全国の映画館にて公開中のXJAPANのドキュメンタリー映画『WE ARE X』は大ヒット中!
今回はスティーブン・キジャック監督の『WE ARE X』をご紹介します。
CONTENTS
1.XJAPANドキュメンタリー映画『WE ARE X』
XJAPANのこれまでの軌跡を追ったアメリカ制作のドキュメンタリー『We Are X』。
2016年にイギリスで製作され、日本のヘヴィメタルバンドであるX JAPANおよび、ドラマーでピアニストでリーダーのYOSHIKIに姿に迫る映画。
監督はスティーブン・キジャックによるもので、2016年1月23日のサンダンス映画祭にて初公開しました。
映画『WE ARE X』の作品情報
【公開】
2017年(イギリス映画)
【監督】
スティーブン・キジャック
【キャスト】
YOSHIKI、ToshI、PATA、HEATH、SUGIZO、TAIJI、HIDE、ジーン・シモンズ
【作品概要】
ロックバンド「X JAPAN」の軌跡を追ったアメリカ製ドキュメンタリー。監督は「ザ・ローリング・ストーンズ」のドキュメンタリー「ストーンズ・イン・エグザイル 『メイン・ストリートのならず者』の真実」などを手がけたスティーブン・キジャク。
映画『WE ARE X』のあらすじ
1982年に高校生だったYOSHIKIは、Toshiとともにバンドを結成。日本国内のみならず世界へと活動の場を広げていった「X JAPAN」。
1997年に惜しまれつつも解散、2007年に再結成をした同バンドの歩んできた道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
メンバーの脱退、解散、HIDEとTAIJIの死、ToshIの洗脳騒動など、バンド活動のみらなず波乱の連続。
2014年10月に開催されたマディソン・スクエア・ガーデン公演の舞台裏を追いながら、YOSHIKIたちの軌跡を追ります…。
スティーブン・キジャック監督のX JAPANへの想いは?
2014年10月11日に開催されたマディソン・スクエア・ガーデンでの「X JAPAN」のコンサートから撮影を開始したスティーブン・キジャック監督。
彼はニューウェーブの隆盛以降の13歳頃を最後にヘビーメタルを聴いてなく、「X JAPAN」の存在も知りませんでした。
「X JAPAN」について調べるうちに、キジャック監督が生まれて初めて買ったレコードであるキッスの「ラヴ・ガン」が、YOSHIKIとToshlが初めて買ったレコードと同じであったことに感銘を受けます。
また、キジャック監督がSUGIZOと初めて会った際に、SUGIZOが英国のニューウェーブバンドであるジャパンのベーシスト、ミック・カーンの友人であったことを知ります。
ほかにも、X JAPANのメンバーも同じく、ニューウェーブからの影響を受けたことなど、キジャック監督は「X JAPAN」のとの共通性を見つけました。
キジャック監督は、YOSHIKIが過去何十年もの間に渡り、自身の人生と「X JAPAN」を記録した映像をストックしていたため、映画制作にあたり、制作チームが発掘した映像が使われています。
例えば、キジャック監督が影響を受けたデヴィッド・リンチ監督が演出した「Longing 〜切望の夜〜」のミュージックビデオの未発表映像もその1つです。
映画『WE ARE X』の映画での評価は?
サンダンス映画祭でのプレミアの前に、ローリングストーンは、サンダンスで見たい25の映画の1つにを挙げたことが話題になりました。
また、サンダンス映画祭にて『WE ARE X』は、特別編集審査員特別賞を受賞と、South by Southwestのタイトルデザインで優秀賞を受賞しました。
そのほか、放送映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞で「ベスト・ミュージック・ドキュメンタリー」にノミネートされている。
第89回米国アカデミー賞アカデミー賞最優秀オリジナルソング賞に、エンディング・テーマ「La Venus」がノミネートされました。
まとめ
日本の音楽シーンでも「X JAPAN」の解散や出来事は大きく話題になったことです。
しかし、「X JAPAN」にここまで迫った映像をまとめたテレビや映画は制作されませんでした。
スティーブン・キジャック監督は、ザ・ローリング・ストーンズ」のドキュメンタリー『ストーンズ・イン・エグザイル 「メイン・ストリートのならず者」の真実』も手がけています。
スティーブン・キジャク監督は2015年2月にこのように述べ、「私は音楽ドキュメンタリーをやめなければならないかもしれない。X JAPANの物語はあまりにもドラマチックでこの後、どう作ればいいかわからない」とまで言わせたのです。
YOSHIKIさんの手術と映画公開の成功をファンのひとりとして見守っていきたいと思っております。
ぜひ、渾身の音楽ドキュメンタリーをご覧ください!