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Entry 2021/11/12
Update

映画『愛のまなざしを』ネタバレ結末感想とあらすじの評価解説。男女の嫉妬と復讐を仲村トオルと杉野希妃による演技で描くラブ・サスペンス!

  • Writer :
  • 金澤響子

映画『愛のまなざしを』は男女の嫉妬と復讐と救済を描く

仲村トオル演じる精神科医の主人公と、杉野希妃演じる彼の元患者であった女性との愛憎劇を描いた映画『愛のまなざしを』。

亡き妻・薫への思いが断ちきれない医師・貴志に、綾子は薫への嫉妬心を燃やし、貴志への独占欲をふくらませていきます。

カンヌ国際映画祭でW受賞した『UNloved』や『接吻』の万田邦敏監督が、深い男女の嫉妬と復讐と救済を描き出しし、万田邦敏監督ならではの地獄図のような愛憎劇が展開する映画『愛のまなざしを』。

スリリングなストーリーをネタバレ解説交えてご紹介いたします。

映画『愛のまなざしを』の作品情報


(C)Love Mooning Film Partners

【公開】
2021年(日本映画)

【監督】
万田邦敏

【脚本】
万田珠実、万田邦敏

【プロデューサー】
杉野希妃、飯田雅裕

【キャスト】
仲村トオル、杉野希妃、斎藤工、中村ゆり、藤原大祐、万田祐介、松林うらら、ベンガル、森口瑤子、片桐はいり、藤野詩音

【作品概要】
『UN loved』(2001)『接吻』(2007)の万田邦敏監督が、亡き妻への思いを捨てきれない男と、その男に恋をする女が織りなすダークな恋愛模様を描き出した『愛のまなざしを』。

精神科医・貴志を演じたのは、万田邦敏監督作品連続出演の仲村トオル。監督・プロデューサーとしても精力的に活動する杉野希妃が、貴志からの愛を渇望する綾子を演じます。

貴志の義理の弟・内山茂役には、役者、監督、プロデューサーなど、幅広く活躍する斎藤工。映画やドラマ・舞台で評価の高い中村ゆりが貴志の妻を演じます。

貴志の息子・祐樹役には、オーディションを勝ち抜いて、本作が映画デビューとなったルーキー藤原大祐が抜擢。その他、片桐はいり、ベンガル、森口瑤子など、ベテラン陣が脇を固めます。

映画『愛のまなざしを』のあらすじとネタバレ


(C)Love Mooning Film Partners

精神科医の滝沢貴志が経営する滝沢クリニックは繁盛しています。

ある日クリニックに、男性につれられて一人の女性が来ました。「この人病気だと思うから看て欲しい」と男性はその女性を指します。

貴志は男性を待合室で待たせ、女性に症状を話すように促しました。

「なんだかいつも不安でしようがない。自分の居場所がないと思える」女性は淡々と語り始めました。付き添ってきた後藤という男性ともうまくいかず、彼が怖いとも言います。

貴志は女性に頼まれて、後藤に女性が迷惑していると、伝えることになりました。

その後、貴志の携帯に息子の祐樹から電話が入りました。三者面談の日程を決めて欲しいと言うのです。

貴志は妻の薫を亡くし、家に薫の両親が来て仕事で忙しい貴志に成り代わって、祐樹の面倒をみていました。

それから2日後、後藤に連れられてきた女性・水野綾子が診察にやって来ました。

症状は快方に向かっているので、もう通院の必要はないでしょうと言う貴志に、綾子は「やめないでください」と言いました。

綾子はいきなり「今まで黙っていたけれど、ずっと死にたいという思いが消えないんです」と語り始めます。

10歳の時に交通事故で亡くした両親のこと、叔父の家に引き取られたけれども、邪魔者扱いされて、唯一の味方だった母方の祖母が死んでしまったことなど、次々と話し出します。

涙を流しながら話す綾子に、貴志は「もう少し診察を続けましょう」と言いました。

遅くまで診察室に残る貴志を心配して、事務員が声をかけました。もうすぐ帰ると言った貴志の耳に、「まだ気にしているの? 私の遺体の前で、もう誰も愛さないと誓ったことを」と、またしても亡き妻の声がしました。

その頃、綾子をクリニックに連れて行った後藤が、綾子のマンションを訪れていました。

玄関先で「もう来ないでください」という綾子。「先生から話を聞いたのですが、君の口から本当のことを聞きたい」という後藤に、もう来ないでとドア越しに声をかけてドアをしめました。

貴志は患者の診察の合間に薬を飲んでいます。また亡き薫との幻の会話が始まりました。

そこへ、綾子がやって来ました。綾子は「先生も誰か大切な人を亡くしたのですか? 私先生のお役にたてませんか」と尋ねます。

貴志は、6年前に病気で妻を亡くしたこと、妻を今でも愛していることを話します。

「私たち同じ傷をもっていたのですね」と、抱きつこうとする綾子を、貴志は「君はボクの患者だから、ダメだ。もう帰りなさい」と、帰しました。

それから1カ月後、診察に来た綾子に、良くなったから治療を終わりに出来そうだという貴志。うなずく綾子は、「私は良くなったので、先生の患者じゃなくなりました」と言います。

その夜、診察室を訪れた綾子と貴志は一線をこえてしまいます。

一方、貴志の息子祐樹は、不在がちな父への憤りを胸に秘めながら毎日を過ごしていました。

久しぶりに祐樹が待つ家に帰った貴志は、義理の父に「結婚を前提につき合っている人がいます」と綾子のことを打ち明けました。

貴志は祐樹にも話しますが、祐樹の反応は「なにそれ、勝手にしろよ。でていけよ」と、冷たいものでした。

貴志はその足で綾子のマンションへ向かいます。貴志の様子を見て、自分のことを反対されたと悟った綾子は、自分を悲観します。

綾子を慰めて、育ての親だという伯父に挨拶に行こうと言う貴志に、綾子は伯父からもその息子からも性的虐待を受けていたから、もう一生会うつもりはないと、告白しました。

あなたにふさわしくないと言う綾子を抱きしめ、貴志は「僕がずっと君を守る」と言います。

「嬉しい。ずっと一緒にいてくれるのね」綾子は貴志に抱きつきました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『愛のまなざしを』ネタバレ・結末の記載がございます。『愛のまなざしを』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


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数日後、クリニックの受付を手伝う綾子の姿がありました。四六時中一緒にいたがる綾子に貴志の毎日はペースを乱されていきます。

そんなころ、薫の弟の内山茂がやってきて、貴志と面会しました。

茂の話は、祐樹が貴志と一緒に暮らしたくないと言っているというものでした。祐樹は、父さんは僕を嫌って避けていると、思っているようでした。

そして話は、祐樹のことから、薫ことに移ります。精神の病を抱えた薫を、貴志は直すことが出来なかった。プロなのに、と。

「姉さんはあんたのせいで死んだんですよ」。茂の言葉に、貴志は席をたちました。その後を追った茂。

路上で男2人の言い争いは続きます。「僕が薫を忘れたがっているとでも思うのか。君は認めたくないだろうけれど、僕は君以上に薫のことを思っているよ。どんなにつらくったって、僕は絶対に薫を忘れない。一生ね」

血を吐くように言った貴志の言葉を、こっそりと綾子が聞いていました。綾子は茂の後をつけて彼の自宅に行き、初めて薫の死の原因を教えて貰いました。

それからしばらくして、貴志は祐樹を連れて綾子の部屋で祐樹の誕生祝をしました。

その帰り、祐樹は「2人に会うのはこれで最後だから」と言って、走り去って行きました。成す術もない貴志が綾子の部屋に戻ると、綾子は「もう私をあの子に合わせたりしないで」と言います。

祐樹への接し方をみて、あんな風なところを見たくないと綾子は思ったのです。

茂と言い争って貴志が宣言したことを聞いたことも暴露し、薫さんが自殺したことも茂から聞いたと話しました。

綾子が「私は薫さんの身代わり?」と聞きますが、貴志は「薫を助けられなかった自分が辛いんだ。祐樹をみるのも、あの家に帰るのも、薫を思い出すものが全部つらいんだ」と打ち明けました。

だから綾子が必要なんだという貴志に、綾子はこれから、薫さんと比べるのはやめてと言いました。

綾子の部屋で一晩過ごした貴志がクリニックに出勤すると、綾子は茂の家に出かけ、茂を待ち伏せしました。2人で貴志を苦しめないかと相談を持ち掛けたのです。

綾子に恐ろしいものを感じた茂。こっそりと探し当てた綾子のFacebookにgotouと明記された熾烈な書き込みを見つけます。

そこに記載されていた実家の情報などをもとに、彼女の実家を訪ねてみました。彼女の母と妹はSNSの心無い書き込みで迷惑をしていました。

綾子に呼び出されれた茂は、綾子の嘘を見抜いたと、反対に問い詰めます。

嘘で関心をひこうなんてよくないから貴志には自分で言え、と言う茂。つきたくてついてるんじゃない。そうしないとみんな私のこと嫌いになるから、と反論する綾子。

復讐はどうするのと聞く綾子に、茂は平気で嘘をつく人は怖いよと言い、「みんなそうやって私から離れていくのよねと、ぽつりとつぶやいて、綾子は茂と別れて帰りました。

マンションでは貴志が待っていました。「どこ行ってたの?」「うるさい」。優しい貴志に対して、綾子は茂から呼び出され、貴志と別れた方がいいって言われたと言います。

そして、滝沢家の重大な秘密を教えてあげるといわれ、祐樹が貴志の子どもではないと言われたと言います。貴志と付き合う前に薫が交際していた相手と浮気をして授かった子だというのです。

貴志は茂は嘘をついていて、綾子がからかわれているだけと言いますが、祐樹君は、全然あなたに似てないねと言われて、黙ってしまいました。

その夜、貴志は幻の薫の声と葛藤します。診察室で一晩過ごした貴志。診察の合間に薫の母に電話をして確認をしたり、急に休診にして茂に会いに行ったりします。しかしどちらの反応もはっきりしません。

綾子のマンションで、「薫はそんな女じゃない」という貴志に対し、綾子は嫉妬します。病院には貴志の所業で悪口がネットに流れ、閑古鳥が鳴く状態になりました。

貴志は自業自得になって茂に電話します。告白のような内容を聞き、茂は嘘をついているのは綾子だと言いました。

自分の嘘がばれた綾子ですが、貴志を呼び寄せます。「全部嘘なんだって? 家族のことも薫のことも祐樹のことも。なんでそんなウソついた」

貴志の問いかけに涙をながしながら、綾子は「あなたに好かれたかったから」「私たちは死んだ人に捉われているから、死ぬしかない」と言いました。

薫は薬で死んだんじゃなく、クリニックの屋上から飛び降りて自殺したと、貴志は告げます。だから貴志はよけいに忘れられなかったのです。

全てを知った綾子は、台所から包丁を持ち出しました。「薫さんからあなたを介抱してあげる。私も嘘をつかないでいられる」と言いながら、綾子は腹を自分で刺して死にました。

全てが片付き、貴志は茂と話しています。

あれは自殺だった。けれども、包丁を綾子がさしたとき、僕が力を加えたかどうか、自分でもわからない……。

僕の仕事はその人の気持ちになって親身になってあげることだ。医者としても人間としても僕は失格だね。

そんな話を茂と貴志がしているとき、貴志は肩に誰かが手を置いているような素振りをみせました。

地下道を一人で歩く貴志。肩に誰かが手を掛けたような素振りを見せ、貴志が前方を見ると綾子の姿が見えました。少し笑っているような彼女に貴志も微笑みます。

映画『愛のまなざしを』の感想と評価


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愛に枯渇する綾子

本作『愛のまなざしを』の冒頭には、「その手はいつも私の肩にふれていた わたしは常に感じていたのだ 愛のまなざしを」という文字が浮かび上がって来ます。

優しさに満ち溢れた愛の言葉と思いきや、その内容はとんでもなくどろどろした愛憎劇であり、見事なサスペンスとなっていました。

まず、嫉妬。自分を治療してくれた精神科医の貴志に恋をした綾子は、貴志が6年前に亡くなった妻の薫を今でも愛していることを知り、嫉妬します。

しかし、嫉妬をしてもライバルはもうこの世にいません。なんとか貴志を振り向かせようと、綾子はあの手この手の嘘を使うのですが、貴志の気持ちを完全に独占することができなかったのです。

次に、待ち構えていたのは、復讐。綾子は、貴志の心を掴みきれないため、貴志を苦しめることを思いつきます。

貴志の妻・薫を慕い、薫を治療できなかった貴志を信用していない薫の弟である茂に近づき、一緒に貴志に復讐しようと、計画をもちかけます。

「あなたが私を自分のものにしたと知ったら、貴志さん、さぞ苦しむでしょうね」「あんたって怖い人だ」

色仕掛けでせまる綾子に対し、茂は冷静に対処します。嘘をついてまで相手の気を引こうなんていうのは許されないと、茂も綾子から距離を置きます。

貴志ばかりか茂を惑わすことも出来なかった綾子が哀れに思える場面ですが、いかに愛に飢えていたとしても、自分を偽っているのなら、本当に愛してもらうことは不可能と言えるでしょう。

ラストに用意された救済とは?


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治療が上手く行かず、薫を自殺に追い込んだと思う貴志は、綾子からの薫の不倫話に惑わされ、困惑します。それでも薫を愛していると言う貴志に綾子の独占欲は大爆発。

綾子は「貴志が死ねば薫とあの世で再会するから、それは嫌だから、私が死ぬ。薫の呪縛から解いてあげる」と言い、包丁を腹に突き立て自殺しました。

これが物語のラストに用意された事実です。死んで決着がつくはずもない愛憎劇ですが、ライバルがこの世にいない綾子にとっては最善の方法だったのでしょう。

ここで気になるのは冒頭の言葉です。

貴志の肩に手を添えるのは、薫と思われます。貴志は精神安定剤らしい薬を飲んでは、薫の幻と会話をしていました。いつも薫の眼差しを感じていたと言えます。

死んでも貴志を支えていた薫から貴志を奪うことができなかった綾子ですが、ラストで見せる綾子の笑顔は、諦めにも似た満ち足りたものでした。

愛に飢え、自分を愛してくれる人を探し求めた綾子が貴志に取った救済措置は、自らの存在を消すことでした。

愛する人のためならば、死さえ怖くないという女心強かな女性の凄みを感じさせる結末です。

まとめ


(C)Love Mooning Film Partners

本作『愛のまなざしを』は、狂気の愛を描くのを得意とする万田監督が、脚本家万田珠実と『UN loved』『接吻』に続く、三度目のタッグを組んだ愛の三部作最終章です。

主演の仲村トオルは悩める貴志を熱演し、綾子を演じる杉野希妃は罪深い女の業を見事に表現しました。

さりげなく貴志に寄り添う死んだ薫役の中村ゆりの存在感にも圧倒され、綾子の誘惑にも捉われない純粋な青年茂を斎藤工が好演。

そして父との確執を隠せない難しい年ごろの祐樹を演じた、映画初デビューとなる新人藤原大祐のすがすがしい演技も、見どころの一つでした。

『愛のまなざしを』は、一人の男性をめぐる愛の葛藤、人間の性とエゴをあぶりだした作品と言えます。


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