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Entry 2018/11/16
Update

『傑作?珍作?大珍作!! コメディ映画文化祭』開催日時と上映作品情報。トークショー内容も併せて紹介

  • Writer :
  • 石井夏子

2018年12月15日(土)、16日(日)に座・高円寺2にて開催するAfter School Cinema Club + Gucchi ’s Free Schoolによる上映イベント『傑作? 珍作? 大珍作!! コメディ映画文化祭』の全作品とスケジュール詳細が決定いたしました。

上映作品は、『突撃!O・Cとスティッグス/お笑い黙示録』『マネキン』『ヴァン・ワイルダー』『パンチドランク・ラブ 』

そして新たに、アメリカの新進気鋭のイラストレーター、ダッシュ・ショウによる長編アニメーション映画デビュー作『ボクの高校、海に沈む(My Entire High School Sinking Into the Sea)』(2016)、黒人版『アメリカン・グラフィティ』とも称される、青春映画の隠れたマスターピース『クーリー・ハイ(Cooley High)』(1975)、そして『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督の傑作『BOY(Boy)』(2010)の3作品が上映決定!

3本全て日本初上映のとても貴重な機会となります。

また、期間中には、長谷川町蔵氏、山崎まどか氏、加藤るみ氏などをゲストに迎えてのトークショーも予定されています。

この記事では各作品の紹介と上映スケジュールをお届けいたします。

『傑作? 珍作? 大珍作!! コメディ映画文化祭』開催概要

開催日時
2018年12月15日(土)、16日(日)

開催場所
座・高円寺2

JR中央線高円寺駅 北口を出て徒歩5分

料金
全日券:8,000円、15日券:5,000円、16日券:4,000円

各回前売り券:1,500円(『突撃!O・Cとスティッグス』のみ1,000円)

当日券:1800円(『突撃!O・Cとスティッグス』のみ1,000円)

前売りチケットは現在Peatixにて好評発売中!

映画『突撃!O・Cとスティッグス/お笑い黙示録』の作品情報


【製作】
1985年(アメリカ映画)

【監督】
ロバート・アルトマン

【キャスト】
ダニエル・ジェンキンス、ニール・バリー、ジェーン・カーティン、ポール・ドゥーリー、デニス・ホッパー、メルビン・バン・ピーブルズ

【作品概要】
ふたりの高校生、O・Cとスティッグスはシュワブ一家に悪戯を繰り返していました。

一家が経営する保険会社が退職年金を取り消し、そのせいで祖父と一緒に暮らすO・Cも迷惑をこうむったからです。

やがてO・Cとスティッグスはさらにとんでもない悪戯作戦を立てますが……。

鬼才アルトマン監督が人気雑誌『ナショナル・ランプーン』に登場するキャラクターを映画化。

アメリカ社会を徹底的に皮肉った青春コメディ。

SD画質をアップコンバートして上映します。

映画『突撃!O・Cとスティッグス/お笑い黙示録』上映日時

12月15日(土) 16:10

映画『マネキン』の作品情報

【製作】
1985年(アメリカ映画)

【監督】
マイケル・ゴットリーブ

【キャスト】
アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラル、エステル・ゲティ、ジェームズ・スペイダー、G・W・ベイリー、キャロル・デイヴィス、メスハック・テイラー

【作品概要】

自分の作ったマネキンに恋をする青年の姿を描くファンタジー。

製作はアート・レヴィンソン、エグゼクティヴ・プロデューサーはエドワード・ルゴフと監督のマイケル・ゴットリーブ、脚本もゴットリーブが手がけ、共同でエドワード・ルゴフが執筆しています。

撮影はティム・サーステッド、音楽はシルヴェスター・リヴェイ、編集はリチャード・ハルシーが担当。

出演はアンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラルほか。

Blu-ray上映です。

映画『マネキン』上映日時

12月16日(日) 14:55

加藤るみ氏によるトークショーを開催予定

映画『ヴァン・ワイルダー』の作品情報


【製作】
2002年(アメリカ映画)

【監督】
ウォルト・ベッカー

【キャスト】
ライアン・レイノルズ、タラ・リード、ティム・マシスン、カル・ペン、ダニエル・コスグローヴ、デオン・リッチモンド、アレックス・バーンズ、ポール・グリーソン、エリック・エストラーダ、カーティス・アームストロング

【作品概要】

主人公は遊んでばかりの大学生。

イケてるパーティーを主催して人気を集める主人公のキャラクターが物語の鍵になっており、人物の面白さに焦点を当てています。

主演は『デッドプール』(2016)のデッドプールこと、ライアン・レイノルズです。

Blu-ray素材により、日本初上映されます。

映画『ヴァン・ワイルダー』上映日時

12月15日(土) 13:30

トークショー予定(ゲスト未定)

映画『パンチドランク・ラブ』の作品情報

【製作】
2002年(アメリカ映画)

【監督】
ポール・トーマス・アンダーソン

【キャスト】
アダム・サンドラー、エミリー・ワトソン、ルイス・ガスマン、フィリップ・シーモア・ホフマン、メアリー・リン・ライスカブ

【作品概要】

『ブギーナイツ』『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソン監督の第4作。

食品会社のマイレージ・キャンペーンの盲点を突き、プリンを大量に買い込んで金儲けした男の実話を元に、7人の姉に抑圧されっぱなしの真面目だがサエない男が、運命の恋に出会っての大騒動を描きます。

アダム・サンドラー扮する主人公と恋人の純愛場面で流れる曲は、ロバート・アルトマン監督の『ポパイ』でオリーブ役シェリー・デュバルが歌った歌です。

映画『パンチドランク・ラブ』上映日時

12月16日(日) 11:00

映画『ボクの高校、海に沈む』の作品情報

【製作】
2016年(アメリカ映画)

【監督】
ダッシュ・ショウ

【声のキャスト】
ジェイソン・シュワルツマン、レナ・ダナム、レジー・ワッツやスーザン・サランドン

【作品概要】

アニメーション映画『ボクの高校、海に沈む』は、ジェイソン・シュワルツマン、レナ・ダナム、レジー・ワッツやスーザン・サランドンなど豪華な面々が声優を務めました。

ダッシュ・ショウ監督のキテレツなイマジネーションが爆発したハイスクール・サバイバル・コメディです。

Blu-ray素材により、日本初上映されます。 

映画『ボクの高校、海に沈む』上映日時

12月15日(土) 11:00

映画『クーリー・ハイ』の作品情報

【製作】
1975年(アメリカ映画)

【監督】
マイケル・シュルツ

【キャスト】
グリン・ターマン、ローレンス・ヒルトン=ジェイコブス

【作品概要】

『クーリー・ハイ』はスプリームスやミラクルズなど、モータウン・サウンドを代表する楽曲が全編に響き渡る、アフリカ系アメリカ人の若者のユーモラスで切実な生き様を描いた青春映画です。

Boyz Ⅱ Menをはじめ、映画ファンのみならず多くのアーティストにも影響を与えています。

Blu-ray素材により、日本初上映されます。

映画『クーリー・ハイ』上映日時

12月15日(土) 18:25

長谷川町蔵氏と山崎まどか氏によるトークショー開催予定

映画『BOY』の作品情報

【製作】
2010年(ニュージーランド映画)

【監督】
タイカ・ワイティティ

【キャスト】
ジェームズ・ロールストン、タイカ・ワイティティ、クレイグ・ホール

【作品概要】

公開当時、ニュージーランド本国で国内最高の興行収入を打ち立てた『BOY』が待望の日本初公開! 

いまや世界的なヒットメイカーとなったタイカ・ワイティティの描く一人の少年の成長譚は、批評家からも絶賛され、タイカ・ワイティティ作品の中でも非常に重要な一本となっています。

ワイティティ自身も主人公の父親役をワイルドに熱演しています。

Blu-ray素材による上映です。

映画『BOY』上映日時

12月16日(日) 13:00

まとめ

2018年12月15日(土)、16日(日)に座・高円寺2にて開催される『傑作? 珍作? 大珍作!! コメディ映画文化祭』の全作品とスケジュール詳細が決定いたしました。

名作コメディ4本に加え、長編アニメーション映画『ボクの高校、海に沈む』、黒人版『アメリカン・グラフィティ』とも称される『クーリー・ハイ』、そして『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督の傑作『BOY』の3作品が上映決定!

3本全て日本初上映のとても貴重な機会となります。

詳細は公式イベントページにてお確かめ下さい。

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