巨大ハリケーンでヨットが大破し瀕死の婚約者とふたりきり。
陸まで3200キロ――。
実際に起こった集団遭難事故を3D映像で臨場感たっぷりに描き世界を驚かせた『エベレスト 3D』のバルタザール・コルマウクル監督。
バルタザール・コルマウクル監督が最新作『Adrift』(原題)で描くのは太平洋の実話海難記です。
本作を邦題『アドリフト 41日間の漂流』として2020年6月12日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開されることが決定。
あわせて場面写真が解禁となりました。
映画『アドリフト 41日間の漂流』について
監督・製作は、第85回アカデミー賞外国語映画賞のアイスランド代表作品として出品された『ザ・ディープ』(2012)や実際に起こった集団遭難事件を圧倒的リアリティ―をもって映画化した『エベレスト 3D』(2015)などサバイバル映画のスペシャリストとして世界を沸かせてきたアイスランドの監督バルタザール・コルマウクル。
本作では太平洋を舞台に、アカデミー賞常連の業界屈指のスタッフらとともに前作を凌ぐ真のサバイバル・ドラマを完成させました。
主演を務め製作総指揮にも名を連ねているのは「ダイバージェント」シリーズで人気を確立し、近年ではニコール・キッドマンらと共演のドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」でも活躍するシャイリーン・ウッドリー。
シャイリーン・ウッドリーは絶体絶命の状況下で逞しく奮闘するタミーを体当たりで演じ、海外の批評家から「本作で、尊敬すべき確固たる存在だと証明された」などと絶賛されています。
相手役には、『世界一キライなあなたに』で世界中の女性から熱視線を集め、『チャーリーズ・エンジェル』や『ナイチンゲール』など話題の出演作公開が続くサム・クラフリン。重傷を負いながらもタミーを励まし支え続けるリチャードを繊細に演じました。
映画『アドリフト 41日間の漂流』の場面写真
併せて解禁された場面写真では、遭難前のタミーとリチャードの仲睦まじい様子から、激しいハリケーンの中ふたりで舵にしがみつく様子、遭難後にヨットの上で途方に暮れるタミーの姿などが切り取られています。
『エベレスト 3D』と同様に実話を基にしたサバイバル映画である本作。
果たしてどのような壮絶な漂流生活が描かれているのか注目です。
映画『アドリフト 41日間の漂流』の作品情報
【日本公開】
2020年(イギリス・アメリカ合作映画)
【原題】
Adrift
【監督】
バルタザール・コルマウクル
【キャスト】
シャイリーン・ウッドリー、サム・クラフリン
【日本語字幕翻訳】
チオキ真理
映画『アドリフト 41日間の漂流』のあらすじ
1983年、婚約したばかりのタミーとリチャードは、ヨットに乗り込みタヒチからサンディエゴへと旅に出ました。
ところが出発から2週間後、記録的なハリケーンに遭遇し巨大津波に飲み込まれてしまいます。
船室にいたタミーはしばらくして目を覚ましますが、リチャードは瀕死の状態。
無線も通じない極限状態の中、タミーは一人セーリングの知識を総動員し陸を目指し…。
まとめ
本作はタミ・オールダム・アシュクロフトとスージー・マックギアハートが1998年に出版したノンフィクション『Red Sky in Mourning: A True Story of Love, Loss, and Survival at Sea』を原作としています。
バルタザール・コルマウクル監督の手腕とシャイリーン・ウッドリーの演技力で、海難事故にあった恋人たちを描く異色のラブストーリー×サバイバルドラマとなりました。
映画『アドリフト 41日間の漂流』は2020年6月12日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開です。