80歳を迎えてなお精力的な大女優シャーリー・マクレーンと、話題作に引っ張りだこな若手実力派のアマンダ・セイフライドの共演!
映画『あなたの旅立ち、綴ります』をご紹介します。
人生の終わりが見えてきた嫌われ者の老婦人と、若いゆえにキャリアに悩む女性記者の女同士の友情を描くハートフル・ストーリー。
シャーリーとアマンダ自ら製作総指揮の乗り出した作品とは?
CONTENTS
1.映画『あなたの旅立ち、綴ります』の作品情報
【公開】
2018年(アメリカ映画)
【原題】
THE LAST WORD
【監督】
マーク・ペリントン
【キャスト】
シャーリー・マクレーン、アマンダ・セイフライド、アン・ヘッシュ、トーマス・サドスキー、フィリップ・ベイカー・ホール、トム・エヴェレット・スコット、アンジュエル・リー
【作品概要】
大女優シャーリー・マクレーンと実力派若手女優アマンダ・セイフライドの共演で、高齢となった嫌われ者の老婦人と若さゆえにキャリアで悩む女性記者が、ジェネレーションを超えて育む友情のハートフル作品。
またシャーリーとアマンダがともに製作総指揮も務めています。
2.映画『あなたの旅立ち、綴ります』のキャスト
シャーリー・マクレーン(ハリエット・ローラー役)
シャーリー・マクレーンは、1934年4月24日にアメリカ・ヴァージニア州生まれます。
16歳のときにブロードウェイ・ミュージカルでデビューを果たすと、その後は舞台を中心に活躍します。
1955年には巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の『ハリーの災難』でスクリーン・デビューを飾り、1958年の公開作品『走り来る人々』でアカデミー賞の主演女優賞に初ノミネートされます。
1960年に巨匠ビリー・ワイルダー監督の『アパートの鍵貸します』や、1977年に名匠ハーバート・ロス監督の『愛と喝采の日々』などの演技で高く評価されます。
そして、ついに1983年のジェームズ・L・ブルックス監督の『愛と追憶の日々』で、6度目のノミネートにしてアカデミー賞主演女優賞を初受賞。
シャーリーは50本以上の作品に出演しているハリウッドを代表する名女優であり、ゴールデン・グローブ賞においても21回ノミネート、セシル・B・デミル生涯功労賞を含めて7度の受賞を誇っています。
80歳を過ぎたシャーリーですが、現在も精力的に女優活動をおこない、2016年に『素敵な遺産相続』などにも出演しています。
またテレビでも唯一無二の存在感を放つ彼女は、日本で劇場公開されたテレビ映画『ココ・シャネル』(2008)や人気ドラマシリーズの『ダウントン・アビー」(2010〜15)や『Glee』(2010〜15)にも出演。
テレビ作品を通して、若い映画ファンにも知られる存在ですね。
アマンダ・セイフライド(アン・シャーマン役)
アマンダ・セイフライドは、1985年12月3日にアメリカ・ペンシルベニア州生まれます。
11歳でモデルを始めた彼女は、2000年のテレビドラマ『As the World Turns』で女優デビューを果たします。
その後、スクリーン・デビューとなるのが、2004年に公開されたマーク・ウォーターズ監督の『ミーン・ガールズ』で、リンジー・ローハンやレイチェル・マクアダムスらとともに注目を集めます。
2008年には世界中で大ヒットとなったフィリダ・ロイド監督の『マンマ・ミーア!』で、メリル・ストリープの娘役を好演しました。
そのほか2010年の『ジュリエットからの手紙』や2012年の『レ・ミゼラブル』、2015年の『テッド2』など、話題作に次々と出演したことで、人気若手女優としての地位を不動のものとしました。
テレビ作品として注目したいのは、2017年にデヴィッド・リンチが監督を務める伝説のドラマシリーズの『ツイン・ピークス The Return』に参加するなど、やはり人気作品へのオファーが絶えないようです。
3.映画『あなたの旅立ち、綴ります』のあらすじ
老婦人のハリエット・ローラーは、ビジネスの成功で財を成して、何不自由なく暮らしています。
しかし80代に入ってからは孤独と死への不安を感じるようになっていました。
そんなある日、新聞の訃報記事を目にしたハリエットは、自身の訃報記事を生前に掲載することを思いつきます。
そして地元の若い新聞記者であるアン・シャーマンに依頼します。
アンは仕方なく周囲への取材を始めますが、疎遠になっていた家族だけでなく、かつての仕事仲間や地元の牧師まで訪ね歩くと、ハリエットについて良く話す人は誰もいませんでした。
その後、アンの書いた原稿を読んだハリエットは、理想とかけ離れた状態に愕然とします。
そこでハリエットは、“最高の訃報記事”に欠かせない4つの条件を満たすため、自分を変えることを決意しました。
その要素とは…。
1、家族や友人に愛されること。
2、同僚から尊敬されること。
3、誰かの人生に影響を与えるような人物であること。
4、記事の見出しになるように人々の記憶に残る特別な何かをやり遂げること。
そこでハリエットとアンは、初めに地域のコミュニティセンターを訪ねて、9歳の少女ブレンダと出会って親交を深めます。
次にハリエットが向かった先は、地元のラジオ局でした。
子どもの頃からラジオと音楽を愛し続けたハリエットは、長年コレクションしていたレコードを持参して、自分をDJとして採用するように直談判。
そこで81歳にしてラジオDJデビューを成し遂げます。それにより独自の経験でしか手に入れられない、人々の記憶に残る条件もクリアしました。
しかし、4つの条件のなかで、最も難題と思われたのは何十年も連絡を取っていない娘との和解でした。
そこでハリエットとアンとブレンダの3人は、娘の暮らす町まで一緒に旅に出ることを決めます。
久しぶりの娘との再会に気まずい空気が流れるものの、幸せそうな娘の暮らしぶりを知ったハリエットは「自分は良い母親だった」と満足して目的を果たします。
そんな楽しい旅の余韻に浸りたいハリエットですが…。
4.映画『あなたの旅立ち、綴ります』の公開される劇場
北海道地区
北海道 札幌シネマフロンティア:011-209-5400
関東地区
埼玉 MOVIXさいたま:048-600-6300
千葉 MOVIX柏の葉:050-6865-3401
東京 シネスイッチ銀座:03-3561-0707
東京 新宿ピカデリー:03-5367-1144
茨城 MOVIXつくば:029-868-7200
栃木 MOVIX宇都宮:050-6865-3235
群馬 MOVIX伊勢崎:050-6865-3212
中部地区
静岡 MOVIX清水:050-6861-0045
愛知 伏見ミリオン座:052-212-2437
愛知 MOVIX三好:050-6865-2601
近畿地区
京都 MOVIX京都:075-254-3215
大阪なんばパークスシネマ:050-6864-7125
大阪シネ・リーブル梅田:06-6440-5930
兵庫シネ・リーブル神戸:078-334-2126
九州・沖縄地区
福岡 KBCシネマ:092-751-4268
*劇場公開の掲載は1月15日現在のものとなります。本作はセカンド上映や順次全国公開されることがあります。
劇場に出かける際は公式HPなどを閲覧してください。
まとめ
本作『あなたの旅立ち、綴ります』は、何事にも強気で挑むハリエットと勇気を持って一歩踏み出せないアン。
そんな2人は互いにぶつかり合いながらも、世代を超えて友情を深め合っていく作品です。
ハリエットはアンと一緒に旅に出て、何十年ぶりに再会を果たした娘の自宅から戻ると、ある運命が待ち受けています…。
そんな役柄のみならず、実際に世代を超えた2人の女優シャーリー・マクレーンとアマンダ・セイフライド。
彼女たち自ら製作総指揮をしたことで、女優として何を演じたいか?何を伝えたいのか?
そんな2人のコラボレーションが見られる映画になっています。公開日は2018年春先よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなっています。
公式に公開日時が発表されましたら、当サイトでも情報をお知らせいたします。