Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

まとめ記事

Entry 2017/02/25
Update

サンドラ・ブロック映画おすすめ5選!最新作を見る前にチェック!

  • Writer :
  • Yuko


(C)2007 Premonition Pictures, Inc All Rights Reserved.
『スピード』で一躍有名になり、その後『デンジャラス・ビューティー』や『イルマーレ』、『クラッシュ』、『ゼロ・グラビティ』など数多くの話題作に出演している、サンドラ・ブロック。

高い演技力を持ち、コメディからシリアスものまで幅広くこなすハリウッドに欠かせない女優のひとりです。2015年には「世界で最も美しい女性」の第1位に選ばれ、50歳を過ぎても若々しく変わらない美しさで私たちを魅了し続けています。

2009年に主演した映画『しあわせの隠れ場所』ではアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。しかし同時にその年のゴールデンラズベリー賞(通称“ラジー賞”)にて、別の映画で最低女優賞に選ばれてしまったという珍しい経験も持っています。

美しく演技が上手いだけでなく、茶目っ気があり親しみやすい性格なのも彼女の人気の理由といえるでしょう。

そんなサンドラ・ブロックがこれまで出演した映画の中から厳選した5作品をピックアップしてお届けします!

1.宇宙が舞台のシチュエーション・スリラー『ゼロ・グラビティ』(2013)

『ゼロ・グラビティ』の作品概要

2013年のアメリカ映画。監督は、「トゥモロー・ワールド」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン。出演は、サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、エド・ハリスほか。

第86回アカデミー賞では、作品賞ほか10部門にノミネート。監督、撮影、視覚効果、作曲など計7部門で受賞を果たしました。

『ゼロ・グラビティ』のあらすじ

メディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキーは地球から600キロ上空で周回しているスペースシャトルで船外ミッションを行っていました。

しかし予想外の事故が発生し、ふたりは無重力空間に放り出されてしまいます。

空気も残りわずか、さらに地球との交信手段も断たれ、たった1本のロープでつながっているだけの2人はこの絶望的な状況から生還を目指しますが…。

『ゼロ・グラビティ』のおすすめポイント

突然宇宙空間に投げ出されてしまった宇宙飛行士たちの極限状態を最新のVFXや3D技術を駆使して描いたSFドラマです。

サンドラ・ブロックはスペースミッションに初めて参加するライアン・ストーン博士を演じ、体を張った迫真の演技を見せています。この映画で初共演したジョージ・クルーニーとは、プライベートでもとても仲が良いそうです。

サンドラ・ブロックは、この映画で無重力状態を体に覚えこませるため、宇宙飛行士と話し合ったり、体幹を鍛えるトレーニングにも励んだそうです。

宇宙が舞台ではありますが、人間の愛と強さが詰まっていて見ごたえたっぷりの作品です。

2.キアヌ・リーヴスと共演!ノンストップ・アクション『スピード』(1994)

『スピード』の作品概要

1994年のアメリカ映画。監督は、本作がデビューのヤン・デ・ボン。出演は、キアヌ・リーヴス、デニス・ホッパー、サンドラ・ブロックほか。

アメリカ国内で約1億2,000万ドル、全世界で約3億5,000万ドルの興行収入を記録。第67回アカデミー賞で2部門を受賞するなど世界的な規模で高い評価を受けました。

『スピード』のあらすじ

通勤バスに時限爆弾を仕掛けた爆弾魔が巨額の身代金を要求。そのバスは50マイル(80キロ)以下に減速すると自動的に爆発する仕組みになっていました。

若きSWAT隊員のジャックは多くの乗客を乗せたこのバスに乗り込み、また重傷を負った運転手の代わりにアニーという若い女性がハンドルを握ることになり、次々と起こるトラブルに立ち向かいます。ロス市警が見守る中、バスはハイウェイを走り続け…。

『スピード』のおすすめポイント

爆弾魔とSWAT隊員の攻防をノンストップで描くアクションムービーです。日本でも大ヒットした作品であり、主演を務めたサンドラ・ブロックとキアヌ・リーヴスが一気にスターになった作品でもあります。

スピードを緩めると爆発するというシンプルな物語の設定も面白いですし、最初から最後までとにかくハラハラ・ドキドキが止まらない、何度見ても楽しめる作品です!

3.王道シンデレラ・ストーリー!『デンジャラス・ビューティー』(2001)

『デンジャラス・ビューティー』の作品概要

2001年のアメリカ映画。監督は、「10日間で男を上手にフル方法」のドナルド・ペトリ。出演は、サンドラ・ブロック、マイケル・ケイン、ベンジャミン・ブラットほか。

第58回ゴールデン・グローブ賞では、コメディ部門の最優秀主演女優賞と、最優秀主題歌賞にノミネート。2005には続編が制作されました。

『デンジャラス・ビューティー』のあらすじ

FBI捜査官として仕事一筋の主人公グレイスは、男勝りの性格で女らしさはゼロ。

捜査でミスをしたことから現場から遠ざけられていたが、ある日連続爆弾魔からミスコンテストを狙うという爆破予告が…。

そこでグレイスがしぶしぶミスコンへ潜入捜査をすることに。ミスコン出場者にふさわしい美女に変身するための厳しいレッスンを受け、実際にコンテストに出場しますが…。

『デンジャラス・ビューティー』のおすすめポイント

サンドラ・ブロックの魅力をフルに活かしたセクシーかつゴージャスなアクション・コメディ映画です。

始めはガサツで色気ゼロだった主人公が、メキメキと女を上げていく変身ぶりが楽しい!サンドラの美しさ、スタイルの良さには思わずうっとりします。またサンドラ以外の脇役たちの配役もぴったりで、違和感なく楽しめます。

笑いどころも多いので、気軽な映画を観たいという時にもおすすめですよ。

4.心温まるノンフィクション『しあわせの隠れ場所』(2009)

『しあわせの隠れ場所』の作品概要

2009年アメリカ映画。監督は、「オールド・ルーキー」のジョン・リー・ハンコック。出演は、サンドラ・ブロック、ティム・マッグロウ、クィントン・アーロン、リリー・コリンズほか。

サンドラ・ブロックは本作で第67回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の最優秀女優賞、第82回アカデミー賞でも主演女優賞を受賞。

『しあわせの隠れ場所』のあらすじ

家族と共に車で帰路に着くリー・アンは、雨に濡れながら歩くマイケル・オアーに目を留め、声をかけます。マイケルが娘のクラスメートだと知った彼女は、マイケルの境遇を聞き、一家に迎え入れることにしました。

あるときリー・アンは彼にアメリカン・フットボール選手の才能が隠れているのを発見、マイケルの才能は一気に開花していきます。

『しあわせの隠れ場所』のおすすめポイント

全米アメリカンフットボール・リーグNFLのマイケル・オアー選手の半生を描いたマイケル・ルイスのノンフィクション「ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟」を基にしたノンフィクション作品です。

サンドラ・ブロックの爽やかさ、あふれ出るような温かさ・優しさが随所に感じられる作品です。実話に基づいているということもあり、見ている側も映画の中に入って一緒に応援したくなるような気持ちにさせられます。

血が繋がっていなくても家族になれる、と心が温まる作品です!

5.サンドラの魅力が満載のラブコメ『あなたが寝てる間に…』(1995)

『あなたが寝てる間に…』の作品概要

1995年のアメリカ映画。監督は、「ナショナル・トレジャー」のジョン・タートルトーブ。出演は、サンドラ・ブロック、ビル・プルマン、ピーター・ギャラガーほか。

サンドラ・ブロックは本作で第53回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演女優賞にノミネートされています。

『あなたが寝てる間に…』のあらすじ

シカゴのダウンタウンで暮らすルーシーは、地下鉄の改札で働くシングルウーマン。彼女は毎日決まった時間に改札口を通る男性にときめいていました。

クリスマス・イヴの日、毎朝見かける憧れの彼ピーターがホームに落下。ルーシーは必死で助け、昏睡状態の彼に付き添っていました。

彼の家族には婚約者だとすっかり勘違いされますが、そのうちにピーターの弟ジャックと親しくなりお互い惹かれ合いますが、ピーターが昏睡状態から目覚め…。

『あなたが寝てる間に…』のおすすめポイント

サンドラ・ブロックは、憧れの男性の名前さえも聞けない純情な女性を演じています。憧れの男性の婚約者と思われて、なかなか真実が言えずに右往左往しているところが最高にかわいいです。

彼女の可愛さ、美しさ、ユーモラスな魅力が余すところなく映し出されています。ロマンチックで、ほんわかとした幸せな気分にしてくれる良質のラブコメです!

まとめ

ラブコメ、SF、ヒューマンドラマなど、あらゆるジャンルの映画に出演しているサンドラ・ブロック。女優としてだけでなく、プロデュース業やアニメの声優など活躍の場を広げています。

男勝りのかっこいい役も、ラブコメの時の女性らしくてかわいい役も、どちらも魅力的で、女性としては憧れてしまいますね。

2018年にはケイト・ブランシェットやアン・ハサウェイなど女優8人が共演する『オーシャンズ8』に出演も決まっています。新作ではどんな姿を見せてくれるのか、待ち遠しいですね。

関連記事

まとめ記事

レオナルド・ディカプリオ映画おすすめ5選!若い時も今もイケメン!

(C)2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 日本ではレオ様という愛称で親しまれているレオナルド・ディカプリオ。 主演を務めた『タイタニック』が世界 …

まとめ記事

【泣ける日本映画/感動おすすめ】家族愛と涙類似の邦画5選!癒しのあるヒューマンドラマの内容解説|大塚まきセレクション

「涙する家族のカタチ」をテーマに描かれた選りすぐりの5作品 (c)2020「朝が来る」Film Partners 今回ご紹介するのは、家族の姿を繊細なまでに描いている日本映画から、涙なくしては見られな …

まとめ記事

2018年1月公開の洋画メジャー&ミニシアターおすすめ映画4選!

(C)ZIEGLER FILM GMBH & CO. KG, SEVENPICTURES FILM GMBH, STUDIOCANAL FILM GMBH 2018年1月半ば過ぎから公開され …

まとめ記事

今週オススメ映画!邦画洋画を劇場公開で見るならコレ。動画配信作品も

2018年5月18日(金)より劇場公開のオススメ新作映画の一推しの映画をライターさん厳選! 映画をナニ見たらいいか、悩むことって多いですよね。 そこで映画を年間200本以上は観ている映画ライターさんが …

まとめ記事

ジョディ・フォスター映画おすすめ5選!最新作の前にチェック!

(C)TriStar Pictures / Photofest / Zeta Image ハリウッドの名女優、ジョディ・フォスター。知的で落ち着いた雰囲気と整った顔立ちが魅力的ですよね。 ジョディ・フ …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学