映画『億男』は2018年10月19日(金)よりロードショー!
『世界から猫が消えたなら』で知られる川村元気の小説を『ハゲタカ』『るろうに剣心』の大友啓史監督が映画化。大友監督は『ハゲタカ』以来の“お金”の映画になります。
主演は一男に佐藤健。大学時代の親友で大金持ちの九十九に高橋一生。
一男が会って回る九十九のかつてのビジネスパートナーたちに北村一輝、藤原竜也、沢尻エリカ。共演に黒木華、池田エライザなどなど。
ちなみに作品の大本にあるのは古典落語の名作『芝浜』。
映画『億男』の作品情報
【公開】
2018年(日本映画)
【原作】
川村元気
【脚本・監督】
大友啓史
【キャスト】
佐藤健、高橋一生、黒木華、池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也
【主題歌】
BUMPOFCHIKIEN「話がしたいよ」
【作品概要】
映画プロデューサーの川村元気の同名ベストセラー小説を佐藤健と高橋一生で映画化。「るろうに剣心」シリーズや『3月のライオン』で知られる大友啓史監督の演出。
主人公一男役を佐藤健、九十九役を高橋一生が演じ、共演のキャスト陣に藤原竜也、北村一輝、沢尻エリカ、池田エライザたち人気俳優が務めます。
映画『億男』のキャラクターと配役
一男(佐藤健)
借金を抱える図書館司書。宝くじで3億円当たる
九十九(高橋一生)
一男の大学の同級生。ITで成功して大金持ちに。落語好き。
百々瀬(北村一輝)
九十九のかつてのビジネスパートナー。ITエンジニア
千住(藤原竜也)
九十九のかつてのビジネスパートナー。今はビジネスアドバイザー。
十和子(沢尻エリカ)
九十九のかつてのビジネスパートナー。今は慎ましい生活の主婦。
あきら(池田エライザ)
男を“億男”と“雑魚”のどちらかに分けるパリピ女子。
万左子(黒木華)
一男の妻、借金を理由に別居。娘のバレエに熱心。
映画『億男』のあらすじとネタバレ
身内の借金の保証人になった一男は昼間は図書館司書、夜はパン工場で働き、いつ終わるとも知れない返済の日々を過ごしていました。
ところがある日、宝くじに当選、手元に3億円もの大金が舞い込んできます。
急なことに戸惑って仕方のない一男はITで大金持ちになっている大学時代の親友九十九のもとを訪ねます。
“一万円札のうんちく”を語りだす。そして、とりあえず使ってみようと言ってパーティーを開きます。
そこにはパリピ女子のあきらがいて中央のポールダンスの舞台で踊って見せたりしています。
なれない会場の空気に飲まれつつもお酒を浴びるように飲んだ一男。
翌朝になり目覚めると、3億円と九十九は姿を消していました。
3億円の行方と九十九の真意を探るためあきら経由で、九十九のビジネスパートナーを巡っていくことになります。
最初に出会ったのは自称スーパーエンジニアの百瀬。競馬場の特等席で大金を賭けて遊ぶ百瀬の姿を見て一男は圧倒されます。
百瀬はポンと100万円を一男に貸すと、好き勝手に競馬をやってみろと言い出します。
一男は最初のレースで万馬券を当てて、1億円にした後、大負けして全てをすってしまいます。
ところが、これは百瀬の一人芝居で、実際に金銭は1円も行き来していませんでした。
一男はお金というものの存在を考えるようになります。
映画『億男』の感想と評価
小説家で映画制作者で監督もする川村元気という人
川村元気は現在、最も動向が注目されている映画プロデューサの一人。
26歳で立ち上げた企画『電車男』が大ヒット。以降『告白』『悪人』『モテキ』『バクマン』『君の名は。』『怒り』『寄生獣』『未来のミライ』までヒット作・話題作を立て続けに企画・プロデュースしています。
一方で映画化もされた『世界から猫が消えたなら』で作家デビュー。以降『億男』や絵本も発表するようになります。
佐藤雅彦らと製作した初監督作品『どちらを選んだのかはわからないが どちらかを選んだことははっきりしている』(英題:『Duality』)が第71回カンヌ国際映画祭短編コンペテシション部門に出品しました。
いずれ、長編映画の監督もすることになるかもしれません。
ちょっと変わった名前なので覚えやすいこともあるので、覚えておくと面白い映画探しに便利です。
まとめ
3000万円の借金を残して失踪した兄に代わり、借金返済に追われる一男。借金苦の日常に愛想を尽かした妻は、娘を連れて家を出てしまうなど、不幸続きの一男に宝くじ3億円当選という幸運が舞い込みます。
この大金で借金返済、家族の修復と、一発逆転を夢想するが…。
映画にヒット作の多い名プロデューサー川村元気の原作を、大友啓史監督が映画化。主演は一男に佐藤健。大学時代の親友で大金持ちの九十九に高橋一生。
一男が会って回る九十九のかつてのビジネスパートナーたちを演じる北村一輝、藤原竜也、沢尻エリカ、共演に黒木華、池田エライザにも注目です。