大ヒット映画『最強のふたり』のスタジオ×オスカー俳優ジャン・デュジャルダン!
逆身長差だけど“最強のふたり”が紡ぐフレンチ・ラブストーリー『おとなの恋の測り方』をご紹介します。
CONTENTS
映画『おとなの恋の測り方』の作品情報
【公開】
2016年(フランス)
【原題】
Un homme a la hauteur
【監督】
ローラン・ティラール
【キャスト】
ジャン・デュジャルダン、ヴィルジニー・エフィラ、セドリック・カーン、セザール・ドンボーイ
【作品概要】
『アーティスト』でフランス人俳優初のアカデミー主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンを主演に迎え、『In Bed with Victoria(原題:VICTORIA)』でセザール賞にノミネートされた人気急上昇中の女優ヴィルジニー・エフィラをヒロインに据えたロマンティック・コメディ作品。
映画『おとなの恋の測り方』のキャスト一覧
アレクサンドル / ジャン・デュジャルダン
スターの葛藤と愛をモノクロで描いた『アーティスト』(2011)に出演!
1995年に結成されたコメディグループ「Nous Ç Nous」としてテレビに出演し始めたジャン・デュジャルダン。
1999年からは個人名義でテレビドラマ『Un gars, une fille』(2003年まで)し始め、俳優としてのキャリアをスタートさせます。
2003年には『Bienvenue chez les Rozes』でスクリーンデビュー。2006年のミシェル・アザナヴィシウス監督によるスパイ・パロディ映画『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』はセザール賞で主演男優賞にノミネートされるなど、高評価を得ました。
2009年には続編にあたる『OSS 117 リオデジャネイロ応答なし』で再び主演を務めた後、2010年には『君のいないサマーデイズ』、『海の上のバルコニー』に出演。
そして2011年、ジャン・デュジャルダンの名を一躍世界中に知らしめたあの作品が登場するのです。
それが、ミシェル・アザナヴィシウス監督作『アーティスト』(2011)。
この作品で第64回カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した他、第84回アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞において主演男優賞を獲得するという快挙を成し遂げました。
すでにフランス国内では俳優としての地位を確立させていたジャン・デュジャルダンでしたが、ここから一気に世界中から注目を集めることに。
それにより、マーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)やジョージ・クルーニー監督作の『ミケランジェロ・プロジェクト』(2014)などといったハリウッド作品にも出演することとなったジャン・デュジャルダン。
2015年には巨匠クロード・ルルーシュ監督の『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』でも主演を務め、いまやフランスを代表する俳優としてその名を轟かせていますね。
さて、そんなジャン・デュジャルダンが本作で演じているのは、建築家のアレクサンドル。
美しい弁護士・ディアーヌに出会い猛アプローチをしかけるアレクサンドルは、陽気でポジティブで素晴らしい人間性の持ち主なのですが、ディアーヌよりもかなり身長が低いという欠点を抱えていて…。
ジャン・デュジャルダンの実際の身長は182cmあるそうですが、映像技術で小さくなってしまった彼の演技に要注目です!
ディアーヌ / ヴィルジニー・エフィラ
モンテカルロ・コメディー映画祭で最優秀女優賞『La chance de ma vie』(2011)
ベルギー出身で1977年5月5日生まれ、現在39才の女優ヴィルジニー・エフィラがスクリーンデビューを果たしたのは2005年の『Africains poids-moyens』という短編映画。
その後テレビドラマで活躍した後、2010年のコメディ映画『Kill Me Please』に出演し、マグリット映画賞最優秀助演女優賞にノミネートされ、注目を集めます。
2011年には主演を務めた『La chance de ma vie』では、モンテカルロ・コメディー映画祭で最優秀女優賞を受賞。
その後、フランソワ・クリュゼ主演の『ターニング・タイド 希望の海』(2013)、『Caprice』(2015)、『Une famille à louer』(2015)などの作品に出演。
2016年は本作『おとなの恋の測り方』の他にも、セザール賞主演女優賞にノミネートされた『In Bed with Victoria(原題:VICTORIA)』、ポール・バーホーベン監督の『エル』といった話題作に出演し、現在フランスでロマンティックコメディの女王として大人気を博しています。
そんなヴィルジニー・エフィラが本作で演じているのは、3年前に夫と離婚した弁護士のディアーヌ。
偶然出会ったアレクサンドルに徐々に惹かれていくことになるのですが、どうしても彼の身長のことがきになってしまい…。
果たして彼女がとる選択は一体どんなもので、どのような演技を披露してくれるのか…注目して見ていきたいと思います!
映画『おとなの恋の測り方』のあらすじ
敏腕弁護士のディアーヌは3年前に夫と離婚。
しかし、別れたものの同じ弁護士事務所のパートナーとして働く元夫とは常に顔を合わせており、その度に口論に発展してしまう毎日。
この日も喧嘩をしてイライラが収まらぬまま帰宅したディアーヌのもとに一本の電話が入ります。
電話を掛けて来たのは、アレクサンドルという見知らぬ男でした。
どうやらディアーヌがレストランに携帯電話を忘れていったようで、それを拾ったアレクサンドルが連絡してきたよう。
電話口で繰り広げられるアレクサンドルの陽気でユーモラスな様子に、久々にときめきを覚えたディアーヌは、早速翌日合う約束を取り付けます。
期待に胸を膨らませ、ドレスアップして待ち合わせ場所へと向かったディアーヌ。
しかし、彼女の期待は脆くも崩れ去ることに…。
待ち合わせ場所に現れたのは、ディアーヌよりもはるかに身長の低い男だったのです。
すっかり気落ちしたディアーヌは早めに退散しようかと思っていましたが、アレクサンドルの知的でユーモアに富んだ会話術にいつのまにか虜になっていました。
建築家として仕事でも成功を収めているアレクサンドルは、何やらディアーヌがこれまで経験したことのないようなエキサイティングなプレゼントを用意しているようで、初対面のその日にそのままデートへと導かれていきます。
その後も素晴らしいデートの時を何度も重ね、ますます彼に惹かれていくディアーヌでしたが…。
彼女の頭の片隅からどうしても離れないのは、アレクサンドルの身長のことでした。
そのことが気になってどうしようもないディアーヌ。
果たして彼女の恋の行方は一体どうなってしまうのか…?!
映画『おとなの恋の測り方』公開はいつから?
映画『おとなの恋の測り方』の
劇場公開は、2017年6月17日(土)より開始されることが決定済です!
すでに前売り券が「ムビチケ」(https://mvtk.jp/Film/062326)にて発売中となっています。
公開劇場数はやはり少な目で、例えば東京でも「ヒューマントラストシネマ有楽町」や「新宿ピカデリー」を含め5館のみといった状況で、九州に至っては「T・ジョイ博多」1館のみとなっているのが現状ですね。(2017年4月14日現在)
オスカー俳優であるジャン・デュジャルダンや大ヒットした『最強のふたり』のスタジオが制作にあたっているという触れ込みではあるものの、やはり日本では少々厳しいものがありそう。
ヒロインを演じるヴィルジニー・エフィラももちろんフランスでの人気の高さは理解出来ますが日本での知名度はまだまだ低く、監督のローラン・ティラールもほぼ知られていないと思います。
上映時間が98分と短いのが多少の救いとなるかもしれませんが、公開期間に関しても短くなってしまわないよう、何とか踏ん張って欲しいものですね!
映画『おとなの恋の測り方』試写会はある?
2017年4月16日(日)に「ザ マーカススクエア 神戸」にて特別披露試写会が開催される予定ですが、すでに募集は終了しております。
その他には映画『おとなの恋の測り方』の試写会は現在の所予定されておりません。発表があり次第、更新してまいります。
まとめ
オスカー俳優ジャン・デュジャルダンを主演に迎え、フランス本国では大人気の女優ヴィルジニー・エフィラがヒロインを務める映画『おとなの恋の測り方』。
予告を見た限りでは確かにフランスらしさが全開で、大ヒットした『最強のふたり』に近い雰囲気を感じますが、今回は異色のロマンティック・コメディということでこの辺りが観客にどう響くかが少し微妙なところではありそうですが、実際はどうなるのでしょうか?!
注目の映画『おとなの恋の測り方』の劇場公開は、2017年6月17日(土)よりスタートです!ぜひ劇場で可笑しくもほろりとするロマンティックな大人の恋物語をご覧ください!