第90回アカデミー賞助演女優賞受賞!アリソン・ジャネイの『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』。
トーニャ・ハーディングによるフィギュアスケート界を揺るがした史上最大のスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」。
オリンピック出場権を巡るライバル衝撃事件の真相を描いた、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は、5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショー!
CONTENTS
1.第90回アカデミー賞の助演女優賞獲得!
フィギュアスケート史上最大のスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」を、あなたは覚えていますか。
この事件の渦中の存在だった実在するフィギュア選手スケーターのトーニャ・ハーディングは、疑惑の目が向かられたものの事件後に、リレハンメルオリンピックのアメリカ代表として出場しました。
そんな彼女の波乱万丈な半生を描いた注目の話題作『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』。
本作は現地時間3月4日に発表された第90回アカデミー賞にて、主演女優賞、助演女優賞、編集賞の3部門にノミネートされ、トーニャの厳しい母親ラヴォナ・ハーディング役を演じた、アリソン・ジャネイが助演女優賞を獲得しました。
2.映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』とは
1991年に女子フィギア選手としてトリプルアクセルを成功させ、2度のオリンピック代表選手であったトーニャ・ハーディング。
彼女が1994年に起こしたフィギュアスケート史上最大のスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の真相とともに、トーニャの波乱万丈な半生を描いたストーリーです。
トーニャ役で主演を果たしたマーゴット・ロビーは、トーニャがスケートを滑るシーンのみならず、話し方や立ち振る舞いの様子まで完全に再現したの熱演を見せています。
また、強烈な個性を持つトーニャの鬼母ラヴォナを演じたアリソン・ジャネイをはじめとするキャスト陣の力強い演技を披露。
それにも増して、トーニャの激しく波乱に満ちた生き様を、ブラックユーモア交じりに描いた『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は大きな反響を呼び、第75回ゴールデングローブ賞ではミュージカル・コメディ部門・作品賞、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演女優賞 (アリソン・ジャネイ)の3部門にノミネートされ、助演女優賞を受賞されました。
授賞式ではマーゴットは純白のCHANELのオートクチュール、アリソンはReem Acraの真紅のドレスを身にまとい登場しました。
名誉ある助演女優賞と受賞者として自分の名前が呼ばれると、本作の脚本家を手がけ、アリソンにこの役をオファーした長年の友人でもあるスティーブン・ロジャースと熱いハグした後、主演を果たしたマーゴット・ロビーとキスをかわし、舞台に登壇しました。
アリソン・ジャネイは受賞スピーチは次のようなものでした。
「私一人でこの賞を獲ったのですよ」と開口一番ジョークを発し、「他の候補者も素晴らしい。脚本を書いたスティーブンをはじめ、この受賞で友人の定義ができました。マーゴット、キャストク、クルー、たくさんの励ましをありがとう。これを持ってさらに女優としてキャリアを追求できます。家族、友人、スタッフ、すべての人に感謝します」
アリソンらしく、ジョーク混じりに受賞の喜びを語っていますね。おめでとうございます!
アリソン・ジャネイのプロフィール
参考映像:『アメリカン・ビューティー』(1999)
1959年11月19日にオハイオ州デイトン生まれ。
大学卒業後にニューヨークやロンドンで演技を学び、1989年ドラマデビュー。
ドラマ「ザ・ホワイトハウス」シリーズの CJ・クレッグ報道官役で、4度のエミー賞を受賞。通算では7度のエミー賞を受賞しています。
ゴールデングローブ賞テレビドラマ部門で過去5度ノミネートされ、映画部門のノミネートは今回初となり、初受賞を果たしました。
また英国アカデミー賞でも助演女優賞を受賞しています。
主な代表作は、1999年に公開されたサム・メンデス監督の『アメリカン・ビューティー』のバーバラ・フィッツ役。
2002年にスティーブン・ダルドリー監督の『めぐりあう時間たち』のサリー・レスター役。
2007年にアダム・シャンクマン監督の『ヘアスプレー』のプルーディー・ピングルトン役。
2001年にテイト・テイラー監督の『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』にてシャーロット・フェラン役を演じています。
また、声の出演作品は『ファインディング・ニモ』(2003)『ミニオンズ』(2015)などがあります。
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のあらすじ
貧しい家庭に生まれ、幼い頃から暴力と罵倒のなかで育てられたトーニャ・ハーディング。
天性の才能と努力でアメリカ人初のトリプルアクセルを成功させ、1992年アルベールビル、1994年リレハンメルと2度のオリンピック代表選手となります。
しかし、トーニャの夫だったジェフ・ギルーリーの友人がトーニャのライバル選手のナンシー・ケリガンを襲撃したことで、スケート人生は一変、見る見るうちに転落していきます。
1度は栄光を掴み、アメリカ中から大きな期待を寄せられたトーニャ・ハーディングでしたが、その後の彼女を待ち受けていたのは…。
まとめ
トーニャ・ハーディングによるフィギュアスケート界を揺るがした彼女の半生とは、いかなるものなかのか?
そして、第90回アカデミー賞助演女優賞受賞したアリソン・ジャネイ。
彼女が見事な演技力で演じたスケートリンクなのに土足で片手にタバコの姿の⻤母ラヴォナとは?
話題と注目を集める、オリンピックライバル衝撃事件の真相を描いた『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は、5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショー!
ぜひ、お見逃しなく!