映画『マッド・ダディ』は、2018年6月23日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー。
幸せな毎日を過ごし、2人の子どもにも恵まれた主人公ブレント。いつものように会社に行き、オフィスにあったテレビを見たら驚くべきニュース!
実の親が子どもを殺害する事件が相次ぎ、あちらこちらでパニック状態となっているという衝撃に、ブレントは自身の子どもを案じて仕事を切り上げましたが、しかし、愛する子どもを見た瞬間、とブレントの心境に正体不明の殺意が「この子たちを殺さなければ⁈」。
CONTENTS
映画『マッド・ダディ』の作品情報
【公開】
2018年(アメリカ映画)
【原題】
Mom and Dad
【脚本・監督】
ブライアン・テイラー
【キャスト】
ニコラス・ケイジ、セルマ・ブレア、アン・ウィンターズ、ザカリー・アーサー、ランス・ヘンリクセン、オリビア・クロチッチア
【作品概要】
ある日親たちが凶暴化し、わが子に襲いかかる世界を描いたニコラス・ケイジ主演のスリラー。演出は『アドレナリン』『ゴーストライダー2』で知られるブライアン・テイラー監督。
ニコラス・ケイジのプロフィール
ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)は、1964年1月7日にカリフォルニア州のロングビーチ生まれの俳優。
本名はニコラス・キム・コッポラ(Nicolas Kim Coppola)で、父親はサンフランシスコ州立大学の学部長、母親は元バレエ・ダンサー、叔父に映画監督のフランシス・フォード・コッポラ、叔母に女優タリア・シャイアなどといった芸能一家で育ちます。
15歳で演技の勉強のため、ビバリーヒルズ高校を中退した後、地元の名門アメリカン・コンサバトリー・シアターに参加。
そこで舞台経験をの下積みした後に、1982年に『初体験リッジモント・ハイ』でニコラス・コッポラの芸名でスクリーンデビューを果たします。
その後、1984年にフランシス・フォード・コッポラ監督の『ランブルフィッシュ』でスモーキー役を演じ、1985年にも同監督の『コットンクラブ』でヴィンセント役を務めます。
1987年に、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の映画『赤ちゃん泥棒』でハイ・マクダノー役を演じ、1990年にデヴィッド・リンチ監督の『ワイルド・アット・ハート』でセイラー役を務めあげました。
また1995年には、マイク・フィギス監督の作品『リービング・ラスベガス』のベン・サンダーソン役でアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
その後はアート系の映画のみならず、『ザ・ロック』(1996)や『コン・エアー』(1997)、また『フェイス/オフ』(1998)などのハリウッド娯楽作にも出演するようになります。
また、近年2016年には、実在する人物のゲイリー・フォークナー役を演じたコメディ映画『オレの獲物はビンラディン』などで、これまでにないキャラクターを演じて新境地を見せています。
映画『マッド・ダディ』のあらすじ
ある日突然、パパとママが狂いだす!
父親ブレントにとって、いつもと変わらない朝、何一つ変わらない日常。
若い頃に思い描いていたようなものとは、全く違う冴えない日常だけど、彼にとって結婚して十数年。
2人の子どもにも恵まれ「幸せなんだ、コレでいいんだ」とブレントは自分に言い聞かせて暮らしていました。
いつものように会社へ行き、ダラダラと仕事をこなしていたが、その日のテレビに映し出されたニュースが、いつもと違っていました。
親が実の子どもを殺害したという陰惨なニュースが ひっきりなしに報じられていました。
国中がパニック状態に陥るなか、愛する子どもたちの身を案じるブレントは、仕事を早退して帰宅。
「良かった、子供たちは無事だ」と思いきや、ブレントは愛しい我が子の顔を見た瞬間、彼の中で何かがはじけ飛びます。
「子たちを殺さなければ!!」とブレントは、正体不明の殺意に突き動かされてしまいます…。
映画『マッド・ダディ』の感想と評価
ニコラスはじめ、魅力ある俳優共演!
6月23日より公開となるニコラス・ケイジ最新作『マッド・ダディ』。
主人公ブレント役を主演を務めるニコラスは、言わずと知れたハリウッドのトップスター。
映画『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、演技派俳優としての地位を確立した後には、『ザ・ロック』や『コン・エアー』、または「ナショナル・トレジャー」シリーズなどの大作のアクションスターとして活躍。
一流の俳優として今なおハリウッドの一線で活動する唯一無二の存在です。
そんなニコラスが、「ここ十数年に出演した作品の中で一番気に入っている作品」と言わしめたのが、本作『マッド・ダディ』。
ある日、突然世の中の親たちが自分の子どもにだけ殺意を向け襲い始めるという、衝撃的な物語のなか、ニコラス演じるブレントもまた愛する我が子を殺害するために暴れまわります。
これは演技派かつ、肉体派でもあるニコラスの魅力と、実話コメディの『オレの獲物はビンラディン』のような狂気っぷりが、またも最大限に活かされた作品担っています。
また、ギレルモ・デル・トロ監督の出世作「ヘルボーイ」シリーズでヒロインを務め上げたセルマ・ブレアが、ブレントの妻ケンダルを演じています。
その他、『フィフス・ウェイブ』でクロエ・グレース・モレッツの弟を健気に演じた子役ザカリー・アーサーや、「エイリアン」シリーズ のランス・ヘンリクセンたち、実力派キャストが脇を固めています。
監督は『アドレナリン』のブライアン・テイラー
2007年に、エクストリームな設定で大きな話題となった『アドレナリン』などで知られる鬼才ブライアン・テイラー。
2012年の『ゴーストライダー2』以来となるニコラス・ケイジとのタッグ作品で、ブラックユーモアとバイオレンスを融合させた、愛と狂気に満ちた、これまでにないスリラー作品となっています。
本作を上映する劇場は
【東北地区】
宮城 MOVIX利府 6月23日〜
山形 MOVIE ON やまがた 7月7日~7月20日
【関東地区】
東京 シネマート新宿 6月23日〜
東京 MOVIX昭島 6月23日〜
埼玉 MOVIX三郷 6月23日〜
群馬 MOVIX伊勢崎 6月23日
【中部地区】
愛知 ミッドランドスクエア シネマ 6月23日〜
【近畿地区】
大阪 シネマート心斎橋 6月23日〜
大阪 MOVIX堺 6月23日〜
京都 MOVIX京都 6月23日〜
兵庫 神戸国際松竹 6月23日〜
*上記の上映館は5月6日現在のものです。作品の特性上、セカンド上映や全国順次公開されることが予想されます。お近くの劇場をお探しの際は、必ず公式ホームページをご覧ください。
まとめ
映画『マッド・ダディ』は、“狂ったオトナたち”から逃げのびる、子どもたちの衝撃の作品ですよ。
また、演技派であり、アクションスターでもあるニコラス・ケイジが、『アドレナリン』や『ゴーストライダー2』のブライアン・テイラー監督と仕掛ける狂気のハイボルテージ・スリラーとなっています。
スタッフの撮影監督には、『悪魔のいけにえ』『テキサス・チェーンソー』『13日の金曜日(09)』で知られるダニエル・パールが担当。
映画『マッド・ダディ』は、2018年6月23日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー。
ぜひ、お見逃しなく!