アクション&SF映画(洋画)の2020年おすすめ最新作をピックアップ!
2019年はインディペンデントも含め良質な映画が多く公開されました。
2020年は、『ワンダーウーマン』(2017)や『ヴェノム』(2018)の続編等たくさんのブロックバスター映画が続々と劇場公開されます。
今回はアメコミ以外で、2020年注目必死の「アクション&SFホラー映画」を5選ピックアップしてご紹介します。
CONTENTS
アクション映画おすすめ①『トップガン マーヴェリック』
【原題】
Top Gun:Maveric
【公開】
2020年6月世界同時公開
【監督】
ジョセフ・コシンスキー
映画『トップガン マーヴェリック』の作品概要
老若男女問わず全世代が劇場へ足を運ぶと予想される『トップガン』(1986)の続編が今年公開。ジェリー・ブラッカイマーに見いだされ前作に主演後スターダムに駆け上がったトム・クルーズが今回も主人公。
全てのスタントをこなすことで知られているクルーズですが、本作でも戦闘機を操縦しており、「CGを使えば観客に直ぐ分かってしまう」とブラッカイマーを説得。ライバル役アイスマンを演じたバル・キルマー、エド・ハリスやジョン・ハムも出演します。クルーズが運転するオートバイの後ろに乗るのは、ジェニファー・コネリー。
「トムの恋人役ですか?」の質問に、コネリーは「言えません」と答え、ストーリーは極秘扱い。日本の劇場公開は7月。
アクション映画おすすめ②『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』
【原題】
No Time to Die
【公開】
2020年4月世界同時公開
【監督】
キャリー・フクナガ
映画『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』の作品概要
ダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドのスパイアクション。レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ワッツは続投し、レミ・マレックがキャストされています。
テレビドラマ『TRUE DETECTIVE』シーズン1(2014)全話の監督を務め、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の脚本を共同執筆したキャリー・フクナガが監督を担当。4月に日本で劇場公開。
SF映画おすすめ①『デューン』
【原題】
Dune
【公開】
2020年北米、欧州
【監督】
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
映画『デューン』の作品概要
1965年に発表されたフランク・ハーバートの同名SF小説をデヴィッド・リンチが映画化した『デューン』(1984)のリブート。
アンサンブルキャストとなる俳優陣の顔ぶれが大変豪華。主演のティモシー・シャラメ他、レベッカ・ファーガソン、デイブ・バティスタ、ステラン・スカルスガルド、オスカー・アイザック、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・モモア等です。
『ボーダーライン』(2015)や『ブレードランナー 2049』(2017)のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務め、2年以上前に脚本の執筆を開始。原作にかなり忠実な物語だと語るヴィルヌーブは、製作も兼務します。ハンガリーやヨルダン等をロケ地に撮影。12月劇場公開。
SF映画おすすめ②『ゴジラvsコング』
【原題】
Godzilla vs Kong
【公開】
2020年北米、欧州
【監督】
アダム・ウィンガード
映画『ゴジラvsコング』の作品概要
世界中で愛されている日本生まれのゴジラとアメリカ生まれのキングコングが闘うモンスター・バース映画。監督は『ザ・ゲスト』(2014)や『デス・ノート』(2017)のアダム・ウィンガードです。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)でマディセン・ラッセル役のミリー・ボビー・ブラウンやその父親マークを演じたカイル・チャンドラーも同じ役柄で出演。
また、地質学者に扮するアレクサンダー・スカルスガルドは「めちゃくちゃ楽しい!」とハワイやオーストラリアで行われた撮影の感想を述べています。アメリカの怪獣ファンは待ちきれず、どちらが勝利するかを予想し分析する等既に話題を集めています。11月劇場公開。
アクション映画おすすめ③『インフィニット』
【原題】
Infinite
【公開】
2020年北米
【監督】
アントワーン・フークワ
映画『インフィニット』の作品概要
D・エリック・マイクランツの小説『The Reincarnationist Papers』を映画化。監督は、『トレーニング デイ』(2001)、『エンド・オブ・ホワイトハウス』(2013)、そして『イコライザー』(2014)等ヒット作を手掛けたアントワーン・フークワです。
当初主演はクリス・エヴァンスに決まっていましたが、スケジュールが合わず降板し、マーク・ウォールバーグへ交代。他にルパート・フレンド、キウェテル・イジョホー、ディラン・オブライエン、トビー・ジョーンズ、ソフィ・クックソンが出演。
『しあわせの隠れ場所』(2009)の監督・脚本を務めたジョン・リーハンコックと『ダスク・オブ・ザ・デッド』(2008)を書いたイアン・ショアが脚本を共同執筆し、前世の記憶を持つ男性と暗躍する秘密組織を描いた物語です。8月劇場公開。
まとめ
今回はブロックバスター映画を中心にご紹介しましたが、実は昨今インディペンデントで製作される映画数が大手スタジオより多くなっています。
そのムーブメントを生み出したサンダンス映画祭は今年も1月から開催。昨年、上映直後から大反響となった『フェアウェル』(2020年4月10日劇場公開決定)は、主演したオークワフィナがアジア人女性初のゴールデングローブ賞主演女優賞に輝くなど、インディーズ映画の高いクオリティが話題になりました。
令和2年も映画ファンにとって豊作の年となりますように!