青春映画の“青春”とは、一体どのような内容を描いたジャンルの映画なのでしょう?
そもそもリア充を満喫するような青春を過ごしていたとするならば、わざわざ暗闇の映画館に行き、こっそり他人の青春する姿など観ているヒマも価値もないのかも知れません。
「青春とは何だ⁉︎」と疑問の湧いたあなたに、厳選された洋画の貴重なティーンムービー6作品をご紹介します。
CONTENTS
1.おすすめ青春映画『スラッカー』の作品情報
【公開】
2017年日本上映(1991年海外公開)アメリカ映画
【原題】
Slacker
【製作・脚本・監督・主演】
リチャード・リンクレイター
【キャスト】
リチャード・リンクレイター、ケイシー・マッカートニー、ルディ・バスケス、キム・クリザン、テレサ・タイラー、マーク・ジェームズ、ステラ・ウィアー、ジョン・スレイト、ルイス・H・マッキー
【作品概要】
ベルリン国際映画祭で監督賞を獲得したほか、多くの映画賞を受賞した『6才のボクが、大人になるまで。』で知られるリチャード・リンクレイター監督。
彼が1991年に手がけた劇場デビュー(長編第2作)となる作品で、1990年代のインディペンデント・ムービーに大きな影響を与えた作品。
【あらすじ】
テキサス州のオースティンに住む風変わりな若者スラッカーたち(怠け者)は、夢で見た話をしたり、月面着陸の陰謀論を語り合ったり会話を楽しみます。
ほかにも彼らは、ケネディ大統領の暗殺事件を研究したりと、田舎町の日常風景の1日を会話とともに切り取っていく…。
2.おすすめ青春映画『アメリカン・スリープオーバー』の作品情報
【公開】
2016年日本公開(2010年海外公開)アメリカ映画
【原題】
The Myth of the American Sleepover
【脚本・監督】
デビッド・ロバート・ミッチェル
【キャスト】
クレア・スロマ、マーロン・モートン、アマンダ・バウアー、ブレット・ジェイコブセン、ジェイド・ラムジー、ニキータ・ラムジー、エイミー・サイメッツ
【作品概要】
映画『イット・フォローズ』で注目されたデビッド・ロバート・ミッチェル監督が、2010年に発表の長編監督デビュー作で、カンヌ国際映画祭の批評家週間など、ひろく海外で上映された作品。
【あらすじ】
アメリカのデトロイトの郊外で、夏休み最後の一週間のSleep Over(お泊まり会)を通して、一目惚れしてしまった女性を探す少年、双子姉妹の狭間で揺れる大学生、楽しい何かを求める少女など、それぞれの少年少女たち姿を描く…。
3.おすすめ青春映画『キングス・オブ・サマー』の作品情報
【公開】
2017年日本公開(2013年海外公開)アメリカ映画
【原題】
The Kings of Summer
【監督】
ジョーダン・ボート=ロバーツ
【キャスト】
ニック・ロビンソン、ガブリエル・バッソ、モイセス・アリアス、メアリー・リン・ライスカブ、エリン・モリアーティ、マーク・エバン・ジャクソン、ミーガン・ムラリー、アリソン・ブリー、ニック・オファーマン
【作品概要】
『キングコング髑髏島の巨神』で一躍注目を集めたジョーダン・ボート=ロバーツ監督の長編監督デビュー作。また、『ジュラシック・ワールド』の若手俳優のニック・ロビンソンが初主演を務めています。
【あらすじ】
高校生のジョーとパトリックは、それぞれ親への不満から家出を計画。一風変わった少年ビアジオとともに森に隠れ家を作って自立した生活を始めます。
しかし、その場所にジョーが思いを抱くクラスメイトのケリーが来たことで、少年たちの友情は…。
4.おすすめ青春映画『ビヨンド・クルーレス』の作品情報
【公開】
2017年日本上映(2013年海外公開)イギリス映画
【原題】
Beyond Clueless
【脚本・監督】
チャーリー・ライン
【作品概要】
1990年代後半から2000年代前半にかけてアメリカ映画界を席巻したティーン映画にスポットを当て、引用される⻘春映画は約200本に及び、「明るく明快で楽しい」という⻘春映画のイメージを変える“⻘春映画論映画”のドキュメンタリー作品。
英国の映画批評家チャーリー・ラインによる初監督で、『あの頃ペニー・レインと』に出演した女優フェアルーザ・バークがナレーションを担当。音楽はイギリスのサマーキャンプが担当。
5.おすすめ青春映画『タナーホール』の作品情報
【公開】
2017年日本上映(2009年海外公開)アメリカ映画
【原題】
Tanner Hall
【脚本・監督】
フランチェスカ・グレゴリーニ、タチアナ・フォン・ファステンバーグ
【キャスト】
ルーニー・マーラ、ブリー・ラーソン、ジョージア・キング、エイミー・ファーガソン
【作品概要】
『ドラゴン・タトゥーの女』『キャロル』で知られるオスカー女優のルーニー・マーラと、『ルーム』のオスカー女優ブリー・ラーソンという、人気女優の若かりし競演が見られるガールズ・ムービー。
【あらすじ】
静かで寂れたニューイングランドの全寮制の学校に通う4人の女の子たち。
思春期特有の複雑な思いがありながらも、固い絆で結ばれていた友情が新入生によってかき乱された時、その中の1人の少女は妻のいる男性とデートをして秘密の恋に落ちますが…。
6.おすすめ青春映画『ティーンエイジ』の作品情報
【公開】
2017年日本上映(2013年海外公開)アメリカ・ドイツ合作映画
【原題】
Teenage
【脚本・監督】
マット・ウルフ
【キャスト】
ベン・ウィショー、ジェナ・マローン、ジュリア・ハマー
【作品概要】
イギリスの作家ジョン・サヴェージの著作を基に、ティーンエイジャーの歴史を当時の映像と再現映像とを織り交ぜて綴ったドキュメンタリー作品。
ナレーションにベン・ウィショーやジェナ・マローンを起用。人気ロックバンド「ディアハンター」のボーカルのブラッドフォード・コックスが音楽を担当。
まとめ
Gucchi's Free Schoolとトリウッドが年の瀬に送るプレゼント!
<歳末青春大セール!ティーンムービー傑作選>
12/16(土)~29(金)
※火曜定休
☆特典付きフリーパスも枚数限定で発売予定!タイムテーブル、料金詳細などは後日発表します。 pic.twitter.com/rnvF8ZNZFd— tollywood (@tollywooder) 2017年11月3日
2017年「歳末⻘春大セール!ティーンムービー傑作選」が開催される⁉︎
日本未公開映画の上映を企画運営するGucchi’s Free Schoolとトリウッドが、年の瀬に送る特集上映「歳末⻘春大セール!ティーンムービー傑作選」を開催することが決まりました!
Gucchi’s Free Schoolがこれまで上映してきた映画の中から、『スラッカー』『キングス・オブ・サマー』を上映。
また、日本での上映権が2017年内で切れるため、今回が最後の上映になるかもしれない『アメリカン・スリープオーバー』ほか、権利の関係で上映回数が限られている『ビヨンド・クルーレス』『タナーホール』『ティーンエイジ』も特別上映されるそうです!
グッチーズとトリウッドからの2017年のラストに送るプレゼントですよ。これを見逃す手はありません!
特集上映の日時は、2017年12月16日(土)〜12月29日(金)、火曜定休です。
この上映特集では、特典付きフリーパスも枚数限定で発売予定。
タイムテーブルや料金の詳細などは後日、当サイトで追って情報をお知らせいたします。
邦画の青春映画を敬遠するあなたに贈るGucchi’s Free Schoolとトリウッドからの特集上映プレゼント!
「青春とは何⁉︎」と心の底でこっそり叫びながら、ぜひ、お見逃しなく!