映画『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが再び集まったミュージカル映画。
華麗な歌声を披露した映画『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンが主演を務める、2018年見逃せない大作です。
大注目の2月16日(金)公開映画『グレイテスト・ショーマン』をご紹介します。
CONTENTS
1.映画『グレイテスト・ショーマン』の作品情報
【公開】
2018年(アメリカ)
【原題】
The Greatest Showman
【監督】
マイケル・グレイシー
【キャスト】
ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、キアラ・セトル、ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン2世、サム・ハンフリー、エリック・アンダーソン、ポール・スパークス、バイロン・ジェニングス、ベッツィ・アイデム
【作品概要】
映画『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再び集結して、“地上でもっとも偉大なショーマン”と呼ばれた19世紀に実在したアメリカの興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル映画。
華麗な歌声を披露した映画『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンの主演による、強烈な印象を残すキアラ・セトルの抜擢が話題を集めています。
バーナムのビジネスパートナーであるフィリップ・カーライル役を映画『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』のザック・エフロン、バーナムの妻チャリティを『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のミシェル・ウィリアムズが共演。
2.映画『グレイテスト・ショーマン』のあらすじ
19世紀のアメリカ。
興行師P・T・バーナムは妻を幸せにするために、度重なる挑戦と失敗を繰り返していました。
そしてついに、個性の強いメンバーを集めて始めたショーをヒットさせることに成功しました。
しかし、あまりにも型破りな内容に批判の声も多く、裕福にはなれど社会的には認められませんでした。
バーナムがどうすればいいのか悩んでいた時、相棒のフィリップの協力もあり、なんとイギリスのヴィクトリア女王に謁見する機会を得ます。
バーナムたちは大きなチャンスをものにするために挑みます…。
3.映画『グレイテスト・ショーマン』のキャスト紹介
ヒュー・ジャックマン(P・T・バーナム役)
参考映画:『レ・ミゼラブル』(2012)
ヒュー・ジャックマンは1968年生まれのオーストラリア出身。
これまでに「X-MEN」シリーズや『レ・ミゼラブル』など数多くのヒット作に出演しています。
映画『レ・ミゼラブル』ではゴールデングローブ賞を、映画『The Boy from Oz』ではトニー賞をいずれもミュージカル部門での主演男優賞を受賞しています。
大学の単位を取得するために履修した演劇クラスで演劇に興味を持ったことや、高校生時代は生徒会長を務めるなどまさに文武両道ですね。
俳優としてブレイクする前は、体育の補助教員として働いていたこともあるそうです。
主な出演作品「X-MEN」シリーズ、『ニューヨークの恋人』『プレステージ』『レ・ミゼラブル』などがあります。
ミシェル・ウィリアムズ(チャリティ役)
参考映画:『マリリン 7日間の恋』(2011)
ミシェル・ウィリアムズは1980年生まれのアメリカモンタナ州出身。
ゴールデングローブ賞で主演女優賞を受賞した映画『マリリン 7日間の恋』でマリリン・モンローを演じ切ったことで話題を集めました。
また映画『ブロークバック・マウンテン』では放送映画批評家協会賞を映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』では、全米映画批評家協会賞とニューヨーク映画批評家協会賞をいずれも助演女優賞を受賞しています。
『ブロークバック・マウンテン』で共演した『ダークナイト』のジョーカー役でお馴染みのヒース・レジャーと交際し、2005年に娘を出産しています。
主な出演作品『ブロークバック・マウンテン』『シャッターアイランド』『マリリン 7日間の恋』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などがあります。
ザック・エフロン
参考映画:『セブンティーン・アゲイン』(2009)
ザック・エフロンは1987年生まれのアメリカカリフォルニア州出身。
11歳から演技を始め、2006年から放送されたディズニー・チャンネルの『ハイスクール・ミュージカル』で主人公を演じたことでブレイクしました。
甘いマスクと鍛え抜かれた肉体美にメロメロになってしまう女性が多発していますね。
またアルコールや処方箋中毒であることを自ら告白するなど包み隠さない性格にも好感が集まっています。
一般女性と交際するなどアナタにもチャンスがあるかも知れませんね!!
主な出演作品『ヘア・スプレー』『セブンティーン・アゲイン』『きみがくれた未来』『ベイウォッチ』があります。
キアラ・セトル
参考映画:『幸せをつかむ歌』(2015)
キアラ・セトルは1975年生まれのアメリカハワイ州出身。
ミュージカルでの活躍が殆どで、映画での露出は少ない俳優さんです。
映画『グレイテスト・ショーマン』の劇中歌「This is me」はゴールデングローブ賞の最優秀主題歌賞に輝きました。
圧倒的な歌声は本作になくてはならない魅力となっています。髭のメイクなど見た目も大きな印象を与えていますね。
またテレビ番組「スッキリ」にも生出演するなど、注目度はうなぎ登りです。
主な出演作品に『幸せをつかむ歌』があり、この作品でも観ることができます。
レベッカ・ファーガソン
参考映画:『ミッション:インポッシブル ローグネイション』(2015)
レベッカ・ファーガソンは1983年生まれのスウェーデン出身。
スウェーデンやイギリスで活躍したのち、映画『ヘラクレス』で2014年にハリウッドデビューしたばかり俳優さんです。
デビューするなり映画『ミッション:インポッシブル ローグネイション』のヒロイン役に抜擢されるなど、今後の活躍が非常に楽しみです。
とにかく美しい!!月並みな表現ですがまるでお人形のようですよね。
イチコロで虜になってしまいました。
主な出演作品『ヘラクレス』『ミッション:インポッシブル ローグネイション』があります。
3.映画『グレイテスト・ショーマン』のみどころ
見どころ①実話がベース
本作『グレイテスト・ショーマン』は、実在した興行師P.T・バーナムの半生を基に、脚色して制作されている映画です。
バーナムは19世紀末に実際に社会的差別の対象であった人々を集めて、サーカス団を設立していました。
今よりも差別や迫害にさらされることが非常に多かったはずです。
その中で人気を博した彼らのエネルギーは大変なものだったのでしょうね。
実際のバーナムは非情なビジネスマンの側面もあったとも言われています。
前知識として現代の物語でなく、19世紀末の物語がベースになっている事を知っておくのも、本作をより楽しむ手助けになると思います!
見どころ②ミュージカルならではの歌の力!
日本公開は2018年2月16日(金)からストートする『グレイテスト・ショーマン』。
しかし、公開が待ちきれずに、少しフライング気味に映画サントラを聴いている筆者。
一曲目「The Greatest Show」は、唸り声のような迫力ある歌声から始まります。
全ての始まりを力強く告げるようで、一瞬テンションが最高調になります!
また、ヒュー・ジャックマンの呟くような小声の歓迎も魅力的です。
そして何よりゴールデングローブ賞の最優秀主題歌賞に輝いた「This is me」です。
圧倒的歌唱力で魅せるキアラ・セトル。今から映像と共に観るのが楽しみでなりません。
“This is me=これがわたし”というタイトルも、本作のメッセージを色濃く反映させています。
ミュージカル映画といえば、歌声の迫力や豊かな表情に感動したいですよね。
本作は音楽を聴く限り、期待を裏切ることはないと言えると思います!
4.まとめ
ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画にハズレなし!!
キアラ・セトルという新たなスターも生まれたエネルギーに満ちた本作『グレイテスト・ショーマン』。
是非、音響の整った劇場でご鑑賞下さい。2月16日(金)より全国ロードショーです。