ハロウィンの夜は映画を観て過ごそう!
動画配信で視聴できるハロウィンにオススメ映画5選!
2019年もやってきました、ハロウィンの季節。
近年では日本でも街は仮装で賑わい、イベントの1つとして盛り上がりを見せるようになりました。
しかし、当のハロウィンの日は木曜日。
学校や仕事の日にも、イベントや街に出なくともハロウィンらしさを感じることが出来るのはやはり映画鑑賞。
そんな訳で今回はハロウィンの夜の鑑賞にぴったりな作品を5作紹介させていただきます。
CONTENTS
おすすめのハロウィン映画①『ハロウィン』
映画『ハロウィン』の作品情報
【原題】
Halloween
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【監督】
デヴィッド・ゴードン・グリーン
【キャスト】
ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ニック・キャッスル
【作品概要】
ジョン・カーペンターが製作したスラッシャー映画の金字塔『ハロウィン』(1978)の続編として製作されたシリーズ最新作。
初代となる1978年版でブギーマンに襲われる高校生の少女ローリー・ストロードを演じたジェイミー・リー・カーティスと、殺人鬼ブギーマンを演じたニック・キャッスルが同役で続投したことでも話題となりました。
映画『ハロウィン』のあらすじ
40年前のハロウィンの夜の惨劇に怯え、家族とも溝が出来たローリー(ジェイミー・リー・カーティス)のもとにかつての事件を調べる記者が訪れます。
まもなく、大量殺戮を行ったブギーマンことマイケル・マイヤーズ(ニック・キャッスル)が乗る護送車が移送中に事故を起こしたことで再びハロウィンの夜に惨劇が訪れることとなり…。
家族を守るために戦う名作続編
殺人鬼が登場し次々と人が殺されていく映画を総称した「スラッシャー」と言う映画ジャンルの起源となった「ハロウィン」シリーズ。
今までの続編作品やリメイク作品を白紙に戻し、1978年版『ハロウィン』の続編として製作された本作は起源となった初代の意思を引き継いだ作品となっており、主人公のローリーと殺人鬼ブギーマンの40年の時を跨いだ宿命の戦いが描かれています。
両者ともに初代の俳優が続投していると言うだけでもファンにとっては嬉しい要素ではあるのですが、本作は家族を守るため不屈の闘志でブギーマンに立ち向かうローリーの姿にとにかく熱くなれます。
もちろんブギーマンの「静かで残虐な殺戮」は戸締りの徹底を促したくなるほど恐ろしく、ホラー映画としても秀逸な出来。
すでに続編2作の製作も決定している新生「ハロウィン」シリーズ。
本作から足を踏み入れることも充分に可能な作品ですので、今年のハロウィンのお供にいかがでしょうか。
おすすめのハロウィン映画②『パージ』
映画『パージ』の作品情報
【原題】
The Purge
【日本公開】
2015年(アメリカ映画)
【監督】
ジェームズ・デモナコ
【キャスト】
イーサン・ホーク、レナ・ヘディ、アデレイド・ケイン、リース・ウェイクフィールド、エドウィン・ホッジ
【作品概要】
数多くの映画に出演し『トレーニング デイ』(2001)や『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)などの演技でアカデミー賞にノミネートした経歴を持つイーサン・ホークが出演したホラー映画。
シリーズの監督と脚本を務めたのは『交渉人』(1999)の脚本で高い評価を受けたジェームズ・デモナコ。
映画『パージ』のあらすじ
1年に1夜、殺人を含むすべての犯罪が合法となる時間「パージ」。
社会的な成功を収めた富裕層の集まる地区に住むジェームズ・サンディン(イーサン・ホーク)とその家族は、最新のセキュリティに守られた家で安全な夜を過ごすはずでしたが、そこに隠れ損ねたホームレスの男が現れ…。
圧倒的ビジュアルが人気のシリーズ始動作!
破壊衝動を解き放った人間と政府の裏の工作が入り乱れ地獄と化す1夜の物語と、鮮烈すぎる被り物や狂乱者「パージャー」のビジュアルが大人気となった「パージ」シリーズ。
現在までで計4作が製作されているこのシリーズはアメリカではハロウィンの定番作品にもなっており、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのハロウィンイベントでは「パージ」を題材としたイベントが行われるなど、その人気はとどまることを知りません。
1作目となる本作では、完璧なセキュリティで守られている主人公が追われるホームレスを助けたことで命を狙われることになる「富裕層」目線の「パージ」が描かれ、本能を剥き出しにした人間の恐怖が露になります。
2作目では「貧困層」、3作目では「政治家」、4作目では「パージャー」と異なる目線からの「パージ」を描くことでシリーズ全体でジリジリと全容に迫る面白さも魅力な本作。
ハロウィンと言えば仮装。
しかし、その仮装に隠された秘めたる本能の恐怖に迫る本作はハロウィンの夜にぴったりな作品と言えます。
おすすめのハロウィン映画③『ハロウィーン』
映画『ハロウィーン』の作品情報
【原題】
BOO!
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【監督】
ルーク・ジェイデン
【キャスト】
ジェイデン・ピナー、ロブ・ザブレッキー、オーロラ・ペリノー、チャーリー・パーマー・ロスウェル、ドワイト・ヘンリー、ジル・マリー・ジョーンズ
【作品概要】
アカデミー作品賞を受賞した『ムーンライト』(2017)で主人公シャロンの友人ケヴィンの幼少期を演じたジェイデン・ピナーを主演に描いたアメリカ産ホラー映画。
日本では新宿シネマカリテにより開催された「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」にて上映されました。
映画『ハロウィーン』のあらすじ
敬虔なクリスチャンである父と、アルコールに依存する母、そんな家族を嫌う姉を家族に持つケイレブ(ジェイデン・ピナー)の家に怪文書が届きます。
他人に回さなければ悲惨な結末を迎えるとされるその手紙を父が焼いて以降、ケイレブの家族を怪異が襲い始め…。
バラバラな家族を襲う恐怖の連続
シンプルかつ独特な邦題の響きから、ハロウィンに鑑賞する映画を探している際に目に入りがちな本作。
映画全体が不穏な空気に包まれ、序盤は家族同士の不和やじわじわとした恐怖で鑑賞者の心を揺さぶります。
しかし、本作の本領発揮と言えるのは物語の終盤。
溜めに溜めたじわじわとした恐怖を吹き飛ばすかのように、次から次へと怪異が畳み掛ける終盤は心の準備が出来ていないこともありジェットコースターのように特大な恐怖の高低差を感じること間違いなし。
湿度の高い独特な雰囲気を楽しみたい方にオススメの作品です。
おすすめのハロウィン映画④『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』
映画『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』の作品情報
【原題】
Pay the Ghost
【日本公開】
2016年(アメリカ映画)
【監督】
ウーリ・エーデル
【キャスト】
ニコラス・ケイジ、サラ・ウェイン・キャリーズ、リリク・ベント、ヴェロニカ・フェレ、リリク・ベント
【作品概要】
ハリウッド映画を代表する大物俳優ニコラス・ケイジが主演を務めたホラー映画。
主人公の妻クリスティンを演じたのは大人気ホラードラマシリーズ「ウォーキング・デッド」で主人公リックの妻ローリを演じたことでも有名なサラ・ウェイン・キャリーズ。
映画『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』のあらすじ
大学で臨時講師を務めるマイク(ニコラス・ケイジ)は、安定した収入を得るために家族を顧みず仕事に没頭していました。
ハロウィンの夜、家族との溝を埋めるため息子のチャーリー(リリク・ベント)と祭りへと出かけたマイクでしたが、マイクが少し目を離した間にチャーリーは姿を消してしまい…。
全年齢層が楽しめるマイルドなホラー
過去にあった悲惨な出来事と現在の失踪事件の謎が徐々に結びついていくオカルトミステリー要素が魅力的な本作。
主人公のマイクを演じるのは、様々な映画に手広く出演する有名俳優ニコラス・ケイジ。
息子の失踪に傷つき、仕事も手につかず、熱心な捜査を行う刑事にすら八つ当たりしてしまうという身を裂かれるような見事な演技を見せる彼の演技は物語を引き立たせており、特殊能力を持たない1人の父親の奮闘から目を離せなくなります。
ホラーとしての描写はしっかりとあるものの残虐表現などは控え目であり、物語もスッキリと納得する形で終わるため、全年齢層の方にオススメできるマイルドなホラー映画でした。
おすすめのハロウィン映画⑤『シークレット・オブ・ハロウィン』
映画『シークレット・オブ・ハロウィン』の作品情報
【原題】
Boys in the Trees
【日本公開】
2016年(オーストラリア映画)
【監督】
ニコラス・ベルソ
【キャスト】
トビー・ウォレス、ガリバー・マクグラス、ミッチ・リュールマン、ジャスティン・ホルボロウ、トム・ラッセル
【作品概要】
日本では新宿シネマカリテで開催された「カリコレ2017/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」で上映されたヒューマンドラマ映画。
主人公の親友ジョナを演じたのは『ダーク・シャドウ』(2012)でデビッドを演じたガリバー・マクグラス。
映画『シークレット・オブ・ハロウィン』のあらすじ
高校の卒業を機に田舎町から出ることを望むコーリー(トビー・ウォレス)は地元の不良グループに所属しながらも、心は上の空でした。
ハロウィンの夜、不良グループからいじめられるかつての友人ジョナ(ガリバー・マクグラス)をひょんなことから家まで送ることになったコーリーは、徐々に自身の抱えるものと向き合うことになり…。
心揺さぶられる1夜の物語
幼少期に仲の良かった友人でも、年を重ねるごとに疎遠になり次第に会話もしなくなってしまうと言う経験、誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか。
かつての親友ジョナが目の前でいじめられても見て見ぬふりを続けてきた主人公のコーリーは、人生の岐路に立ったことで数多くの悩みを抱えています。
窮屈な田舎町への嫌悪、過干渉な父親への反発、都会に行くことに反対する不良グループのリーダーとの確執など年相応の葛藤から全てに対するモヤモヤを溜め込み苛立ちながらハロウィンの夜を迎えたコーリーは、ジョナを家に送ることになります。
幼く滑稽に見える童心や好奇心を捨てないジョナを軽蔑していたコーリーでしたが、彼と向き合ううちに自身の悩みの全てと向き合い始めます。
絶望することがあっても、自身に嫌悪する過去を思い出しても、決して後ろに引きずられず前を向く勇気を貰える、ハロウィンの夜に少し成長したい人にオススメのハートフルムービーです。
まとめ
いかがでしたか。
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今年はハロウィンの夜を「映画鑑賞」と言う形で楽しんでみてはいかがでしょうか。