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映画『ミラクルニール』あらすじネタバレと感想。動画無料視聴法も

  • Writer :
  • 山田苺

昨今、空前の猫ブームに一石を投じる“ワン”ダフルムービー『ミラクル・ニール!』

サイモン・ペッグ演じる冴えない主人公を、与えられた能力でけなげに貢献する犬のデニスに、思わずにっこりしてしまうファンタジー・コメディとなっています。

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1.映画『ミラクル・ニール!』の作品情報

(C)2015 Anything Absolutely Ltd All Rights Reserved

【公開】
2016年公開(イギリス映画)

【原題】
Absolutely Anything

【監督】
テリー・ジョーンズ

【キャスト】
サイモン・ペッグ、ケイト・ベッキンセール、サンジーブ・バスカー、ロブ・リグル

【作品概要】
イギリスコメディ集団「モンティ・パイソン」のメンバーの1人、テリー・ジョーンズが監督したコメディ映画。

雑な理由で地球の存続に関わる運命を背負わされた、冴えない男が特殊能力でいろんな人を巻き込むハチャメチャな騒動を繰り広げますが、その能力はまさかの飼い犬デニスに移ったことで、事態は急展開します!

犬のデニスの声優は、ロビン・ウィリアムズが担当しており、日本公開では今作が遺作となっています。

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2.映画『ミラクル・ニール!』のあらすじとネタバレ


(C)2015 Anything Absolutely Ltd All Rights Reserved

人類を下品で野蛮と定義する、「優等種銀河間評議会」のメンバー(宇宙人)は、その人類の素行の悪さに我慢できず、地球を破壊し一掃することを可決してしまいます。

しかし、メンバーは最後のチャンスとして、自分達の能力を、ランダムで地球人の1人に与え、悪事に使わず正しく使うかテストしようとしますが、このテストを過去合格したものは1人としていませんでした。

そんな無謀なテストに選抜されたのは、イギリスに住む冴えない男性、ニール・クラーク。

国語の教師を務める傍ら売れない小説を執筆しており、ペット不可の物件にデニスというオスの犬と、上の階の住人ロージーに度々文句を言われながらも暮らしています。

そんなニールは、下の階に住む女性・キャサリンに好意を抱いていますが、満足に話す機会も余りありません。

キャサリンは書籍番組のディレクターとして働いており、実はニールの書籍を番組のメインコメンテーターに何度も薦めていました。

ところがコメンテーターは本を読まない人のようで、いつも勝手に決めてしまうような人物でした。

仕事だけならず、男関係も上手く行っておらず、飲み屋で知り合ったグラント大佐とは一瞬だけ付き合ったものの、すぐに別れます。

ところが当のグラント大佐はその後もストーカーよろしく、キャサリンに付きまとうのでした。

さらに同じ職場のプロデューサーであるジェームズは、キャサリンに身体目当てで関わってきます。

仕事もプライベートも散々な彼女は、とうとう1人で泣き出してしまいます。

そこをたまたま通りがかったニールは、キャサリンを慰めました。

キャサリンもニールに気があるのですが、ニールのあまりの奥手っぷりに、同性愛者なのかと勘違いするほどでした。

そんなニールが、空から見えない光を受け、全能の力が身につきますが、当人は気付いていません。

職場での昼食時に、ニールの同僚・レイは全能の力を手にしたらどうするかと雑談をします。

ニールは愛犬であるデニスに原稿を吐き出させると、右手を振りながら適当に返事をしますが、そのころ家で留守番しているデニスが原稿を吐き出していました。

レイは同僚の女性、ドロシーが自分を崇拝させたいと、歪んだ好意を口走っています。

さらにニールは、自分のクラスを壊滅させると愚痴をこぼしますが、その瞬間彼のクラスは文字どおり破壊され、38人の生徒が全滅します。

怖くなったニールは家に帰ると、デニスの糞が床に落ちているのを見て、糞が消えるよう言います。

すると、糞はひとりでに歩き出し、自らトイレに飛び込み流れていきました。

まさかと思い、床に落ちている髪を見ると、それはデニスが書いた原稿でした。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ミラクル・ニール!』ネタバレ・結末の記載がございます。『ミラクル・ニール!』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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自分が右手を振って願いを唱えると現実になると考えたデニスは、試しにこぼしたウイスキーをシングルモルトにかわるよう唱えます。

命令どおり、瓶はひとりでに歩き出しますが、後を追うと酒屋のガラスを打ち破り、ケースにあったシングルモルトと交代するというアナログにも程がある結果でした。

後を追っていたニールが現行犯と間違われ、必死に逃げている際、デニスと食事させろといいます。

次の瞬間、デニスは自宅に瞬間移動すると、デニスと一緒に食事をしていました。犬の餌で。

餌の不味さに顔をゆがめつつ、クラスが壊滅したのも自分のせいだと悟ったニールは、とっさに死人を生き返らせろと唱えます。

死体安置所では、生徒達が全員蘇りますが、墓に埋められていた死人もゾンビとして蘇ってしまいました。

困ったニールは、クラスの壊滅をなかったことに使用とすると、今度は同僚のレイと食事をしている時間まで戻っていました。

他にも、クラスに行く前に、誠実で思いやりのある熱心な生徒になるよう唱えたり、洸胃腸が自分に親切になるようなど、小さな願いしか唱えません。

ついでにレイの「ドロシーが自分に崇拝する」という願いもかなえますが、泥氏0の生徒までもがレイを崇拝するというプチ教徒化してしまい、かえって困っています。

ニールは自分の能力をレイに説明し、実証します。

2人は有意義な能力の使い方について話し合いますが、富と名声を手に入れる以外、難易も思いつきませんでした。

そこでニールは、この能力でキャサリンと“いい関係”になりたいと唱えます。

するとキャサリンが部屋までやってきて、ニールを押し倒しますが、これはニールの能力の前に、彼女の女友達が、相手が奥手なら自分から迫ってしまえとたきつけたからでした。

次の日にはほえるデニスを喋れるように唱えると、ずっとビスケットと連呼するだけで、会話が成立しないので、合理的な思考を持つように唱えなおします。

そこへ先日のことを謝りに来たキャサリンがやってきましが、ニールの部屋からデニスの声(オス)が聞こえてきてしまい、いよいよニールのゲイ疑惑が濃厚になり、彼女は怒って帰ってしまいます。

ニールはレイからドロシーの教徒化を止めてくれとまとわり疲れながらキャサリンの後を追うのでした。

キャサリンは再び勝手に付き合えていると暴走しているグラントに振り回され、ついには勝手に新居を借りてプロポーズまでされてしまいます。

ニールはついに自分の能力を、キャサリンに告白し、信じてもらうためにキャサリンの職場環境がよくなるよう唱えます。

するとそこへグラントがニールの部屋に乱入してきます。

ニールは能力でグラントを押さえつけようとしますが、降参したフリをしたグラントに返り討ちに会います。

能力を知ったグラントはデニスを人質(犬?)にして、思うが侭に能力を使わせます。

キャサリンは自分のオフィスに行き、初めてニールの能力が本物だと確信します。

そこでレイと合流して、ニールがグラントに拉致監禁されていると発覚します。

現場に駆けつけると、グラントは能力でキャサリンが自分に迫るように能力を使い、その通りになります。

しかしそのとき、キャサリンがグラントを押し倒したことで隙が生まれ、ニールとデニスは解放され、グラントの望み(とついでにレイのも)を取り消すよう唱えます。

一件落着かと思われましたが、キャサリンは自分の好意も、ニールの能力によるものではないのかと考えるようになってしまいます。

フラれたニールは、自分の幸せしか考えてこなかったことを反省し、世界を良くする様なことを唱えますが、どれも裏目に出てしまい上手くいきません。

能力を持ってしても、何一つできないことを思ったニールは、その責任に耐えられず橋から飛び降ります。

そこへデニスが飛び込み助けようとしますが、デニスは犬なのに泳げませんでした。

結局ニールに助けられるデニスですが、彼はデニスに能力を譲ることにします。

能力を受け継いだデニスはすぐに、この能力の根源を破壊して、永遠に使えないようにすると唱えます。

ちょうどその頃、宇宙人3人メンバーは地球の破壊を決定し、実行する寸前でした。

ところがデニスの能力のおかげで、地球への攻撃は優等種銀河間評議会へと変更されたのでした。

地球の平和は守られ、能力がなくなったことをキャサリンに告げると、2人で食事に行くことになりました。

一方、デニスはまだ能力を持ったままですが、ニールには秘密にしているのでした。

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3.映画『ミラクル・ニール!』の感想と評価


(C)2015 Anything Absolutely Ltd All Rights Reserved

サイモン・ペッグの冴えない感じと、そんな飼い主にも健気なデニスの掛け合いは、ずっと見ていたくなるほどでした。

ある意味全能でありながら、皆こすい願い事しか言わないという点も、かえってリアリティがあって面白いです。願いというか、殆ど妄想を現実にしたような汚い願いばかりですが・・・

それにしても、ニールが死人を蘇らせた願いは、完全に『ショーン・オブ・ザ・デット』のそれを彷彿とさせました。

結果的にデニスはニールよりも賢い能力の使い方をしていました。

でも、そこまで賢いなら「なでられて喜ぶのは、飼い主が喜んでいるので、ふりをしてるだけ」って言うのは胸のうちに秘めて欲しかったなと、ペットを飼っているものとしては痛切に感じるところでした…ガンバレ、ニール!

まとめ


(C)2015 Anything Absolutely Ltd All Rights Reserved

普通、全能者になる映画を見ると、どこか頭の片隅で自分だったら、どんな風に能力を使うだろうと考えますが、この映画を見ると全くその考えが出てきませんでした。

皆等身大過ぎて、自分のことしか願わないからでしょうか…。

だいたいこれがニールだったから良かったものの、もし思春期真っ只中の高校生男子とかだったらと思うとゾッとします。秒で地球は破壊されます。

そう考えると、ニールは案外?平凡ではないのかなと考えるようになりそうです…。

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