い、2015年に息子を出産した。

⻑編映画では、一貫して10代のセクシュアリティを主観的かつ詩的に切り取り、内面化された感情を探求している。

一方で、ドキュメンタリー的手法とも一線を画し、スロモーションやクローズアップを多用し、感情の解放をもたらすことに重点を置いている。

初の⻑編映画『愛のように感じた』では、14歳の少女の性の目覚め、2作目の『ブルックリンの片隅で』では自らの性的指向を受け入れられない19歳の⻘年、3作目の『17歳の瞳に映る世界』では、望まない妊娠をしてしまった17歳の少女を描いている。

⻑編全てがサンダンス映画祭で高く評価され、2020年に第70回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。

映画『愛のように感じた』の作品情報

(C)2013 IFLL MOVIE LLC

【製作】
2013年(アメリカ映画)

【原題】
it felt like love

【監督・脚本】
エリザ・ヒットマン

【キャスト】
ジーナ・ピエルサンティ、ジオヴァーナ・サリメニ、ロナン・ルビンスタイン、ジェシー・コルダスコ、ニコラス・ローゼン、 ケイス・プライム

映画『愛のように感じた』のあらすじ

(C)2013 IFLL MOVIE LLC

夏の日差しが降り注ぐブルックリン郊外。

まだあどけなさの残る14歳のライラは、経験豊富な親友のキアラとそのボーイフレンドのパトリックと共にビーチに遊びに出かけます。

終始体を寄せ合うキアラとパトリック。そんな二人の様子をライラは浮かない顔で見つめていました。

するとそこへ、地元の大学生サミーが通りかかります。

ライラはタトゥーの入った年上のサミーに一目で心を奪われます。

サミーが「誰とでも寝る男」だと知り、あらゆる口実を作って彼に近づこうとするライラ。

ところが、背伸びして嘘を重ねるうち、ライラは思いもしなかった状況に陥っていき…。

まとめ

(C)2013 IFLL MOVIE LLC

⻑編映画では、一貫して10代のセクシュアリティを主観的かつ詩的に切り取り、内面化された感情を探求しているエリザ・ヒットマン監督。

エリザ・ヒットマン監督の長編デビュー作『愛のように感じた』は、2021年8月14日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショーです。

なお最新作の『17歳の瞳に映る世界』は7月16日より全国公開。

関連記事

新作映画ニュース

映画『ひまわり(公開50周年版)』あらすじ/上映館。ソフィアローレン代表作が劇場で蘇る!

1970年の公開から50年、今鮮やかによみがえる。 多くの日本人が愛し続けた、映画史に残る永遠の名作。 ネオ・レアリズモの名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督による戦争によって引き裂かれた夫婦の悲しき愛の …

新作映画ニュース

映画『SLAM DUNK』公開は2022年秋!スラダン新作アニメの監督は原作者井上雄彦と決定

映画『SLAM DUNK』(タイトル未定)ティザームービーにて2022年秋公開を発表! さらにティザービジュアルとスタッフ情報も解禁。 バスケットボールを題材にした井上雄彦によるコミック『SLAM D …

新作映画ニュース

映画『天井棧敷の人々 4K修復版』あらすじ/日本公開日/上映館。予告動画で愛のセリフが蘇る!

作品生誕75周年。 全世界映画史に燦然と輝き続ける金字塔的傑作が今、4Kで甦る! コロナ禍で新作洋画の公開が限定的になっている中、良質な外国映画を求めて『ひまわり 50周年 HDレストア版』や「生誕1 …

新作映画ニュース

映画『カーマイン・ストリート・ギター』あらすじとキャスト。公開日情報

数々の映画祭で上映された話題作がついにロードショー       ©MMXVⅢ Sphinx Productions.   第31回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映され好評を博したニューヨー …

新作映画ニュース

劇場版『パラレルスクールDAYS』高橋ひかる&甲斐翔真ら舞台挨拶に登壇。完成披露試写会リポート

さらなる盛り上がりを目指して、登壇者全員が意気込み © SoftBank Corp. All rights reserved. YouTubeで配信中の人気ドラマを映画化、深い味わいを見せる純粋なラブ …

Cinemago|想像力の海へ、シネマダイビング。
ACT1|次の物語は、人からはじまる。
Cinemagoオンラインショップ|DVD・鑑賞チケット・オリジナルグッズ
『血を吸うスマトラオオコンニャク』
【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学